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まるで人間のよう。ロボットたちに命を吹き込むディズニーのエア駆動システム

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    まるで人間のよう。ロボットたちに命を吹き込むディズニーのエア駆動システム

    数十年前、ディズニーのオーディオ・アニマトロニクス技術は、同社テーマパークの至るところに生息するロボットたちにとって革命をもたらしました。でも、ここであらためて想像してみましょう。微妙にぎこちなさが残るカリブの海賊や米国の歴代大統領が、最新の研究成果… つまりモーターも使わない空気駆動のロボットに置き換えられたら、テーマパークの未来はどうなるのか?

    このロボット・アームが見せてくれるスピード感、明確かつ正確な動きは、重たいモーターやサーボ、ワイヤー、その他の電子機器を取り除くことで到達できた成果。ジョイント部分を空気チューブや空気圧で駆動させることにより、圧倒的に滑らかな動きを実現しています。

    でも、ここにはちょっとした「種明かし」があります。このロボット・アームは、実際には黒子となる人形師が操る2台目のロボットの動きをそっくりそのまま再現しているんですね。双方のアームについているジョイントは前途の空気チューブによって相互に接続されていて、片方の動きが空気の動きによって伝送されています。またこの技術は、キャラクターの腕ではなく身体に取り付け可能な新型の空気伝送システム開発によって、これまで以上に自由な動きを実現しています。

    結論からいうと、空気の力で動く現在の方式では、配線や人形師の存在がまだ必要ということになります。つまり、アニマトロニク・キャラクターが一日に数千回も稼働する「カリブの海賊」のようなアトラクションでは、まだまだ実用化が遠いといえるでしょう(それだけタフなキャストさんがいれば別の話ですが…)。

    でも、映画やテレビ番組でアニマトロニク・キャラクターをより生き物っぽく見せるなら、今のシステムでも十分な効果を発揮してくれそうです。海外のテレビ番組なら「マペット・ショー」あたり、なかなか相性いいんじゃないでしょうか?

    source:Disney Research

    Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

    (Rumi)

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