2月26日
今回の入院10日目
退院できるか確かめるために
またまた朝イチ採血。
退院できると思って
娘とルンルンで帰る用意を始めた。
夜まで点滴はあるけど
早く帰りたくてしょうがなかったから…
荷物を整理してバッグに詰めて…
9:30頃、主治医ではなく
もう1人の整形外科の先生がきた…
なんか嫌な予感、、、
"白血球の数値が下がってて
もっと詳しく検査が必要になりました。
なのでもう一度採血して
その結果で退院できるか決めます。"
これを聞いた時
"あぁ、きっと退院できないんだ。
思った以上に悪いんだ。"
と思った。
娘はまた採血されることに涙。
もう今回の入院中、採血が多くて
左腕の血管は疲れ切ってる。
看護師さんも難しくて困っていた…
2回目で何とか取れたけど
退院できなかったら
すごく泣くだろうなぁ…
どうやって慰めようかなぁ…
そんなことばかり考えてた。
結果が出るまで祈るしかない。
11:00頃また同じ先生が戻ってきた。
"やっぱり白血球の数値が低すぎて
これでは退院できない。
感染のリスクが高いから
今から個室に移ってもらいます。"
娘はもちろん嫌だと泣いている…
そうだよね。
帰れると思っていたし、
採血も頑張ったもんね。
色々考える暇もなく
空気を綺麗にする装置が入った
個室に移動した。
娘は末っ子に会えなくなって
ずっと落ち込んでいた。
"今帰ったらすぐに高熱が出て
病院に戻らなきゃいけなくなるから
もう少しここでゆっくりしよう。"
何かしてあげたいけど
ただそばにいるしか出来ない。辛い。
退院のお迎えに来る予定だった
パパがお昼頃やってきた。
"娘は今落ち込んでるから
余計なこと言っちゃダメだよ。"
と念の為伝える…
重い空気の中、明日からの予定など確認。
パパにいろいろお願いして…
妹も私がまだ帰れないことに
ショックを受けるからお願いね…
ちょうどパパがいる時に主治医が
部屋にやってきた。
"ごめんなぁ、この数値じゃさすがに
医者として帰してあげられない。
貧血もすすんでるから倒れたら困るし、
また輸血になるかもしれへん。"
娘は無言で泣いていた。
"ごめんやけど、また明後日検査して
帰れるか確認しよう。
血液検査の結果の用紙もってきますね。"
と出ていった。
そのタイミングで保育士さんが
遊びに来てくれた。
もう帰れないのはしょうがないと
諦めたみたいでカードゲーム開始。
よかった。保育士さんいつも感謝です。
パパと話をしていると
看護師さんが私たちを呼びに来た。
"先生が話したいそうなので
お父さんとお母さんいいですか…。"
また嫌な予感がする。