母の話が続いていますが……
大腸内視鏡検査は問題なしでした😊
その後に医師に呼ばれて話がありました。
大腸には問題はないこと。
そして、予定している化学療法のゲムシタビンは
薬剤性肺炎という副作用がある。
呼吸器内科の医師にも画像を診てもらったところ
母は肺にも癌が散って小さいのが数え切れないほどにあるのだけれど それと同時に関節性肺炎も起こしているそうです。
なのでゲムシタビンを投与することで薬剤性肺炎を起こすリスクが普通より上がり
もし肺炎を起こした場合は寿命を縮めることになる。
なのでゲムシタビンをやめて
飲み薬のS1のみにするという治療方法もありますが
どうしますか?
と。
肺炎になるリスクのデータは若い人のしかなくて
80代のデータはないそうです。
きっと母と同じような症状の80代の方々は
もう無治療を選んでいるがゆえ
データもないのかも知れません

そんなチャレンジをしようとしているのかと思うと
胸が苦しくなりました。
ゲムシタビンをやめるとなると 勿論 治療効果は得られないので延命治療効果も少なくなってしまう。
だけどゲムシタビンをして肺炎になってしまったら……無治療よりも早くに命がなくなってしまうかも知れない

どの選択肢にするか悩みました。
ある意味 ギャンブルです。
母は私に「どうしたらいいかな?」と聞いてきましたが、私は母の命を預かっているようで 怖くて選択できませんでした。
逃げるようで忍びなかったのですが
母にどうしたいか決めて欲しい事を言い
母は「もうここまできたら一か八か運に任せてやる事にする!」とゲムシタビンをすることに決めました。
きっとどれも正解なんだと思います。
少しでも生きたい!
その気持ちで決めたならば
どっちを選んでも正解!!なんですよね
昨日、入院のため母を病院に送っていき
今日 そのゲムシタビンの投与をします。
どうか副作用なく延命効果がでますように!!
昨日の夕方 父の方の病院に行き
明日 母が治療をすることを伝えました。
入院期間も思ったよりも長いことも伝えました。
父は 治療薬だと思っており
投与して治療すれば元気になると思っている発言がありました。
私は母の治療は
延命治療であり 治ることはないと言うことをどうしても言えませんでした


元の生活に戻れるんだから頑張るしかないなぁ
わしものんびり頑張るから」と。
治療をはじめたら もう元の生活には戻れないということを覚悟しておいてくださいとも
医師から言われていて 母は知っているけど
父はそのことを知らない。
(母は言ってないみたいです
)

父も入院して 頑張っている。
そんな父をどん底に落とすことはできなかった。
そんなお互いがお互いを心配している2人を見ていると余計に切なくてしんどいです。
しかし、踏ん張れているのは次女のことがあるから!
この世でいう最大の地獄を味わっている私は
それ以上の最悪なことはない
そんな気持ちもあるからこそ
両親のことが心配だったり不安だったり切なくなったりしながらも どこか少し冷静な部分もあって
踏ん張れているようか気がしています。
今は両親のことが忙しくて
1日があっという間に過ぎて行っています。
毎日 次女のことを想い泣いていた時もあったけど
今は動かないといけない事だらけで
そんな時間がとれず それも悲しくなりました。
なんだか次女に申し訳なくもなりました。
次女のことを想い 泣いている時間が
明らかに減っていることへの罪悪感。
それをつい長女に言うと
「そんな事はないよ!
ママはさ 改めて次女のことを想ったり
考えたりしなくても いっつも次女のことが
心の底にあるんよ。
もう根本的に次女なんよ!
だから大丈夫!」
って言ってくれました。
そっか… そうだよね
次女のことを忘れた訳では無いし
いつも心に次女がいて 考えている。
だから 今は全力で両親をサポートする!
それでいいんだよね
いつも欲しい言葉をくれる長女には感謝です

勿論 長女のこともいつも心にいる!
踏ん張るぞ!
今日の母の治療
上手くいきますように!!
