時間には切れ間が無く、私が眠っている間も含め、連続して流れている。 だから、人間の作った暦など時間の流れには全く関係ない。それでも今日のように、年度末に1日だけ挟まって週日があるとおまけで得をしたような気がする。 まあ、原稿の締め切りが延び…
寒冷前線の影響で関東地方は春の嵐に見舞われた。 緊急の手術があって病理も病院に出てきたのだが、頭が痛い。低気圧のせいだろう。 私は低気圧に弱い。 今日のタイトルはそのままで恥ずかしいが、ほかにいいものが思い浮かばない。 一仕事終えて帰りにみた…
通勤定期を購入した。 年度末近くなると券売機が混むのだが、この春は消費税が上がるので特に年度末は混むと駅の放送でも散々言われている。何はともあれ、無事購入することができてよかった。 Suica式になって定期券に書かれていることをみることがほとんど…
これも科学の進歩のおかげなのだろう。これまでうやむやにされていたこと、よくわからないまま放っておかれたことがどんどんあきらかになってきている。犯罪捜査におけるDNA鑑定はそのうちの代表的なものの一つだろう。昨日は、48年もの長期間の拘留が無実の…
花は植物にとっては次世代を残すための器官であり、そのどれもが美しい。 春とはそんな、多くの花が開く季節であり、そう考えるとエロティックな季節であるといえる。 今年の冬は2度の大雪でわが家の2本あるミモザはいずれも大きな被害を受けたのだけど、…
ガラクタ、という言葉がある。値打ちのないもの、という意味だが、元々はどれもが値段がついていたものだ。 買ったときはけっこうな値段だったが、いったん誰かの手に渡り中古となると値段はとたんに下がる。 「これ、買ったときは高かったのよ」とは、たく…
最近、気がつくと猫背になっていることが多い。歳のせいで、背筋が弱くなっているせいだろうか。背をまっすぐに伸ばしていることがつらくて、知らず知らずのうちに、背中が丸まっている。板の間にでも寝て首の後ろをのばしたくなるほどだが、それはそれで痛…
連休を利用して、コロ健一家と両親と弟とで旅行に来た。 宿は海にほど近い場所にあり、この記事は波の音を聞きながら書いている。 父は数年前から杖をついて歩くようになった。いつも親父と私の挟まれて苦労していた母も、少々年を重ねてきたと思うことがあ…
ロシアのプーチン大統領がウクライナの南部に位置するクリミア自治共和国の編入に関する条約に署名をしたらしい。彼の国ではプーチン大統領の支持率が急上昇中とのこと。 このことで願うのは、無用な戦いで人が死ぬことなど起こらないこと。 このことで感じ…
病院の裏口の手前に、幅4メートルほどの道路がある。 病院手前の公園から病院に入るには、この道路を渡らなくてはならない。 この前、この道路を渡ろうと左右をみたら、100メートルほど先の交差点を曲がってきた白いワンボックスカーが見えた。 まあ曲がっ…
18時を過ぎてくると、頭が重くて支えているのがつらくなってくる。 顕微鏡にしがみついて、はや6時間。途中で臨床医と一緒にディスカッション顕微鏡を覗いたり、蛍光顕微鏡とか電子顕微鏡とか言った特殊な顕微鏡を覗いているので、それらを加えると8時間近く…
私、コロ健、意外と真面目な性格なのかも知れない。 いや、正しくはそんなことはまったくなく、真面目を演じてそのように自分を追い込んでいるにすぎない。 今朝、横須賀線が線路のトラブルで遅れた。その車内アナウンスが入った途端にドキドキして、息がつ…
やっと春の訪れが実感できるようになってきた。それにしてもこの冬は寒くて、雪が多かった。この冬はほとんど毎日、鎌倉駅まで車で送り迎えしてもらった。そして、たいがいは妻にお願いした。これは何も私に限った話ではなく、普段は歩く大学生の息子もあま…
ちょっとわからないことがあると、若い先生などは”グーグル先生教えて!”とかいってネットですぐ検索する。私にしても人のことは言えなくて、用語の意味が分からないときはまずはネットで言葉を検索する。 ああ、あの病気の言い換えか、とかふーん、そんな疾…
昨晩の研究会での病理解説の講演、まずまずの出来だった。 セッションは1時間。臨床医が患者さんの経過を15分ほど話したあと、病理医がその患者さんから採取された組織の病理診断の解説として20分ほど話す。 そして、そのあとディスカッションに続く。…
