IBMは2月22日(日本時間23日未明)、米ラスベガスで開催中のイベント「IBM InterConnect 2016」において、IBMとアップルとのパートナーシップの下でプログラミング言語の「Swift」をクラウド対応にしたことを発表しました。
IBM Mobile First CTO、John Ponzo氏Swift言語のランタイムが同社のPaaS型クラウドサービスであるBluemixで提供され、Swiftのコードがそのままクラウド上で実行可能になります。
Swiftのランタイムは、CloudFoundryのbuildpack for Swiftで実現。
さらにSwiftでWebアプリケーションを開発するためのREST API対応フレームワーク「Kitura」と、イベントドリブンでSwiftコードを実行可能なバックエンドサービス「IBM Bluemix OpenWhisk」も提供されます。

Swiftパッケージを公開し共有できる「IBM Swift Package Catalog」も用意されます。

Swiftがクラウドで実行可能になることで、これまで別々のプログラミング言語を使用しなければならなかったモバイルデバイス用のネイティブアプリケーションとバックエンドサービスの開発が、Swiftだけで記述できるようになると、IBMはSwiftのクラウド対応の価値を説明しています。

Swiftのクラウド対応は今日から提供開始。

クラウド
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プログラミング言語
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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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