2022.05.25 Category:深見東州&出口王仁三郎の著書他 |Comments (6) [TOP]
あらゆる学問から古典、宗教から神霊界まで幅広い知識を持っておられる深見先生の教えというものは、厳しい現実世界を生き抜く意味でも、死んでからの霊界生活においても、すべてにおいて役立つものです。
それは深見先生が教えてくださる「神人合一の神法」でもそうで、なにも神様にお祈りする為だけではありません。

深見先生が、師である「植松愛子」先生から教わった「神人合一の神法」は、「生活に役立たなければ意味がない」です。わたし的には、両先生から教わる教えも悟りも、すべてが役立つと思っています。
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時には柔軟に、時には力強く、どんなことがあっても明るく前向きに、進むために役立つ教えや悟り。それが深見先生の教えであり、真の「宝珠」となって、死しても活かせるものです。
この記事では深見先生の2つの著書「信仰の道」「究極の運命論」から、とくに大切な部分を紹介させて頂きます。あまり転載や抜粋ばかりですと失礼ですので、わたしなりに説明していきます。

神様の姿や言葉は、普通の人には視えませんし、聴こえません。その神様が住んでおられる神界や天界はもちろん、死んでから行くことになる霊界のことも、生きているうちには知れません。
しかし 深見先生は、日本神霊界の神々といつも「神人合一」しておられるので、あらゆる次元世界のことから、神々のこともすべて御存知です。目に見えない世界のことを正確かつ完璧に教えてくださるのは、世界中でも深見先生しかおられません。

深見先生は若い少年時代のうちから、神様のために生きると発願され、その神様に使ってもらえるようになる為、あらゆる学問や古典、宗教的知識も学ばれて大学を卒業、社会に出てきちんと仕事もして、立派に社会経験も積まれました。
そして植松先生と出会って「神人合一の神法」を学びながら 日本神霊界の知識と神通力を磨き、現在では「神仕組」の未来を担う「神人」として 日本と世界、および個人まで救う神事で活躍されています。
また、芸術や音楽、福祉や教育、そしてスポーツに至るまで、様々な社会活動を通して世の中に貢献、多くの人達を導いて幸せにしながら、神の御心と働きを 世の中に現せる実業家としても成功されています。

神様の為に 15歳から人生を捧げて来た深見先生は、どれだけ苦労なされて神様の為に生きて来られたことか。
なので深見先生は、自分がそうであったように、神様を真面目に信仰して、神様の役に立とうと生きておられる ワールドメイトの会員さんには特別に、神界の機密から高度な神法、「真の信仰心」から「役立つ悟り」まで、すべて教えてくださるわけです。
いかに愛に溢れた素晴らしい先生か、いか凄くて偉大な先生であるか、私たち会員はすべて知っています。

わたしが ワールドメイト会員となって27年経って いま言えるのは、『本当の幸福とは「御魂から湧き上がる歓喜感動」のことだ』と言うことです。
あらゆる神仏、諸天善神すべて、お役を果たした時にもらえる素神 (御親元素大御神) からの「歓喜感動」と同じ、神様のお役に立てた時に湧き上がる御魂からの歓喜感動。~これこそが本物の幸福感。
~いつでも日本神霊界の神々に護ってもらえている安心感。祈れば通じる「神仕組」の神々。いつでも、ジーンと胸に広がる温かい愛と感動。死など怖くなくなる死生観と真の信仰心。これは死んでも覚えていますし、来世に持ち越せます。
その来世へ持ち越せるものは、「才能」「徳分」「信仰心」の3つだけです。唯一無二、日本神霊界の神々に認められている深見先生という師がいるからこそ分かる悟りであり、独りで修行していたら、ここまで来るのは まず不可能です。

現代の人間は「天変地異」が起こっても、神々の怒りや警告、※弭化だと捉えられる人は、ほとんどおられません。ただの自然現象としか思われないのですから、神様も可哀相です。
(※弭化 (みか) とは、災禍厄難を、無形のうち、先天のうちに、救済すること。すなわち、現実界に形となって現れる前に縮小したり、消滅させること。)
~日本神霊界の神々にも願いがあり、それは「ミロクの世」の成就です。しかし、神々には肉体がありませんから、現実的に直接、物事を成すのは不可能です。
なので神々は、愛と真心で頑張っている人間に懸かって、なんとか「ミロクの世」に近づけようと頑張っておられるのですから、その神々の願いを叶えるように生きれば、とてつもない御加護と御守護をしてくださるわけです。

それではここで「信仰の道」から、運命改善の方法について説明させて頂きます。まず、天命、宿命、運命について。
「天の命を 我が身に宿す」~これが「天命」です。たとえば、男に生まれたとか、日本国民に生まれたとか、長男に生まれたとか、生まれながらのものを「天命」と言います。これらは変えようがなく、制約があります。
~そして、前世の行い (因縁因果) によりて、生まれた瞬間から宿している「善因善果」「悪因悪果」を総称して「宿命」と言います。どなたでも持っているものであり、何度も転生してきた御魂は分かっています。
この命をうまく運んで行くことにより、運命を好転させ、幸福を大きくすることができる。これを「
王陽明」は「造命」といい、命を作って行くことだと教えました。

それに対し、袁了凡が実体験から書いた「
陰騭録」という書があります。
陰騭とは「陰徳」のことで、目に見えない徳を積むことで「運命」を改善し、「造命」することに至ります。すなわち、徳を積むことで天の命数を改善して「立命」する。
~先の「天命」や「宿命」は変えられませんが、あとの「運命」は変えられます。天の命が宿った「天命」に加え、因縁因果が宿った「宿命」の中で、どう生きながら「運命」を作るかは、自分で改善できるのです。
ちなみに「天性」と言うのは、魂の傾向のことです。文学的素質や理数系素質とか、歌や絵がとても上手いとか、信仰心が強いとか、これらは前世で磨いたからこそ、今世で生まれた瞬間から持っているもの。

