サルスベリの花もそろそろ終わり。今年の夏もこれですっかり終わりだ。 今年の夏もいろいろあった。 なんでもかんでも、あっという間に過ぎてしまうので、一つ一つを確かめることは難しかった。 今年も残すところあと3か月。 この3か月も、きっと、あっと…
秋分を過ぎ、街にはキンモクセイの馥郁たる香りがそこかしこに漂っている。 このブログ、こんな気持ちでいられたら、でもキンモクセイのことには何度か触れている。 私のお気に入りのキンモクセイは、自宅周辺のほか何本かある。いちばんのお気に入りは通勤…
今日は、朝のうちにフラットコーテッドレトリバーのナイトの散歩を済ませ、風邪気味で家にいる娘と一緒に勉強することにした。 某学会のシンポジウムでの発表は今度の土曜日。 発表原稿はできたが、やっと病理の写真がそろったところ。どうしても論文2本を…
この間のカンファレンスでの症例のプレゼン。あまり上手にできなかった。最近、きゅうにこういうプレゼン力が落ちていると自覚することが多い。 原因はいろいろあるだろう。 まず、勉強不足。 論文の読み込みが足りない。教科書もところどころ忘れているとこ…
先日、日本維新の会という政党が維新の党と名前を変えた時の旗揚げを報じていたNHKの画面をみて驚いた。 壇上で気勢を上げているのは、見事に男性ばかり。これは圧巻だった。 「これ、一体、なに。男しかいないじゃない。」不肖コロ健、絶句した。別な場面で…
不肖コロ健、通勤経験は長い。恥ずかしながら片道一時間以上かかる鎌倉東京の通勤はかれこれ20年になる。そんな私だが、最近ちょっと体力が落ちてきたからだろうと思うのだが、通勤電車がつらくなってきた。 こうなってみて通勤電車に乗っている女性はえらい…
「女の人は、幸せでいないといけないの」というのは義理の母の口癖だった。 彼女は今でも、そう思っているに違いない。だが、数年前に未亡人となった彼女を、娘夫婦である私達が幸せにしてあげているかといわれると十分にはそうしてあげられてはいない。 女…
昨晩、病院を出たところにある大きな公園の植え込みの中で、猫がいた。 最初はどんな猫だかわからなかったのだが、よくみたら、子猫だった。 この猫の模様ををどういう柄といえばいいのかわからなかったのでネットで調べてみたら、白が混じっているのでサバ…
相変わらずわが家では朝日新聞の購読をやめることなくダラダラと続けている。妻とも毎日のように、購読を続けるかどうしようかと話し合っているが、答えは出ない。投書欄(声)に、いったん購読をやめるという人の意見が掲載されていたが、毎朝配達してくれ…
鶴岡八幡宮の参道、段葛が全面改修されるそうだ。今年の4月に発表された説明では桜の木の植え替えだけで、来年の正月には終わっているという話だったが、どうせやるなら本格的にということか、1年半と長期の改修工事になるらしい。 鎌倉駅前のロータリーを…
先週の国際学会でのこと。 とある病態についてのワークショップが行われて、最後に司会者が国際的な診断基準の必要性について述べた。 そうしたら、もう一人の司会者が、「会場に病理の先生はどれぐらいいますか?手を挙げて下さい。」と呼びかけられた。 臨…
おとといの晩、時差ぼけでしんどかったのだが、病理の勉強をしたいという後期研修レジデント10人ほどを相手に、顕微鏡を一緒に覗きながらああだこうだ話していたら、あっという間に2時間過ぎた。この勉強会、学会に出かける前に約束していたので、ずらし…
0時過ぎに寝ても、2時には目が覚めてしまう。それきり目はさえ、6時前の起床まで眠れない。 年のせいで眠りが浅いのかとも思ったが、昼間、後頭部のあたりが痛重く、目がショボショボして、ときどき背筋に寒気を感じるのはやはり時差ぼけなのだろう。 検体、…
フランスは観光立国だ。初めてフランスに行ってみてそのことがよくわかった。たしかに観光資源に溢れていた。 ブルボン王朝とナポレオンがかき集めた世界中の財宝と人民から搾取して作った立派な宮殿に、年間八千万の人たちが訪れる。これに比べて日本への観…
自分自身の力不足が原因なのはわかっているが、不肖コロ健、医学の研鑽、勉強のために海外に出るようになったのは四十を過ぎてからと遅い。専門が決まったのもその頃であり、その分野での学問上の友人はまだ数えるほどしかいない。 国際学会に出ていつも思う…
