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津浪と人間 Kindle版
明治から昭和初期にかけて活躍した物理学者、随筆家、俳人である寺田寅彦の随筆作品。初出は「鉄塔」［1933（昭和8）年］、「尾野倶郎」署名による。「寺田寅彦全集 第七巻」［岩波書店、1997（平成9）年］に収録。昭和8年3月3日に襲来した東北日本の太平洋岸に大津浪や、それより前の明治29年6月15日同地方に起こった三陸大津浪により、災害の予防について綴ったものである。
- 言語日本語
- 発売日2012/9/13
- ファイルサイズ272 KB
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登録情報
- ASIN : B009AKH036
- 発売日 : 2012/9/13
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 272 KB
- 同時に利用できる端末数 : 無制限
- Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 9ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 無料タイトル - 2,371位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- 文学・評論 (Kindleストア) - 1,467位
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上位レビュー、対象国： 日本
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- 2021年10月7日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入てっきり3・11の後に書かれたものかと思った。
結局、人間って同じ事を繰り返しちゃうのかな… - 2015年3月27日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入Kindle Paperwhiteを買って、無料本をダウンロードして楽しんでいる。著者の随筆はほとんど読んでいる。３．１１の記憶も生々しい中、物理学者であり文化人であった著者がどのような論考をしているか、とても気になった。聞くに値し、読むに値する1冊だった。
- 2014年7月27日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入現代にも通ずる防災の心得。決して3.11の予言書ではありません。あんな場所に原発を建ててしまったのは人間の愚かさ。
- 2013年12月1日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入3.11の地震の後なので痛切に心に染みた。
寺田寅彦も私たちが今考えていることと同じことを考えたのだ。
警告もいつの間にか忘れられて、同じ悲劇が繰り返された。
今度こそ地震津波に強い国を造ってゆかなくてはならない。
私たちは賢い生き方を学びとらなければ。
自身の足下をまず見直そうと思う。 - 2012年12月29日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入拝見寺田寅彦様
愚かな日本人民は寺田寅彦様の警告を無視して、またもや巨大地震の甚大なる被害を被りました。本当に自省能力がありません。
……
昭和の東北地震のときの記録である。本当に歴史は繰り返す。子孫を大切にする日本人がほとんどいなくなってしまった。それこそ人間の寿命が数万年規模になるとか、あるいは数日おきに巨大地震がくるとかすれば別に雨が降る程度に震災も陳腐化し、地震が起こるような国や地域には誰も済まなくなり、天災などに怯える必要もなくなる。これは全く同意である。学習能力がないなら、もう頻繁に地震を引き起こすか不老不死にでもするしかないだろう。
何年も何十年も前から地震について警告しているのに、いつくるかわからない地震よりも目先の金が大事、地震や津波がくれば即死するのに、みんなこぞってそんな危険な土地を開墾する。国も民も警告を無視する。関東大震災がくるといっても誰も耳を傾けない。危険性を知っている人間はとうに逃げ出しただろう。まさに何も知らない、知ろうとしない国も民も天災による死刑囚だ。いい加減、歴史から学習してはどうか?愛国教育などより、防災教育のほうが大切であると著者も言っているではないか。むしろなぜ目を向けられないのか、なぜ歴史から学べないのかという視点の転換が必要なのかもしれない。いずれにせよ地震活動期の現代だからこそ全国民必読の書であるといえる。しかも無料である。より多くの人に読まれる事を願って筆を置くことにする。 - 2014年5月21日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入小学生でも意味はわかるはず。
地震による原発事故避難訓練で、全校生徒を校庭に(川沿いです)集合させ、保護者の引取りがある迄ただ待たせている学校の対応にビックリ！
教科書に載れば、先生方も少しは意識が変わるかも。 - 2020年4月7日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入言うは易しの典型。理屈は合っていても現実に合っていない。こんなことはわざわざ指摘されなくても人間の歴史が始まって以来わかっていることなのだ。でも悲劇は繰り返される。その理由は簡単で、人間の自由意思と文明は自然と調和しないからだ。寺田氏の指摘を実行しようとすれば個人の権利は無視した全体主義的な政策が必要であるし、自然環境を徹底的に破壊しなければならない(砂浜も川原も固めてしまい、山を削って住宅地としなければないだろう)。しかし、当然人間の自由意思は耐えられないし、環境破壊は違う災害を呼び、人間の都合通りにはいかない。結局現実を見ながら出来ることをしていくしかない。なのに寺田氏のような理想論を当然として重視すると現実的対応の邪魔になるだけで、これこそが悲劇が繰り返される理由なのではないかとも言える。
- 2013年4月14日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入無料です。短いです。5分で読めます。
Kindleユーザーでなくても講読できます。
是非御一読ください。
良いと思った方は家族や友人に薦めてください。
短いですが内容は重たいです。
