日々、いろいろな出来事がおこる。国家間の戦争・紛争からテロに始まり、地域、会社、そして個人的にもさまざまなことがおこる。そこには、多くの人がいて、それだけの人生がある。いろいろな局面で、人は選択して生きていかなくてはならない。人間の人生は…
我が家の春の訪れは、ミモザからはじまる。やがてサンシュユ、クリスマスローズが咲き始める。裏山のウグイス、シジュウカラの歌が始まる。 やがて、妻の育てたクレマチスが満開となる。ここのところしょっちゅう写真を載せているが、最初はほんの小さな苗だ…
物事には何事も終わりがあるとすれば、不倫にも終わりはある。不という字から始まるような言葉に、それほど幸せな終わりの形があるとは思えない。いずれにしても、自分たちが不倫(という不という字から始まる行い)をしていると認識した時点ですぐに終わら…
互いに夢中になってしまってからしばらくの間、なにも怖いことはない。互いの都合のつくときにあって、逢瀬を楽しむ。大抵は既婚者の都合にあわせることになるのだろうが、とにかく会っている間は楽しいし、別れたあともいろいろな通信手段を講じてつながっ…
不倫ということはしてはいけない悪いことなのか、そもそも定義としてどういうことをいうのかも考えてみるとよくわからない。好き合った二人がすることなので他人がとやかく口出しすべきことではないということはわかっているが、これほどまでに有名人の不倫…
我が家のフラットコーテッドレトリバーのナイト、二、三日前から元気が無い。少し変だと思っていたら、今朝、マルチーズのコロがずいぶん吠えて、私たちを起こした。ついていったら、ナイトがもどしていた。 大慌てでかかりつけの犬猫病院に連れて行ったのだ…
せめてもの健康維持のためと思って、通勤経路を変え朝晩40分歩くようになってから6年半。ずいぶん歩いたものだ。 およそ3.5キロ。駅から病院までのルートはいくつかあって、この神社はその一つの途上にある。この神社のことはこれまでにも、何度か書いてき…
片付けものをしていると、思いがけず昔の写真とか手紙が出てくることがある。 こういうものをみると、若い時のすばらしく楽しかった思い出がよみがえってくると同時に、旧悪、というほどではないけれど、ほろ苦い思い出もおまけについていたりする。 流れゆ…
鶴岡八幡宮の段葛の桜並木の花もほころび始めた。植えたばかりだからか咲いているのとそうでもないのとに差がある。 それでも、よく咲いてくれたものだ、この先の満開が待ち遠しい。 段葛の桜はもちろんいいのだが、うちの近くのゴミ集積所にもつい先日、親…
疲れきってしまい、これではいけないと思って、家族と一緒にいる時間をつくった。その結果、家族への愛しさを感じることとなった。 オンとオフ。仕事をオンとすれば、それ以外の時間はオフか。なんだか、これまでの人生、オンオンオンできて、家族のことを忘…
先日、高校の同期会の準備の集まりをするということで横浜まで出かけた。前回開いた同窓会は2010年(『大同窓会 なんと、100人超!』)。今回は入学40周年記念。とのこと。途中マイナーな集まり(『男子校の同窓会』)を2013年に1度行っているのだが、…
病理に関する誤解のいくつかについて、申し開きをさせていただいた。 このようなことになるのは、何より病理医が少ないことが原因であることは間違いない。 このブログを読んでいただいた方や、テレビドラマをご覧いただいた方は病理医という存在を少し身近…
この言い方は、根本的に間違っている。なぜかというと、病理診断があってはじめて病気が確定されて、その後の治療方針が決定されるからだ。 病変が良性腫瘍なら切除だけだが、悪性腫瘍なら切除に化学療法を加えたりする。このような治療方針の決定には、臨床…
ご遺体ならば解剖でいつも接している、というのは品の悪い言い方だけど、病理医も最近は患者さんやその家族と接する機会が増えてきた。病理診断科が標榜科となって病理外来を開設するようになったからだ。 この標榜科というのは、その病院にある診療科を外部…
べつに長時間労働がいいというわけではない。長時間労働そのものが能力の低さを示しているとも言われるほどだから、定時出勤退勤があるべき姿だろう。 以前、臨床医に私が鎌倉から都内へと通っていることを話したら、「病理だからそんなことか出来るんだよ」…
