息子の転校先のクラスメイトたちが、けっこう日本に興味があることが分かってきました。
ありがたいことです。
なので、今回も
偶然、日本という国に、日本人として生まれた幸運をひしひしと感じています。
私は相手の国籍や人種によって態度を変える人、差別的な人は好きではありません。
自分はそうありたくないと思っています。
どの国にもその魅力や問題があると思っています。
が、実際、世界に少し目を向けてみれば、やはり"人気がある国"というのが存在するのが分かります。
たぶんイタリアもそう。
いろいろなことが機能しないなどの問題はあれど、先進国と呼ばれる国々の一員で、それなりの生活水準を保ち、歴史、文化、芸術の分野にいたっては、世界が羨む国の一つだと私は思います。
私がイタリア好きだからそう思うだけでしょうか?笑
日本もそうです。
イタリア人で日本のことを悪くいう人って、そうそういません。
イタリアに住みはじめて、今年で22年目。
このブログにもよく書いていますが、日本人という理由で嫌な思いをしたことはほぼほぼありません。
唯一、日本人ということで責められたことといえば、捕鯨の事くらいでしょうか。
これって、本当にすごいことだと思います。
数年前までは、多くのイタリア人にとって日本は世界の果ての国で、ネットやテレビなどを通してしか知らない国だったと思います。
メディアが造り上げてくれた"素晴らしい国、日本"のお陰で日本が、日本人が評判がいいのではないかとも思っていたのですが…
ここ数年で、実際に日本へ行ったことがあるというイタリア人の数は急激に増えました。
そして、実際に日本へ行ったイタリア人たちの多くが
「想像以上に素晴らしい国だった。」
「必ずもう一度訪れたい。」
「町、文化、食、そして日本人のマナーは本当に素晴らしい。」
と言います。
これって、本当にすごいことだと思います。
もちろん、観光で日本へ数日、数週間行っただけでは、本当の日本を知っているとは言えないでしょう。
日本にもたくさん問題や欠点はあります。
でも、それらを含めても、やはり日本は世界的に見て"人気の国"だと思うのです。
イタリアに住んでいる私でも、周りを見渡せば、日本の物がいっぱいです。
自動車、電化製品、アニメ、マンガ、筆記用具、和食。
フィレンツェを走っている路面電車はHITACHIです。
他にも、柔道、空手、剣道を習っている人たち…。
いろいろな日本の物がイタリアの日常生活にあります。
だから、"日本人"というだけで、息子の新しいクラスメイトに興味をもってもらえたり、保護者と会話するきっかけが得られるというのは、本当にラッキー👍
いろいろ問題はあれど、我が祖国に感謝✨
そして、どこへ行ってもマナーがいい人たちが多い日本人に感謝して✨
私も、イタリア人がイメージする日本人像を壊さないように、暮らしていきたいと思います