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貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現 単行本(ソフトカバー) – 2009/2/19
橋本 健二(著)
働く人、働きたい人にとって、かつてない厳しい雇用が続く窮状。
「貧困化」はもはや、「彼ら」の問題ではない。「私たち」のすぐそばにある問題である。
本書は、「階級社会」を研究し続けてきた気鋭の社会学者が、豊富なデータを駆使して「貧困化」を検証。「格差」という資本主義の原点を問う。
「アンダークラス」といわれる最下層階級の実態とは。
日本の経済格差がいかに深刻な状態にあるか。
いま、どのような問題が生まれているか。
このままでは、日本はどれほど暗い未来を迎えることになるのか。
脱貧困のため、いま何が必要とされているのか。
こうした問題についてわかりやすく論じる。
「貧困化」はもはや、「彼ら」の問題ではない。「私たち」のすぐそばにある問題である。
本書は、「階級社会」を研究し続けてきた気鋭の社会学者が、豊富なデータを駆使して「貧困化」を検証。「格差」という資本主義の原点を問う。
「アンダークラス」といわれる最下層階級の実態とは。
日本の経済格差がいかに深刻な状態にあるか。
いま、どのような問題が生まれているか。
このままでは、日本はどれほど暗い未来を迎えることになるのか。
脱貧困のため、いま何が必要とされているのか。
こうした問題についてわかりやすく論じる。
商品の説明
著者について
1959年石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学の後、静岡大学助教授を経て、2002年より武蔵大学社会学部教授。専門は理論社会学および階級・階層論。趣味と研究を兼ねて「居酒屋考現学」を提唱。日々の成果をブログで公開している。主な著書に『階級社会』(講談社)、『新しい階級社会 新しい階級闘争』(光文社)、『居酒屋ほろ酔い考現学』(毎日新聞社)がある。
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2009/2/19)
- 発売日 : 2009/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4479391878
- ISBN-13 : 978-4479391876
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,652,144位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2009年3月12日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入世の中に数多く出回っているらしい格差社会論や貧困論を精査したわけではないが、そういう既存のレポートや議論が指摘・分析したことを、分かり易く一つのストーリーでつないでみました、というのが本書の印象。どこかで聞いたようなネタが多い。高校生の小論文対策や、大学初年級くらいの人が論点を俯瞰するには悪くないのかもしれない。そういう意味ではお薦めしてもいい。
しかし、これは裏返せば踏み込みが浅いということでもある。いろいろ深刻なはずの話が取り上げられるのだが、どうにも予定調和な議論の素材みたいな感じがして、こちらに迫って来ないのだ。ハッキリ言って、この程度なら全然専門家じゃない私だって書けそうな気がする。ブッキッシュな空気を逃れているのは、酒の種別ごとの消費量と収入の相関関係とか酒税の逆進性の話くらいかな(笑)。ま、これだって広告代理店のほうが詳しい情報を持っていそうだが……
そういえばこの著者は、貧困論というより階級論が専門の人だったはずで、「事実上、どんな社会にも階級がある」(p84)なんてスゴイことも書いてある。しかし他方で貧困が大注目されているこの時期に、いかにもタイムリーっぽく、こういう毒にも薬にもならない入門書を書き上げてしまう著者の通俗性には、私は抵抗を感じる。書名も湯浅誠の『貧困襲来』みたいだし。 - 2009年4月9日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本(ソフトカバー)格差問題がブームになっているので、あわててつくった一冊という感じ。
この本の著者は院生時代から格差問題に取り組んだ慧眼の持ち主で、この問題に関する第一人者なのだが、最近は同じようなタイトルの本を出しすぎていて、後から出たものは焼き直しという印象。一番いいのは最初に出した『階級社会』で、この作者の論証の材料はここに出しつくされている。後の本はターゲットを一般人向けにしてやさしく書いてみたり、その時々の最新の情報を加えたという程度。一冊読めば十分。




