グーグル出身者が創立したクラウドゲーム技術プラットフォームに『万国覚醒』開発元などが出資

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クラウドゲーム技術プラットフォームを運営する「念力科技(Nenly)」が800万ドル(約8億7000万円)を調達した。リード・インベスターは『万国覚醒(Rise of Kingdoms)』『AFKアリーナ』など人気タイトルを開発したゲーム制作会社「Lilith Games(莉莉絲)」、コ・インベスターは既存株主の「五源資本(5Y Capital)」。
念力科技は2019年設立で、創業メンバーはグーグルにバックグラウンドがある。范子瑜CEOはグーグルのクラウドゲームグループの初期メンバーで、15年からクラウドゲーム業界に参入。米コーネル大学のコンピューターサイエンス学部を卒業している。CTO(最高技術責任者)は清華大学のコンピューターサイエンス学部を卒業し、中国の情報オリンピック(National Olympiad in Informatics:NOI)で金メダルを獲得したほか、後にグーグルに買収されたパソコン用オペレーティングシステム「Remix OS」の技術責任者を務めた経歴がある。また、インディーゲーム開発者としても活躍している。
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