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第4回新コミックエッセイプチ大賞
アメブロ特別賞受賞作

ORICON NEWSさん
インタビュー記事

強迫性障害(OCD)のかた全てが、
私と同じ事をするわけではありませんので
「こんな人もいるんだなぁ」という感じで
ご覧いただけましたら幸いです。
同じ病気の方で読むのが辛い方は
無理をしないようにしてくださいね。
医療に関するメッセージでの
個別のご相談はお受けできません。
私は患者ですので、ごめんなさい
専門家にお尋ねください。
菊晴です、こんにちは
お久しぶりです。
書いても書いても「これじゃない」
……そんな感じがして
書きかけの記事がいくつもあります。
ここ最近……いや、正確には
もうずっとですがブログについて
色々なことを考えていました。
メンタル系のブログを運営する
難しさや責任の重さもありつつ
やっと書き上げた今回の記事は
少し長めの文章です。
よろしくお願いします。
強迫症(強迫性障害)の改善方法を探す人たち
強迫症の改善には
まずは体調を整えつつ、
そして「いい意味での諦め」が
ある程度は必要だと思っています。
自分を苦しめる強迫的なこだわりを
そのままやりすごせるか、時には
そのこだわりのパターンを崩せるか、
そして、自分になかった
新しい考え方や気づきを
取り入れていくことができるか。
それにより、自分が少しでも
生きやすくなる方向に持っていけるか。
……私はそう考えているので
これまでに自分の経験してきた症状や
気づいたこと、思ったことなどを
マンガにしてきたのですが、
治る方法を探している人にとっては
「もやもやする」ようです。
怒りの感情を抱えている人が
これまでに数名いました。
すでに専門家たちが提唱している
治療法はいくつかありますが
私に求めてきたものの多くは
「確実に治る方法」でした。
知っているのなら教えてください、
早くなんとかしたいのに!、と。
時には、この方法でいいですか?と
治療法を尋ねられることもあり、
その文面からは
焦りも伝わってきました。
自分が強迫症になって得たものは
「強迫症の人の気持ちが
わかるということ」です。
症状による苦しさゆえの怒りも焦りも
よくわかります。
「私もそうだよ、そうなんだよね」と
共感もできます。
だけど、
「私も同じ患者でしかない」ので
結局は、直接的には動けない自分が
本当にもどかしい……。
特に治療法に関しては言及できません。
自分の経験したことはシェアできるけど
ある意味曖昧ともとれる私のこの姿勢に
もやもやするというのであれば、
他に合う人や合うものを探したほうが
幸せかもしれません。
そのヒントになるかもしれないので
私も「これは!」と思ったものは
全力でお伝えします。
例えば、原井宏明先生の本がそうです。
(ようやくこの本を買いました。
感想はまた今度別の記事で!)
その他、
私がやってきて良かったことは、
強迫症に直接関係がなくても
自分をいい方向に引っ張ってくれる人や
人間的な学びを得ることができる
人やものと出会うことです。
一見遠回りにも見えますが
他の何かに目を向けることで
どっぷりと強迫地獄に浸からずに
すみました。
ただし、すでに症状が
深刻であればあるほど
他の何かに目を向けるということが
難しい場合もあるかもしれません。
それは、これまでに色々と
マンガにしてきた通り、
強迫症が「とらわれの病」だからです。
通院していた頃の思い出
『ま~た あなたは細かいことを
ごちゃごちゃごちゃごちゃと……!』
ここまでお読みくださった方は
そう思っているかもしれませんね。
これは、以前通っていた
クリニックの院長先生が
8年前に私に言った言葉です。
当時、ブログを始めるにあたって
できるだけ正確なことを書こうと思い、
「私はこんな症状があったけど
これは〇〇恐怖ですよね?
△△恐怖との違いは――」
などと、尋ねたところ
こう言われてしまいました
院長先生は時々ズバッと的確すぎて
思わず笑っちゃうことも!
(※私の症状がある程度
落ち着いていた段階だったからこその
発言だとは思います)
ブログを運営すると言う
私のメンタルへの負荷を
院長先生は心配していたようでしたが
【マンガが描きたい!
強迫症は難しくてややこしくて
理解されにくいから
わかりやすくマンガにするんだ!】
という私の目標は頷きながら
聞いてくれました。
そして、
『あなたは
強迫性障害の王道!
自分にあったことを
書(描)けばそれでいい!』
『わかったあ!?』
はいいいいっ!
ボールペンの頭を
こちらに向ける院長先生に、
私は背筋を伸ばして返事をしたのです。
……
そうでした……。
まずは、自分にできることを
精一杯やっていくしかないのに!!
あの時、院長先生は
私がこの先ブログを書いていくと
決めたのならば
「色々なことに迷わないように」と
あえて強く言ってくれたのでしょう。
……なのに、
修業が足りませんね
これまでいただいたご意見ご感想は
全て学びと受け取り精進します。
まだまだまだまだ!
一歩でも前へ……!
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今回の内容とあわせて
ご覧いただけましたら幸いです。

先ほどの写真の本はこちら。
↓
2023年8月に発行された本のようです。
原井先生の強迫本の中では
比較的新しいほうかと思います。
◆オススメの本については
こちらもあわせてぜひぜひ!
↓

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このブログに、
あたたかい方がい――っぱい
集まりますように――――!
そしてみんなで、お互いに、
より良い方向に
向かっていけたらと
いつもいつも願っています
それではまた
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「心のとらわれ回想記」です。
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強迫症(強迫性障害)の
コミックエッセイです。
※この本では「強迫性障害(OCD)」という
表記を使用しております。
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「菊晴」と著者名での検索推奨です。
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