
東京・十条の人気店「流。」のアブラ煮干そば。
こだわりのラーメン屋さんともなれば、1日の営業時間が短かったり尋常じゃない行列をクリアしないとありつけなかったりのケースに遭遇することもしばしば。だから、そんな悩みを一気に解消してくれるお店に出逢うとつい嬉しくなっちゃいます。
【営業時間変更のお知らせ】
— 煮干そば 流。 (@nibo_suke)2017年4月2日
4月から平日のみ11時~23時まで
土日祝は変わらず11時~21時まで
宜しくお願い致します。
淡々としたツイート内容だけど、よくよく考えるとありがたい変更。考えなくともありがたい変更。
2014年11月創業の「煮干そば 流。(ル)」は、先月から平日11:00~23:00の12時間通し営業、土日祝日だって11:00~21:00の10時間営業と万全の受け入れ体制を確立。使い勝手も良好、それでいておいしいラーメン専門店でございます。

駅出口の関係で少し歩きますが、ホーム真裏、埼京線の線路沿い。
知らないと「にぼしそば ながれ。」とでも読んでしまいそうですが「にぼしそば る。」が正式名称で、略して“にぼる。”、そのための語尾の句点。
「今日十条駅前の『流。』にラーメン食べに行こうよ」だなんていちいち言わず「今日にぼるべ」だなんてカジュアルな言葉遣いが周辺界隈では浸透している…ハズ!

行き方の一例ですが、JR十条駅南口を出て、駅沿いの道を北上します。(写真右奥に直進)

この道をただただまっすぐ。

2分近く歩くとご覧のように分岐し、感覚的に右斜め方向に進みたくなるかもしれませんが、左です。もっと細いホーム沿いの小道に入ります。

するとほら、見えてきた。

で、到着です。
自家製麺の丸型提灯が掲げられているとおり、店内に製麺室が設けられ、提灯下の小窓から製麺の様子を覗くこともできます。

入店して左手の券売機で食券を買うので、どんなメニューがあるか店頭で把握しておくとベター。煮干しはビター。
ラーメン・つけ麺・油そば(汁なしのまぜそば)・ご飯ものを基本とし、各種トッピング・おつまみ・お酒がサイドメニュー。麺類は定番のあっさりか背脂入りのこってりから好みを選択します。
| ラーメン | 並170g | 大250g | 小盛120g |
|---|---|---|---|
| つけ麺 | 並170g | 中250g | 大350g |
| 油そば | 並170g | 大250g | 特盛350g |
ラーメンのみ120gの小盛を用意。つけ麺と油そばで若干表記は異なりますが、最大で350gの麺量。

L字型カウンター8席。お冷はセルフサービス。
混雑時は外に設置されたイスに座ったり立ったりして待ちますが、事前に券売機で食券を購入しておくと、並んでいる最中に半券を回収しオーダー成立といった感じです。で、入店して着席した後にもう半分の券をカウンター上に置いて待ちますと。

整頓されたカスターセット。

3種の麺類を取り扱うから卓上調味料は多め。

スープ表面をビシッと背脂が覆うからてっぺんのナルトが映えるナルトドーム仕様。

トッピングは、炙りチャーシュー・メンマ・刻みタマネギ&ネギ・カイワレ・ナルト。

チャーシューは3枚入りで、提供直前にバーナーでゴゴゴゴ炙られ香ばしさも最上級。

金魚すくいよりも圧倒的にカンタンに、レンゲでビッシリすくえる背脂。

ちなみに、アブラのない通常の煮干そばでも、いわゆる煮干ならではの独特のクセやら嫌味は皆無。

こちらは意識的にタマネギもすくっていただくと甘辛みがプラスされていい感じ。

で、再びアブラ煮干そばに話を戻しますが、ただでさえ上質な煮干風味に背脂のコクと甘みが加わりまあステキ。
土台となるスープには白口イワシ・カタクチイワシ・ヒラゴと3種類の煮干しが使用されており、動物系素材ではゲンコツ・肩ロース肉・バラ肉と豚尽くしな構成。だから同じ豚の背脂も当然バッチリ合いまして、自然な流れでこってり成分を感じ取ることができちゃいますと。

背脂醤油ラーメンの、麺を引っ張り上げた時に表面がテカテカのアブラでコーティングされる現象に名前を付けたい。
加水率高め、チュルリとした舌触りと質感が共存する自家製麺は、それ単体でもしっかりスープの旨味を引っ張り上げる底力を有しているけれど、アブラをまとった状態のをズヴィヴィヴィヴィンと啜り上げることで、芳醇って印象が純へと引き上げられる、そんな気がします。

平日15:00までのランチタイムは150円とお得なサイドメニュー。

一般的なサイズのご飯茶碗に、ライス、さいの目切りの炙りチャーシューがオン。

で、本記事最大のポイントなんですが、この肉めし、お箸じゃなくレンゲ、それもアブラ煮干そばのスープをすくった直後のレンゲでいただくと、これがまあ最高なんですわ。
やはり同じ豚同士だからってのも大いに関係しているんでしょうが、背脂スープを飲んだばかりのテカテカレンゲで肉めしをすくって頬張ることでいつもの肉めしがアブラ肉めしに昇華。
「豚の醍醐味はアブラにあり」的な言葉をどこかで聞いたことがありますし、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんしないかもしれませんが、ヘタにゴマ油だラー油だで味付けする肉めしよりもめっぽうウマイ!
そもそも、チャーシューを炙ることで余分なアブラを落としているのに背脂でアブラを補う……何というか、シャンプーの後のリンスやトリートメントみたいな、考えてみたらちょっと不思議なプラマイゼロ体験を実施していること、何より正式メニューじゃないから「こんなことやっていいのかな?」ってちょっぴりドキドキ、後ろめたさすら覚えながらこの記事をしたためていることがウマイって感想に拍車をかけているのかなと。
このスープの背脂で肉めしかっ喰らう行為、“にぼる。”にちなんで“あぶる。”ってカタチで布教に努めようじゃありませんか!まあ、1mmも共感されないでしょうけどね。

ご覧のとおり完食です!(でも汚いのでぼかし処理済み…きちんとご覧いただけなくてすみません)
中野の有名店「肉煮干し中華そば さいころ」出身者が独立・開業したこともあり、3年前の創業当時から何かと話題に事欠かない歴史を歩んで来た同店ですが、寡黙で仕事熱心、限定メニューの開発にも力を入れる店主の動向を暖かく見守りつつ、今後もちょくちょく足を運びたいと思います。

夜営業。小料理屋のような雰囲気も◯。
| 店名 | 煮干そば 流。(ル) |
|---|---|
| 住所 | 東京都北区上十条1-13-2(地図) |
| 電話番号 | 03-6454-3983 |
| 営業時間(月~金) | 11:00~23:00(売切れ次第終了) |
| 営業時間(土日祝) | 11:00~21:00(売切れ次第終了) |
| 定休日 | 火曜日 |
| 最寄駅 | 十条駅、東十条駅 |
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