先週一週間、パリであった学会出張のため、記事はその前から書き溜めておいたものをのせた。この、『STAP細胞論文と朝日新聞の従軍慰安婦報道の共通点』は一連の流れが同じ点だということでテーマにしてみたのだが、どうだっただろう。 そして、学会出張で日…
1週間ほど、国際学会のため、パリに出張していて、今夜帰国した。 発表前後の時間を利用していくつかの観光スポットを訪れた。思っていたよりよほど広かったのだが、東京同様、地下鉄が整備されているので移動は楽にできて助かった。 鎌倉同様、パリにもた…
朝日新聞の従軍慰安婦報道はSTAP細胞論文のようにはいかなかった。 朝日新聞は部数さえ伸びたらいいと考えていたのではないか。だから、日本人相手に日本語の記事を書いてさえいたら安心だった。だが、そうはいかなかった。 一方の当事者である韓国が食いつ…
転機はそれぞれのタイミングで訪れた。 STAP細胞論文は科学論文の常で検証実験が行われたが、再現性のないことがあっという間に露呈した。たったの1週間で樹立できるようなことを書いてしまったのだから、馬脚を現すのも早かった。せめて樹立まで三ヶ月位に…
朝日新聞は従軍慰安婦問題が、多くの日本人の心をつかんだことで、さらに大々的にキャンペーンを展開した。旧日本軍を絶対悪とする立場の人たちも、格好の題材として利用した。二十万人もの女性を監禁することが、可能かどうかというような議論は封じ込めら…
これまでにも何度か書いてきたが、不肖コロ健、親の代からの朝日新聞を購読している。従って従軍慰安婦報道は本当にあったのだと思っていた。だから、それがねつ造記事だったということを知って深く落ち込んだ。 また、小保方博士のSTAP細胞の論文も全文を読…
完璧な過去など誰も持っていないし、確実な未来というものなどどこにも無い。 人類の歴史そのものがそうであるし、宇宙がどうなるかなんて、誰も知らない。 不肖コロ健、ずっと自分の過去を悔やんで生きている。 学歴のこと、職業のこと、毎日の仕事のこと、…
過去を変えることはできないが、未来を変えることはできる。 自らが望む未来がはるかかなたにあって到達できそうになく思えても、あきらめたら、未来には永遠にたどり着けない。 そのためにはどうしたらいいか。一つ一つ考えてみる。 何よりもまず、健康でい…
9時から15時までの研究会、疲れた。途中で、幹事会とか総会もあって、事務局を仰せつかっているコロ健、休みなしで一日過ごした。 自分の発表もあったし。 ところで、以前から気になっている事がある。 発表の結論のところで、 「・・・という可能性が示…
関西方面に学会などで出張するときは、都内の病院まで行かないで、新横浜から新幹線に乗る。 いつもの通勤時間なら横須賀線はすいているので9割方座る事ができるのだが、今日のように少し遅い時間だと座る事はできない。鎌倉横浜間は30分もかからないので…
週の半ばを過ぎたばかりといえばそれまでだが、もう木曜日になってしまった。不肖コロ健にも等しく木曜日がきた。 世間では第二次安倍晋三改造内閣が発足した。 二年近く改造をせずにいたということは、前の内閣、おかしな不祥事も起こさず、皆さんそれなり…
おとといの晩はずいぶんな大雨だった。幸いにも一番大きな傘が病院にあった。置き傘のローテーションにも運不運があるが、おとといはラッキーだった。 その大きな傘をさし、いつもどおりに病院から駅まで歩いて帰ったのだが、結局はずいぶん濡れてしまった。…
いずれもさらっと読めるだろうと思っていたのだが、いずれ劣らぬ力作。どちらの著者も真剣に問題を捉えていた。女性問題を女性の視点から、日韓問題を韓国人の視点から。どちらについても、私たち日本人男子はくさいものに蓋で先延ばしにしてきたことはない…
9月に入った。 今年の猛暑もなんとか乗り切ることができたということで、いろいろやってみた今年の暑さ対策のうち、これは有効だったと思ったこと五つを挙げておく。 5位 てんか粉 家を出る前はみんなが使っているパウダー、病院についてから仕事に取り掛か…
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