以上のように、生協は組合員によって構成されていますが、組織としての意思をもち、活動をおこなっています。そのため、生協として何かを決定し、その決定にしたがって生協の運営と事業をおこなっていくための人や会議体が必要になります。そうした人や会議体のことを「機関」と呼び、生協法で定められた生協の機関を「法定機関」と言い、生協法では、3つの「法定機関」があります。
生協はいつも、その時々のくらしとともにある、ということを大切にしています。時代とともにくらしが変化し、そのこととあいまって生協で取り上げるテーマも変わっていきます。また、くらしは一人ひとり違っています。一人ひとり違うくらしの中から、共通する「ねがい」を見つけ出し、皆に役立つようにしていくためには、いろんな人たちが生協にかかわること、ちょっとした「つぶやき」をたくさん拾い集めることも必要です。だからこそ、生協はできるだけたくさんの人たちの「声」を聴くことを大切に考えていると同時に、「ねがい」を実現するために総代としての役割を含むあらゆる機会での積極的な運営参加にご協力をお願いしています。
総代は、組合員であればどなたでも立候補できます。9月に総代選挙が公示されます。詳細は、各事業所及びホームページの掲示、あをがき9月号に掲載される選挙公示文書を参照ください。なお、総代の任期は10月から翌年9月までの1年で再任は妨げません。