テスラ中国製「Model 3」が今年3回目の値下げ、引き続きサプライチェーンにも恩恵

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
「中信証券(CITIC Securities)」が発表した研究レポートによると、10月1日、米EV(電気自動車)メーカーのテスラ(Tesla)が、中国で生産する「Model 3スタンダードレンジ プラス」のエントリー価格を、25万元(約394万円)を切る価格に再値下げすると発表した。1月と5月に続く今年3回目の値下げとなる。
同レポートによると、今回の値下げは、サプライチェーンのローカル化および、中国のバッテリーメーカー「CATL(寧徳時代新能源科技)」製の車載用リン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリー採用による費用削減で実現したと推測されている。加えて、中国市場におけるModel 3の安定的な販売台数は30万台を上回るという、これまでの判断も維持している。
テスラの生産、販売は成長率が高く、確実性が強い。優れたサプライチェーン対象企業は、それによりもたらされる業績の反発とデモンストレーション効果の恩恵を受けることができるだろう。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
関連記事はこちら
関連キーワード
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
ランキング
最新記事
「日本のバス会社から850台受注」 中国・PIX Moving、自動運転ミニバスが海外市場で急拡大
中国eVTOL「イーハン」、売上3倍増で初の黒字転換 24年は216台販売
元ファーウェイ「天才少年」、中国初のエンボディドAI向け汎用基盤モデルを発表 ロボット学習を革新
ロボット犬が巡回、危険現場に防爆ロボ⋯中国・重慶市、エンボディドAI産業を推進
中国の若者に広がる「日本式地下アイドル」の実態
中国シャオミ、過去最高の売上・純利益を記録 EV事業好調で25年販売目標を35万台へ上方修正
「自動車界のユニクロになる」と宣言⋯ 中国EV・零跑汽車、LiDAR搭載モデルを業界最安値で発売
「苗から米粒まで」スマート技術が変える農業 中国・蘇州
中国CATL、24年は初の減収も純利益15%増 電池材料の価格下落が一因
「人間の指先を超える感度」 中国発触覚センサー、ロボットハンドの検知能力を大幅向上
Read More