■テレビが映らなかった原因
当時、私の部屋の真上の階で、内装工事が行われていたのですが、そのときに工事業者が「下の階まで続くテレビアンテナのケーブルをぶった切っていた」とのこと（驚）。
「そんな素人がやるようなミスがあるの？プロなのに！」って、思いますよねぇ
（苦笑）。
しかも、私が「テレビが映らなくなった」と連絡するまで、そんな出来事が表に出ていなかったんです。
指摘しなければ、アンテナを切ったまま、工事業者は知らんぷりをしていたはず。
工事が終わって１週間くらい経っていて、ようやく原因が発覚したのですよね。
ひょっとしたら、その工事業者は、知識不足で「アンテナのケーブルをぶった切っても大丈夫だ」と思っていたのかもしれません。
最近は、人手不足で、知識も含め、力量不足の人が工事をしていることも多いのかもしれませんね…。
でも、それって、結構、怖いことですよね。
◇
今回は、私もかなり執念を燃やし、色々な原因を考えたのですよ（年末年始はテレビを観たいですし！・笑）。
テレビもケーブルも、マンション全体のアンテナも異常なし（管理会社に聞いたら、「他の部屋から連絡が来てない」と）。
でも……「急にテレビがつかなくなるのは、おかしい」。
で、よーく考えて見たら「そういえば、先日、上の階で内装工事が行われていたなぁ？」と思い出したんです。
それで、ダメ元で再度、管理会社に電話をし、「念のため、調べてくれないか」とお願いしたのですよね。
いやぁ、粘ってよかったです
。
◇
それにしても、「内装工事をした人、必要ないケーブルなんてないのだから、自己判断で勝手にぶった切らないでよ」って話です。
マンション全体の仕組みを把握していない（内装する部屋しか理解していない）から、こんなことをしてしまったのでしょう。
ただし、これは、他人事ではない話。
工事をお願いときは、「やはりちゃんと知識と技量のある人に頼まないと、怖いな」って思いました。
安いからといって、大して知識のない人に頼んでしまうと、後になって大きな事故にもなりかねないですしね。
なんとなく、日本では、こういう工事業者さんに対して、ないがしろにしているところがあるのではないか、と思うのです。
「施工や修理は、安ければいい」みたいに思っている人も。
今は、工事業者も人手不足で、「日雇いで、誰でもいいからやらせる」みたいな感じもありますしね。
でも、重要なお仕事なのですよね。
私も過去に似たようなことがあります。
ある水道工事の業者さんに「これはもう、修理できないですよ」と言われてしまったことがあったんです。
それを信じて、新しいものに買い替えようと思ったのですが、ダメ元で再度、別の業者さんに見てもらったら、すんなり直ったんです。
その業者さんが、「どれだけ知識があって、技量があるか」なんて、一般の人では分からないものなんですよね。
でも、みんな「同じ」ではない。職人的なお仕事ですし。
企業でも、現場を見ていない本社の人が、そういうところを甘く見るのですよね。
しかも、自分たちは「頭を使っているんだ」と高給が当然みたいな顔をして、現場の人は薄給で働かせようとすることも。
どんな職業でも、技量と知識がある人が、もっともっとリスペクトされて、大切にされる世の中になってほしい！と、つくづく思ったものでした。
P.S.
「オールアバウト」でコラムがＵＰされました。
・年末に“悪縁”をリセット！ 関係を見直すべき人の特徴とは？ 家族や恋人にも要注意……!?
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