先日参加した学会のおり、学会場近くの定食屋で昼飯を食べたときのこと。食べ終えて、お茶をすすっていたところ急にむせてしまった。 これまでなら、いったんはそれをなんとか飲み込んでからむせるのだが、そのときは思いっきりむせて吹いてしまった。 周り…
冬から春にかけてはインフルエンザにはじまって、花粉だ、黄砂だ、PM2.5だとかでマスクをつける機会が多い。乾燥対策にもいい。 以前こんきも(このブログ)で、マスクのつけ方を記事にしたことがあるのだが、いまだに多くの方が訪れてくださっている。これ…
この世に生を受けてからこれまで50年。不肖コロ健、人の後塵を拝し続けながら生きてきた。 そんな私が先日の記事(『基本的にいい人、基本的にわるい人』)のように“人間の価値”というようなことを軽々に語っていいのかと自問すると、答えがみつからずに途…
東日本大震災とそれに引き続いて起こった福島第一原発の事故から今日で三年。 あの日の悲劇の記憶はおそらく長い間、私たちの心に残るだろう。 もし、一度だけ時間を戻せることができるのであれば、3年前の昨日に戻したいと思う人がいるかもしれない。だが、…
あまり面白くないことがあったとき、妻に言われることがある。 「そんなこと、ブログに書いちゃダメよ!案外、いろいろな人が読んでいるんだから」 不肖コロ健のブログ、たしかに読んで下さっている方がいるのはわかっている。 先週末の学会についても、あれ…
14日にある研究会の準備に病院に出かけようと思っていたのだが、昨日までの疲れもあってか体が思うように動かず、家で文献検索だけを行うことにして、出かけるのはやめた。 家のことも多少はしたいし、ここのところ犬の散歩にも行っていない。これでは何のた…
朝一番で湘南新宿ラインに乗って行こうと思ったら、横須賀線の信号機故障。今日も思いっきり寒かったので、凍結でもしたのだろう。家を出る前にテレビで知ったので、東海道線の駅まで妻に車で送ってもらって、東京方面へ向かった。 足止めを食っていた湘南新…
今回の学会、1日目。 昨日に劣らず寒い。会場は埼玉県だが、駅から近いので助かる。 一応、明日の発表のために必要な写真を貼付けたスライド原稿はできていたので、学会場には直接行こうと思っていた、 もちろん勤務先の病院には終日学会出張の届けを出して…
今日は寒かった。 久しぶりに、水たまりに氷が張っているのやら霜柱をみた。 北風がびゅーびゅー吹いていて、小川には波頭がみえた。 とはいえ、病院そばの梅はそろそろ満開。 少し離れたところにも、香りが漂ってくる。 明日から学会、発表スライドの完成度…
解体作業が行われていた鎌倉警察署の建物が完全になくなり、外の囲いが取り払われ、広大な空き地が二の鳥居の前に出現した。 空き地が出現する、というのもおかしな表現だが、ほかに言いようが無い。 コンクリート打ちっぱなしの建物は、武骨で地味だったの…
先日、恐ろしい夢を見た。 来週の金曜の研究会での発表に関するものだった。どんな夢かというと、今度のも症例の病理解説なのだが、その準備がまったくできていないというもの。 今回の症例は二回手術がされていて、病理検体が2つあって、それぞれについて…
2年前の3月、『なぜ、人は諍うのか』と考えた。 そのときに、個人レベルに限らず、話し合いという形で、社会レベル、国家レベル、いろいろなレベルで相手の立場に立っているようにと心がけて生きることが必要だと感じた。 こんなこと、誰でもわかっている…
ビブリアが映像化されたとき、小説(原作)ではロングヘアだったヒロインが、ショートヘアで人気の女優さんが主演でがっくりした。語り手役の俳優さんがおじさんだったというのも失望感を倍加させた。ドラマ自体は悪くなく、ドラマからはいった人にとっては…
さて、前回、「医療者によって患者一人一人は「症例」として相対化される。」というように考えた。 前回は、小説で考えてみたが、今回は医療漫画の金字塔、手塚治虫作『ブラックジャック』で考えてみたい。 といっても、ブラックジャックを一番読んだのは小…
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