国土交通省のデータによれば、平成24年末現在の「全国のマンションストック戸数」は約590万戸(居住人口約1,450万人)。
図にするとこんな感じ。
このように過剰に供給されているマンションの行く末は、とっても気なるところ。
大規模な超高層マンションほどスラム化しやすいと思うのだが、デベロッパーは、スラム化問題を先送りしたまま(あるいは認識せずに)、大規模な超高層マンションの開発・販売に走る。
スラム化のプロセスは次のとおりだ。
マンションのスラム化の実態はどうなのか?
残念ながら、そのような公的な調査データは見当たらない。
ただ、国土交通省が5年ごとに調査している「マンション総合調査」から、その一端をうかがい知ることができる。
最新の調査(平成20年度)の報告書をひも解くと、竣工時期別の「賃貸戸数割合」と「空室(3ヶ月以上)戸数割合」が表形式のデータとして開示されているのだ。
視認しやすいようにグラフ化したのが次図。
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