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超人日記

詩歌や散文で、日々の気づきを綴ります

日記俳句・冬温し

★自作の、日記俳句です。ご覧ください。

◆冬の月静かに見つつ帰り道
◆何気なく掛けた言葉で冬温し
米朝の十八番で年忘れ

ルネ王の暖炉 - 音楽の喜び フルートとともに

◆大山の麓の辺り冬霞み
◆会わずとも暖炉の様な絆かな
◆渓谷を歩いて行けば瀧凍る

凍りだした乙女滝・・12月その① - 信州の滝めぐり

◆縫いぐるみ両耳出して綿布団
◆着ぶくれもせずに歩ける北暮らし
◆ここそこに青い灯点る十二月

日記俳句・冬便り

★自作の、日記俳句です。ご覧ください。

◆古着屋のトレーナーかなこの冬も
◆支払いの電子チャージに冬惑う
◆数行に心が光る冬便り

◆渋き音歴史を語る冬の盤
◆円盤の形の雲や冬の空
◆この所小春日和で珈琲へ

◆お土産は吉川水産冬鮪
◆小うさぎと記念撮影寒日に
◆一行を残してあとは寒昴

日記短歌・銀杏の帽子

★自作の、日記短歌です。ご覧ください。

◆山奥の森の木立は深々と樹の組曲を今も奏でる

(樹木の組曲 - 音楽の喜び フルートとともに)

◆道端をちょこまか歩く剽軽な白と黒とのセキレイが二羽
◆近隣の赤い垣根は黄金の銀杏の帽子頭頂に乗せ

◆森林を散策中に銀泥の枝の葉陰にできる木洩れ日
◆小春日の川の岸辺で老境のジャン・コクトーの顔を真似する
◆貯水池の周りでボーイスカウトの子どもが列をなして過ぎ去る

日記短歌・南瓜ベーグル

★自作の、日記短歌です。ご覧ください。

◆この所小春日和でまた喫茶今日は古着のトレーナー着る
◆小うさぎと南瓜ベーグル寒い日に円盤型の雲を見上げる
◆書き溜める仕事の明日は分からない一行残し得て寒昴

◆ツイートで送られてくる冬便り年代物の盤を取り出す
◆お土産は海産物の盛り合わせ留守番の日も窓は小春で
スマホ系電子チャージはあきらめて懐かしの本現金で買う

日記短歌・はいからさん

★自作の、日記短歌です。ご覧ください。

◆少年誌話題に乗れぬ十代に転がる石を聞いた思い出
京王線橋本行きが増えてから八王子行き本数が減る
◆故郷はホームタウンとして栄え過去の面影もはや残らず

◆ベルばらやキャンディ2やはいからさん小学校で借りて皆読み
◆受けそうで受けない仕事着手して後半生で開く見晴らし
◆届かないことは程よく実を結びなるべきように日々を重ねる

日記俳句・冬吐息

★自作の、日記俳句です。ご覧ください。

◆パンカフェに綿のうさぎと冬紅葉
スヌーピー全巻冬に探しけり
◆冬の四時バナナパウンドほの甘し

◆冬サプリ陶酔感がやや強し
◆留守番は迷いも多く冬吐息
◆吾がテオよ冬の色さえ塗れぬ程

古書店で小一時間 暖を取り
◆小春日に自分に戻り帰宅せり
◆そのままで居ても可なりと冬銀河

日記俳句・冬休み

★自作の、日記俳句です。ご覧ください。

◆真冬にも春がこっそり待ちにけり
◆十代に読みしマンガや冬休み
◆自転車でジャムパン持って北風を

キンドル滝沢馬琴冬のカゴ
◆思い出のマンガは紙か冬迷う
◆十代に聞きし曲かな聖夜前

◆柔らかな里芋旨き煮込みかな
◆この歳で不惑とならず冬夕焼
◆正月のリースに林檎あしらわれ

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