それに合ったものが「天職」と言われるもので、御魂の系統にあった天職に就けると、『楽しい、嬉しい、面白い』と、心の底から満足や充実感が得られるそうです。歌が上手いなら歌手、絵が上手いなら画家とか。わたしなんか何も無い… Orz
経世済民を目指して報徳思想を唱えた「
二宮尊徳」は、いつも「
陰騭録」を携帯して読んでいました。
あの「
清水次郎長」も 世のため人の為に善根を施し、財産まで使って善徳を成したところで、結核も完治して運命を改善しました。この「
陰騭録」における「徳」とはどういうものか。
◆
「善を施せ」とも言われますが、それは「人に益することを行う」ということです。
ただし、その心の発するところが「善心」すなわち「慈愛」でなければならず、心が悪であったなら「偽善」となりて、死後に地獄へ落ちますから注意してください。
要するに、本来の意味における、生きた善を施す必要があるということです。そして仏説における善行が御存知のとおり、「体施」「物施」「法施」になります。

その因縁因果が代々積み重なって、善因善果または悪因悪果として現れ、易経で伝わる『
積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃あり』に繋がるわけです。
すなわち 個人や家系を見れば、代々積み重なっている因縁因果が なんとなく分かるはず。そこから人生の修行としての課題を悟り、みずからの人生を有意義にするために 精進努力を続けて行く必要があるのです。
~そして「天運」と言われるものですが、中国では、天下を獲り、ひとつの時代を創るほど「天運」のある人物は、一代や二代では誕生せず、家名をあげる人材を世に出すには、七代くらいかかると言われています。
三国志で言えば曹操や劉備や孫権、戦国時代で言えば織田信長や徳川家康、現代で言えば世界的な有名人や成功者であり、まさに「天」「地」「人」の三位一体が揃わなければ英雄にはなれません。

ここからは「究極の運命論」からの説明です。まず、運や不運と言っても様々な角度からの捉え方があり、とりわけ「先天 (せんてん) 運」と「後天 (こうてん) 運」というものがあります。
「先天運」とは文字通り、先天的に持っている運のことで、その「先天」とは、母親のお腹の中にいるまでが「先天」、オギャーと生まれた瞬間からは、もう「後天」になります。
この生まれた瞬間、そのときの「木火土金水」はどうだったかの観点に立って、「年」「月」「日」「時」の4本の柱のバランスで運勢を見るのが「四柱推命」です。

本人の性質というのは だいだい「日柱」で見るそうで、生まれた日がその人の人間性を表し、月は母親との関係、年は父親との関係、時間というのは晩年を表し、自分の生まれた日の命数で、月と年と時間との関連や、「木火土金水」のバランスを見ていくそうです。
「四柱推命」の的中率が驚くほど高いのは、「先天運」が醸造されて出てくる一瞬、つまり生まれてくる瞬間に 運命の大半が決まっているからであり、それを「四柱推命」は見ているわけです。
しかし、占いというのは、あくまでも「予測」です。修行の糧として「先天の命」を知り、後天的努力の糧にしなければならないと、深見先生は言われます。

悪い部分は改めて、良い部分はますます自信を持って、世に開花させていく。世のため人のために役立とうと思ったら、自分のプラスを見たらいいと。
自分の持っている先天的に素晴らしいもの、他人にない才能と長所を磨けば、それは重宝がられますし、世の中に役立ちます。
いっぽう 人格を磨こうと思ったら、自分が持っているマイナスを消してゆかねばなりません。どこを改めればよいか、どこを気をつければいいか、どこが足りないか、どこがマイナスか、なにがイケないのか、どうしたら進歩できるのか。

そうやって時には直し、時には改め、その精進努力を積み重ねていくことが「修養」であり、人徳を磨いてゆくということです。
ですから 本当の魂の修養とは、長所を磨くことと、短所を改めることの、両方を同時に行っていくことが正しい。とくに学問や教養、宗教などによって良く理解し、後天的努力で父祖伝来の悪い短所を出ないようにしていく。
すると魂が素晴らしく磨かれていき、人間的進歩や向上も、見事に果たされていくわけです。そういう意味で占いとは、「修養の糧」として見なければいけないそうです。

ここまで簡単に説明させて頂きましたが、運不運や幸不幸の中に「因縁」というものが存在しており、その「因縁」というのは「前世」や「家系」から来るものです。
前世へは戻れませんし、生まれて来たのは宿命。ならば、後天的努力として陰徳や善徳を積んで、運命を改善していく努力が必要なわけです。
長所や才能はますます伸ばして世の中に貢献し、短所は改めるように精進努力の積み重ねで乗り超えていく。これがすなわち「生まれて来た意義」であり、「御魂を磨く」ということなのです。

ですから、そういう根本的な知識も知らず、努力もしないのに、神社へ行けば「お陰 (御利益)」ばかりを求め、「パワースポット」「開運」「霊能力」という言葉だけに惹かれては駄目だと言うことです。
巷の「霊能者」「行者」「スピリチュアリスト」がすべて悪いとは言いませんが、わたしが危惧して嫌う理由が、これで分かるはずです。どんな人でも、何事も、『努力なくして成功なし』なのですよ。
~人として生まれて来たからには、人としての努力が第一であり、その自力ではどうしても乗り超えるのが難しいところを、神様や守護霊に助力をお願いする。
はじめに敬神と感謝の誠ありき。それが正しい信仰であり、深見先生が教えてくださった、死してもなお活き、来世にまで持ち越せる「真の信仰心」なのです。

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