今年もあと2ヶ月ですか・・・。

早いものですね・・・。

 

今年もやはり日本のボクシング界の主役は井上尚弥ですがいつまでたっても井上に対する賛否は消えないようですね・・・。

 

アフマダリエフが執拗に対戦要求を続け「法的措置なんちゃらかんちゃら・・」と言ったり自称目の肥えたボクシングマニアの方々がルールを盾にアフマダリエフを後回しにしたことを批判しているようですが何なんですかね・・・?

 

井上本人も大橋会長も「両方(グッドマンともアフマダリエフ)ともやる」と言ってるじゃないですか・・。

 

確かにアフマダリエフはWBAの1位にランクされており指名挑戦者ではあるもののグッドマンだってIBFとWBOの1位にランクされた指名挑戦者ですよね・・・?

だったらグッドマンよりアフマダリエフを優先しなければいけない理屈が私にはわかりません・・・。

 

5月に「次はグッドマンとやる」と言ってたのもアフマダリエフとはこの時スケジュールが合わなかったと聞いてます(真偽は未確認)。そしてその後グッドマンが12月の試合を希望。それならとドヘニーとの交渉がほぼ煮詰まった段階で降って湧いたようにアフマダリエフが「自分が先だ」と言い出したにすぎず井上陣営からすれば「何をいまさら」という感じになるのも当然ではないですかね・・・?

 

そもそもタパレスに敗れたアフマダリエフが後退するのは判定の是非はともかくとして当然の話であって彼がタパレス戦をクリアしていれば昨年末に井上戦は実現したはずです。優先順位が下がったとて井上を批判するのは筋違いにしか思えませんが・・・。

 

とはいうものの個人的にはグッドマンよりアフマダリエフの方が万が一でも井上を破る可能性があるかなとも思います。

「美味いものを後から食べる」ではないですが先にグッドマンとやってスーパーバンタムの総仕上げとしてアフマダリエフと対戦した方が盛り上がるのではないかという気もしています・・・。

 

12月に暫定王座決定戦にでるとか聞いてますがこれをクリアできないようでは井上の敵ではないでしょうし、いずれにしても来年一発目の試合は井上-アフマダリエフが実現するはずですのでそれまで待っていれば良いでしょう・・・。

 

例のブロガーさんは「後回しにすることによってブランクなんたらかんたら」とのたまってますが土を付けられた以上それは甘んじて受け入れるべきでしょう。ジャッジの正当性が疑われるから優先順位を下げてはだめだというのならそれはネリがドーピングをしたうえ、再戦では体重超過したからといって山中慎介を「実質無敗のチャンピオン」と評したいつかのリングアナと同レベルの屁理屈に私は感じられます。

 

さて、アフマダリエフをクリアした井上はどうするのか・・・?

フェザー級へ転向するのか中谷潤人を迎え撃つのか・・・

井上-中谷は見たいような見たくないようなという感じですが私にとっては15年前に妄想した長谷川穂積-西岡利晃、同じく妄想ですが40年前の渡辺二郎-村田英次郎をも上回る夢の対戦になると思います。

 

マニアの方や専門家の方は「井上尚弥に勝てる可能性があるのは中谷しかいない」という人が多いですし私もそれには異議はありません。

ただ逆に中谷をKOできるのも井上尚弥しかいないとも思っております。

今すぐであればまだ中谷は井上の敵ではないと思いますが1~2年後ではわかりませんよ・・・。さらに先に延びればますますその差は縮まり場合によっては中谷有利の予想がでるやもしれませんよね・・・・。