昨日の拙ブログにゴロマキ様より貴重なコメントを頂きましたありがとうございます。

昨日の記事の大筋の意味はグッドマンもアフマダリエフもそれぞれの団体で1位にランクされております。

なぜアフマダリエフを優先にしないと井上が「卑怯」だの「ずるい」だのいう話になるのかがわからないということです。

 

それはさておき「プロの頂点に立つ井上はより金が動く方を優先にして相手を選んで良いはず」というゴロマキ様のご意見も大きく頷けるところだと思います。

 

このご意見を聞いて私は2つの事を思い出しました。

 

一つ目は

介護士や学校の教員が不足しているという問題をとあるテレビ番組で取り上げていた時、

「これらの職種の報酬を上げるべきではないか」という意見が出されたのですがそれに対して大物俳優の娘を妻(当時)に持つ三流ミュージシャン(バレバレですが名前は伏せます)が

「ちょっと待てよ!仕事ってのは金目当てなのか?志じゃないのか?」などと言って一人悦に入ってる(ように私には見えた)のを見ました。

私は人の命に関する話をしてる時におちゃラケルものもどうかと思いますがきれいごとを言ってどや顔する奴はそれよりももっと質が悪いのではないかと思いました。

 

そもそも報酬を上げるという話は何も「贅沢したい」という話とは限らないはずですよね・・・。

とくに介護士の方は「底辺の仕事」などと発言した政治家もいたくらいですし、見下されてると思われる面も少なくありません。

もちろん事は給料だけではないのは確かですが報酬を上げることによってその仕事がどのくらい認められてのかということの一つの目安になるのではないでしょうか・・・?

「仕事に誇りを持ってもらうために報酬を高くする」とのいうのはそれだけではダメなのはもちろんですがひとつの手段としては少しもおかしくないものではないでしょうか?

 

2つ目はプロ野球のシーズンオフ、いわゆるストーブリーグの時期に聞いた話です・

年俸は1億円でも8千万円でも手取りには大きな差はないそうです。

それでも1億円に拘るのは何故か?それは当然ステータスでしょう。1億円プレーヤーという肩書、つまり自分の選手として価値がどのくらいなのかという事、要は自分がどれくらい認められ、必要とされているかという事。一言でいうと名誉欲でしょう。

 

 

何も一生遊んで贅沢に暮らしたいという話ではないと思いますよ。

 

お金の話になるとすぐに「せこい」とか「汚い」などという人がいますがすぐにそういう発想になる方がよほど「せこくて汚い」ものだと私は思います。

 

 

昔、浜田剛史の防衛戦の相手にカマチョが候補に上がったのですがその時ファイトマネーの額で浜田は「こちらにもプライドがあるのでそれでは受けられない」といったという話を聞いたことがあります。

このエピソードがほんとかどうかは知りませんがもし事実としたらそれは名誉欲そのものではないでしょうか・・?

 

井上尚弥、グッドマン、アフマダリエフ、中谷潤人にしてもどれだけ自分を高め名を上げることができるかということが最も重要なのではないでしょうか・・?彼らが欲する名誉を示す指数の一つがファイトマネーということであると思います。