テスラ中国製「Model 3」が今年3回目の値下げ、引き続きサプライチェーンにも恩恵

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「中信証券(CITIC Securities)」が発表した研究レポートによると、10月1日、米EV(電気自動車)メーカーのテスラ(Tesla)が、中国で生産する「Model 3スタンダードレンジ プラス」のエントリー価格を、25万元(約394万円)を切る価格に再値下げすると発表した。1月と5月に続く今年3回目の値下げとなる。
同レポートによると、今回の値下げは、サプライチェーンのローカル化および、中国のバッテリーメーカー「CATL(寧徳時代新能源科技)」製の車載用リン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリー採用による費用削減で実現したと推測されている。加えて、中国市場におけるModel 3の安定的な販売台数は30万台を上回るという、これまでの判断も維持している。
テスラの生産、販売は成長率が高く、確実性が強い。優れたサプライチェーン対象企業は、それによりもたらされる業績の反発とデモンストレーション効果の恩恵を受けることができるだろう。
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