商品の説明
著者について
1969年生まれ。出版社勤務を経てフリーに。90年代後半から台湾に居を移し、数多くの台湾旅行ガイドブックを手がける。『観光コースでない台湾』『台湾―日本統治時代の歴史遺産を歩く』などの著書がある。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2009/2/27)
- 発売日 : 2009/2/27
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4396111495
- ISBN-13 : 978-4396111496
- Amazon 売れ筋ランキング: - 372,575位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 340位祥伝社新書
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年7月14日に日本でレビュー済み著者は、台湾に残る日本時代の建築物を紹介した著作で知られる。
本書は、建築、人間、言葉という側面から、「台湾に生きている「日本」」が扱われている。
建築は、台湾総督府などの有名どころから、地元でも知られていないような場所まで。学校建築、公共浴場、動物慰霊碑、鉄道関連、飛行場跡、発電所と幅広い。簡単には行けないような場所も多く、写真も多数で貴重だ。
人間の部分は、神になった警察官、診療所、愛国美談の少女、戦後の台湾で軍の指導にあたった旧軍人など。
台湾に残っている日本語についての章もおもしろい。古い用法がそのまま残っていたり、微妙に発音や意味が変わっていたり。
充実した一冊だった。 - 2014年9月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入本の現物自体は、外観・中身とも特に不具合はありませんでした。
本の内容に関しては、日本による台湾の統治が終わり、戦後69年になるが、当時より派遣された日本人は台湾及び台湾人に
日本国内政策と同じように接してきたことが随所に感じられ、日本人として誇らしく思う。小生も2度台湾を訪れたことがあるが、
外省人は別として、本省人の方たちには少なからず、日本統治時代を快く持っていてくれているようで、日本人の一人として
嬉しく思っております。著者も台湾各地を調査・取材された内容を多岐に亘って紹介しており、今の日本人に忘れられている
ことを再認識させられる点で、素晴らしい書籍だった。 - 2018年5月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入昨年、筆者と台北で酒を酌み交わしました。とても良い著書だと思います
- 2014年10月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入台湾旅行に合わせて買いました。
移動中に読みながら、行き先の歴史を知ることができ勉強になりました。
普通のガイドブックだけでは分からないであろうことを感じることが出来る一冊です。 - 2016年9月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入写真が一杯、じっつくり読んでおります。もう一度訪れて見たくなります。
- 2017年12月11日に日本でレビュー済み同じ著者の『台湾:日本統治時代の歴史遺産を歩く』と併用して、現地での視察旅行に使用した。両著併せての使用感を箇条書きにする:
1.記述されている遺産対象については、ヤシの木の間に打ち棄てられた旧台北高商の卒業生記念碑(2017年12月時点でも現存し、見ることができた)に至るまで、よく調べたと感心させられることも多かった。
2.しかし、選択されている遺産はもちろん全てではなく、言及されていないものが多かった。もちろん、台湾にはこの種の歴史遺産が大変多いので、全て掲載できないことはわかるが、掲載基準が明確でない。説明を、詳しいものと簡単なものの2種に分けて、できるだけ網羅的に記載して欲しかった。例えば、現台湾大学医学部付属病院など。
3.詳細な地図が全く掲載されておらず、この本だけで現地に到達することは難しいことが多かった。市販されている地図にこれらの歴史遺産が掲載されていない場合も多いので、歴史遺産が存在する現地に至る地図と、交通案内をできるだけ詳しく掲載して欲しかった。
4.視点が、日本人にとってのノスタルジーツーリズム(台湾にはこんなに日本植民地時代の遺産が多数あって大切に使われています、ぜひ見て下さい)にとどまっており、この歴史遺産が台湾現地の人々の歴史とどう関わっているのか、社会的な記述や視点がほとんどなかった。たとえば、228事件において、日本植民地時代のNHK台北放送局ならびに放送塔が重要な役割を果たしており、必掲と思われるが、一切言及がない。また、旧公会堂の前面には巨大な抗日記念碑が建設されている。 - 2010年5月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入台湾に残る日本統治時代の遺構を数多く
また実に丁寧に紹介している。
戦後65年経とうとしているが
著者は日本統治時代を知る台湾人壮年世代への取材と
現地調査を元に、台湾に残る日本語でさえも
辞書形式にしてこの書にしたためている点で
大いにその価値が評価できる。
著者の中立的な視点も感じられながらも
戦前の日本の台湾開発にかけた意気込み、
その遺構に歴史的価値を見極めて守ろうとする
台湾の人びとの気概までも感じられるといったら過言であろうか。
最後の付録には、遺構の住所をはじめ
現代の呼び名と統治時代の呼び名も整理されており
ショッピングだけではない
少し違う台湾旅行のガイドブックにもなる。 - 2015年3月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入台湾でビジネスをするものとして知っておくべき情報が多く詰まっています。今後は台湾の日本遺産は観光資源としても重要です。