先発の森下投手は5回を投げて1安打無失点。
文字面だけ見れば完璧なのですが、球速もコンスタントに147、148キロは出ていましたし。
ただ、3四球を見てもランナーを得点圏に2度進めるピンチを作りました。
そこから無失点に抑えたことは評価できますが、長いイニングを投げてほしいと考えると、もう少しテンポ良く投げてほしいです。
その後は岡本投手、島内投手、栗林投手の継投。
いずれも四球を出しながらも、無安打で抑えました。
その中で、岡本投手が回跨ぎで2イニングを投げました。
相変わらずコントロールもしっかりしていて、最速は151キロを記録。
これは自己最速を更新しているのではないでしょうか。
表示よりも球速が出ているように見えるので、相手打者も振り遅れています。
今日の回跨ぎで、今後の起用法が読みにくくなりましたね。
先発でじっくり育てるという考えもあると思いますが、今年はリリーフでフル回転させて結果を残す方が重要ではないでしょうか。
その中で、結果的に8回を任せることになったり、栗林投手の状況次第では抑えを任せることになってもおかしくありません。
打線は5回に矢野選手がヒットを放ち、そこから絶不調だった秋山選手のタイムリーで先制。
右中間深いところを抜けての3ベース。
本人はまたすかすコメントをするでしょうが、0割台で苦しむ中、1本良い当たりが出たことは安心材料になるでしょう。
続く6回には林選手がホームラン。
先日流し打ちでホームランを打ちましたが、今日は引っ張って右中間深いところ最前列にスタンドイン。
スタメンとは言いませんが、途中出場でも活躍できると思わせるだけで、相手に相当なプレッシャーをかけられます。
開幕一軍争いを考えると、大きなアピールになったでしょう。
さらには7回に菊池選手が菊池選手らしいフルスイングでのホームラン。
貧打に苦しむ打線を考えると、ホームランを含む3点は素直に喜んで良いでしょう。
あとはモンテロ選手が2安打。
しかも、なかなか打てない小島投手からですからね。
長打というわけではありませんが、追い込まれてもしっかりとスイングしている点は高く評価できます。
一方で今日もファビアン選手に当たりが出ず。
今の状況なら無理にスタメンで起用する必要もないのですが、起用するでしょうね。
いずれにせよ、本人も周囲も焦っても良い結果には繋がらないので、アジャストするまで待ちたいと思います。
今日の試合をきっかけに、チーム全体の調子が上向くことを期待しましょう。