JRubyでRubiniusのバイトコードを実行する、という話。フィボナッチ数の計算でMRI(Matz's Ruby Interpreter)より30%高速だとか。
フィボナッチ数の計算がどれだけ意味があるかは未知数だが、まあ、限定された局面でも私のインタプリタよりも高速だと言うのはそれなりにすごいことだと思う。
ところで、JRubyはこないだYARVのバイトコードも実行可能だったような気がするんだけど、なんなんだろうね、このパワーは。
Cはしばしば「高級アセンブラ」とか「移植性のある低級言語」と呼ばれてCPUをそのまま操作できるような気がするけど、一昔前に一世を風靡した高級言語マシン(たとえばLispマシン)では、Cの実行モデルをエミュレートするのはそれはそれは大変なことである、という話。
つい、日常的によく接する環境が普遍的だと考えてしまうけど、そのような「狭い世界の常識」が通用しない世界はいくらでもあるということ。
もっとも、最近ではアーキテクチャの寡占化が進んで、そういう意味での多様性は減ってきているけどね。なんか、どのCPUもx86っぽいし。
でも、制約が厳しい時代こそそれを乗り越えようと多様化が進む傾向があるから、ハードウェア技術の進歩によって多様性が減った現状から、物理法則の限界に苦しむようになる未来では、また多様性が増加するかもしれない。
それはそれで面白い時代だと思う。
WikiっぽいインタフェースによるGUIレイアウト定義。
WikiっていうよりもPerlのformatを連想させる。Rubyでボタンオブジェクトなどを生成していくよりは、GUIの定義が簡単かもしれない。
「あなたがもし新しい言語をデザインするならなにを入れる?」という質問。
「新しい言語なんて作っちゃいけない」というものもあれば、「高速GC」とかのような実装よりのものとか、「型推論付きのオプショナルな静的型」という気持ちはわかるが無茶な希望とか、さまざまである。
昨年のJAOOにおけるGlenn Vanderburgの発表。英語だし時間も長い(55分)もあるので見るのも大変だが、「Rubyの良さ」について真摯に語ってくれている。
リンク先はページを開くといきなりビデオが始まるので注意。
スライドとビデオがシンクロしているのが素晴らしい。どうやってこういうの作るんだろう?
昨日、実家の母が床に落ちてた新聞広告を踏んで転倒。脊椎を傷めて入院したと父から電話。
さっそく息子を連れて病院へ。他の子供たちはいろいろと都合が悪かったのだ。
口は達者だが腰が痛くて起き上がることもできないのだそうだ。そういえば、つい先日、妻も同じ状況で転んでいた。転び方が良かったのか彼女はほとんど被害がなかったけど。足元には注意したい。