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2016年のM-1感想文

上戸彩が痩せ過ぎていたので「えっ!? 1億円でレコ大買うのってそんなあかんことやったの!?」って思った。俺も10億手に入れたら1億はレコ大に充てるつもりでいたので余計にそう思った。

トレンディエンジェルが優勝した去年を見ても、5年ぶりに復活したM-1というやつはネットというものに慣れ親しみながら日々生きている僕と、テレビによるテレビのためのテレビに尽くす気概のあるニューフェイスのためのM-1は悲しいほどに乖離しているのだということをまざまざと僕に見せつけてくれた。テレビは僕のためのものじゃないし、僕はテレビの子供じゃない。袂を分かった感まじ半端ないけど、それでも見れるんだからテレビは最高だ!!という感じで見守ったM-1の感想文です。

1.アキナ

88

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

去年も出てたっけ? あんまり面白くなかった記憶があったなーと思って見始めたら案外面白かった。けど、すごい「一番手の務めを果たした」感があって、お前はそれでいいのか、と思った。会場をあっために来た感があって、全然爪痕残せてない感がすごかったので、坊主頭がゴム手袋をかぶっているかのように幻視した。

2.カミナリ

94

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

5年のスパンを空けて再び始まったM-1には、世間のアウト・セーフの線引きはすごい変わってきてるんだぞ、っていう落とし穴があると思ってて、そこを避けるのか飛ぶのかみたいなのは特にキングオブコントなんかでもずっとやってることで、それは今風に言うとヒラリー対トランプみたいなところがある。それでいうと、このカミナリのネタはものすごく微妙なラインなのだろうと思う。俺は、めちゃめちゃ笑った。ただ、本気で良い音がするしばき方をコミュニケーションの一つとして取り入れる展開は受け入れがたい人には受け入れがたいのだろうと思うし、上沼恵美子の点数が馬鹿かというほど低かった気がするので、まぁ今回はしゃあなかったのかなという気はする。人の頭を叩く音が嫌でチャンネルを替えたかった人はたくさんいるのかもしれないけれども、俺はあの、他のツッコミ・言葉という意味での選択肢が自分の頭の中でも消えていって、じゃあもう叩くしかないから叩くというあの切羽詰まった叩き方、めちゃめちゃ笑ったけどね、とは言っておきたい。来年もう一回見たいとまでは別に言う気が起きない。

3.相席スタート

86

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

勿論つまらなくはなかったけどこういうシーンで殊更に持ち上げるほど面白くはなかった。もともとコンセプトは好きなコンビだったのだけど、なかなかウケるものでもないので構成をしゃべくり排除のターン制にしてしまって、それ故に決勝まで残れたということなのだろうけど、負けたことを一緒に悔しがることはちょっとできないくらいの置きにいってるネタ構成なのが悲しかった。「もし客が全員大ファンでその日全員ラリってたら」もっととんでもないことになっただろうと思えるのが良い漫才だと思うんだけど、そういうのはマジで一切なかったなぁ。まぁでもこれを機会にもっとテレビには出て欲しい。一番見たいのは、本気出したらあの女の人、番組で一緒になったナイナイ岡村を本気で落とせると思うんだよね。それを見たい。あの女が童貞のイデアみたいな人を本気でこきおろすのは絶対面白いと思う。

4.銀シャリ

97

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

「シドミ・ミドレやな」というボケは、そこまでのハイテンポをちょっと落として様子見るボケだったと思うんですけど、アレがウケたということはもう確変入ってる感じでした。一本目の、しかも前半の順番でこんなものやってしまって、今年も優勝する気ないのかと心配になりました。

5.スリムクラブ

80

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

タメでアドリブ感を出す、ひいてはそれをリアリティの醸造の術にするっていう彼らのコンセプトはこちらも了解しているんですが、そうなるとあまりに突飛な設定とういのは足かせとしか作用しないよなぁ。実質的には遊びとしか解釈できないその二人の会話に臨場感を与えるのに必要だったのは、単に間を作ることではなく、演技力だったと思う。リアリティではなく演技力。二人は自分らが楽しい雰囲気を信じすぎていたと思う。

