2025年 3月10日。
朝、8時半に母の家に到着。
母は、デイサービスに行くつもりで起きて服を着ていました。
姉は、すぐに洗濯機を回し始めました。
でも、今日はそれどころじゃないねん。
それに、そんな毎朝のヘルパーさんのお仕事も、
もうおしまい。
母は、特養に入所するのだから…。
私は、黙って2階にあがりました。
指定した場所に、特養からの手紙があります。
その中の、特養に持ち込む物が書かれたページを姉に渡しました。
うーん、8年間、毎朝飲み続けてきた認知症の薬も、飲んでいることすら忘れています。
もう、薬カレンダーも使わなくていい。
これからは、職員さんが飲ませてくれる。
母の電動自転車は、これからも私や姉が使います。今まで、鍵をかけたりしなかったのに…。
探すしかない。
母が、覚えているはずがない。
ただ、母が家にいなくなったら、叱られることなく心置きなく探すことができる。
後で、ゆっくり探せばいいさ。
旦那は、車の運転席でスタンバイ。
銀行も、役場も、普段ひとりだと母の電動自転車で行き慣れている場所です。
でも、今日は母を連れています。
緊張の朝でした。