臨床研修制度が根付き、今ではすべての医者は臨床医を二年間経験する。だから、今の若い病理医は臨床の楽しさ、大変さを知った上で進んでくる。 私たちが医者になったころは、ストレートで各専門科に進んでいたので、専門以外の領域のことがわからないのが問…
以前は医療法で、総合病院という区分があって、その用件の一つに病理解剖が行なえる施設のあること、というのがあった。現在は法律的には総合病院という区分はなくなって、特定機能病院とか専門病院・大学病院とかいう分類がある。このうち、特定機能病院は…
病理医を主人公にしたテレビドラマ(フジテレビ水曜22時、『フラジャイル』)のおかげで、病理医というものの存在がずいぶん世の中に知られるようになったと思う。 あのドラマはずいぶん忠実に病理医の仕事、取り巻く環境を現してくれているのだが、少し補足…
数日前から、テーマ不足は充電不足、と感じていたが、自分の空っぽ感がひどく感じられる。 少し心の充電が必要だ。 病理について書き溜めておいた記事があったので、それを明日から順次掲載します。 コメント、よろしかったらいつも通りご意見下さい。 いろ…
女性や幼い子供が殺人や虐待の被害者となる事件の報道が連日のようにある。犯人はほとんどが男性、女性が関係していることもたまにあるが、主犯格の男性に引きずられてのことが多いようだ。男性の中には、生まれつき男性性が強くなっている人もいて、一概に…
階段の上の電球が切れた。妻に、交換するように頼まれた。私が交換するのは当然のことなので、黙って電球のストックを探しに行く。 なぜ、頼まれたときすぐに「いいよ」とか「わかった」とか返事の声が出ないのか、不思議でならない。相手が妻だから侮ってい…
今年の3月11日は5年前と同じ金曜日。 コロ健は相も変わらず、同じ職場に出勤し、同じような仕事をして一日を終えようとしている。少々、つらいこと、面倒なことはあるものの、家族皆が健康で、雨露しのげる屋根の下で暮らしていられることがどれほど幸せで、…
先日投稿した論文が、けんもほろろのコメントとともに返却されてきたばかりというのに、立ち直る前に某雑誌から査読の依頼が来た。 ちょっと苦手な領域だけど、これも勉強と思って引き受けた。手を着けてみると後悔先に立たずで、やっぱり断っておけばよかっ…
鎌倉鶴岡八幡宮の参道段葛の改修工事が終わりに近づいてきたようで、1年以上続いた両側のフェンス囲いの取り外しが始まった。 すっと立った桜並木と、すかすかのツツジにはちょっと違和感を覚えるが、しばらくすればやがて馴れるだろう。 若宮大路を横切るこ…
一昨日(6日)の晩、蛙がピョコピョコと道を横切っているのをみて驚いた。暦を確かめたら、去る5日が啓蟄だった。いよいよ本格的な春の到来だ。 一昨日の晩からは、雨音で目が覚めるほどの大雨。昨日(7日)の日中は散散だった。でも、夜になってからはよく…
本棚があまりにもひどい状態になったので整理することにした。“蔵書”といえるようなコレクションではないけど、それなりに量だけはある。 手を着ける前は、新書と語学関係の本を整理したら十分だろうと高をくくっていたら、そんなことなかった。あれこれ分類…
結婚式で牧師さんに、永遠の愛を誓うかどうか聞かれ、私はハイ、と答えた(はずだ)。その誓いが、そこで私たちを見守っていた神様との契約なのか、妻との契約なのか、両方なのかわからないけど、とにかく責任ある大人の立場で契約したことは間違いない。 た…
学会二日目。昨日は、鼻水が垂れるようなことも無く、無事に発表を終えることができた。学会に参加すると、たいていの人は十分に準備して臨んできて、いい発表をする。その分準備不足で発表すると結構惨めなことになる。 昨日の私、セッションの責任者から、…
数年前から自分も花粉症かもしれないと思っていたが、いろいろの症状を考慮し、去年、ついに自分のことを花粉症患者と自己診断した(『私も発症』2015年3月13日)。今年もしっかり鼻水が出て、目はしょぼしょぼ、くちびるもカサカサする。露地置きの自家用車…
月曜日のYahooニュースに”水10ドラマ 異例視聴率バトル”という見出しが躍っていて、感動した(記事の全文は文末に引用してあります)。バトルを繰り広げているのは、フジテレビの病理医ドラマ、長瀬智也主演の『フラジャイル』と日テレの『ヒガンバナ』だ。…
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