6.ハライチ

85

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

つまらなくはなかったけど、じゃあこの台本をハライチ以外がやってたらどう思うか、って考えるといやまぁそこまでは面白くない、みたいな。去年の目も当てられない結果を踏まえて準備してきたんだろうなという感じはわかったのだけど、普段のあのハライチの漫才を捨てようとした結果、すごく対偶を取っていて、つまりはすげえハライチだった。悪い意味で。

7.スーパーマラドーナ

点数としては86やけどやっぱ品がないから嫌いだなぁ45くらいだなぁ

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

去年もスーパーマラドーナと和牛が嫌いだった気がする。M-1が終わって5年の歳月というものがそこには確かにある。なんか、わざとハラスメント的な要素を盛り込んだキャラを出さないとテレビ的には気が済まないの?みたいなことを去年も思った。そういうのが全然駄目ってわけでもないんだけど、あんまり愉快な気はしない。他のないの?って感じではある。とは言っても、まぁそういうの気にならない人からすると、次に笑えるまでの秒数を素直に予想できる素直な舞台だったのだろうな、と思った。

8.さらば青春の光

単に嘘やん、単に頭悪いなこいつら

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

さらばのネタ、ツッコミが一言「いや絶対能ってそんなんちゃうやろ」て言ってくれたらまだ見れるんだけど、それがないとただの教養のない人じゃんと思って最悪だったな。

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

アマチュアがこのネタ一本で3回戦まで進みました!すごいですね!くらいのネタだと思った。このネタを好きって面と向かって言われたらちょっと身構えるレベルで全くおもしろくない。

9.和牛

88。

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

去年、めっちゃ嫌いだった。女子を軽んじる男ネタって、もう古くない?今更そのネタでテレビに出るのってしんどくない?と思ってたので、全然敗者復活で来て欲しくなかった。けど、見てみたら、結構入射角を調整してきてた感じ。そこまで不快ではなかった。

決勝戦1.スーパーマラドーナ

92点だけどノンスタイルがまったく同じネタやった方が面白いような

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

ネタ的には面白かったんだけど、「スーパーマラドーナ初音ミクとコラボ!!」みたいな企画をやってひどいめに合わせてやりたくなるようなネタだった。

決勝戦2.和牛

92、和牛は去年もモラハラネタで死ねよと思ってたんだけど、モラハラという方向性は捨てずにギリギリ不快じゃないラインをきっちり撃ち分けてきたなぁ。

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

これはもう、俺にはわからんな、と思う。女性がどう思うかだけが気になる。去年だったら絶対女性票って入らなかったと思う。今年はそれよりかは入ったと思う。この人たちが去年から今年の間にした軌道修正ってほとんどそれだけでしょ。ほかは大して何もしない。面白くも面白くなくもなってない。ただ、許される範囲を観測しにかかってる。それがかなり今回は良い方向に出てると思う。脱臭というべきか、浄化というべきか、ともあれ、多くの人に愛されてんのかこれが~、と思った。

決勝戦3.銀シャリ

95やけど贔屓目あるかもなぁ。銀シャリ、一本目と二本目逆なら余裕で優勝だった気はする。

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

普通に他の決勝二組が面白かったので不安だった。一番応援してたのである。今回優勝したとのことで、今後全国区のテレビにばんばん出るのかと考えると楽しみでもあり、いやお前、何を喋るねん、とも思う。とりあえず知名度を調査中です。

 

拡散希望銀シャリって漫才師、知ってた?

— ズイショ (@zuiji_zuisho)2016年12月4日

以上です。

ズイショ
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AB型の妻とAB型の2歳になった息子と慎ましく暮らすAB型の33歳。高橋愛とは幼少時代からの幼馴染。という偽の記憶を脳に定着させる薬の研究開発に従事。ラット実験は既に成功しており早期実用化が待たれる。
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