「
ことえり」を使って日本語の文章を書いているとき、
文字を変換中のショートカットは下記のようになります。
・ control + J ---
ひらがなに変換・ control + K ---
カタカナに変換・ control + L ---
全角英字に変換・ control + ; (セミコロン) ---
半角カタカナに変換・ control + : (コロン) ---
英字に変換
このショートカットは文字変換中に頻繁に使っています。
ただ、僕のiBookには controlキー が左側に1つしかないので、両手で操作しないといけなく、不便に感じていました。
まあ、高機能なIMの
ATOK や
egbridge を導入すればいいんですが、僕はふところが寂しいので、なかなか買えません。
それに、OS9から比べて「ことえり」はずいぶん良くなったし。
ところが、以前の記事でも紹介させて頂いた
Mac!!Mac!!Mac!!さん の『
ことえりで文字変換を行なうとき』の記事で、自分用の覚え書きとして「ことえり」の変換中のショートカットをファンクションキーでやられているようなことが書かれていました。
そのときは、ATOKか何か使われてるのかな?と深く考えずにいました。
ところが、「ことえり」でも実はファンクションキーで、変換中の操作が出来たのです。
他の人にとっては「今さら何言ってんの?」と思われるかもしれませんが、僕は全然知りませんでした。いつから使えるようになってたんだろう?
・ F6 (+fn) ---ひらがなに変換
・ F7 (+fn) ---カタカナに変換
・ F8 (+fn) ---半角カタカナに変換
・ F9 (+fn) ---全角英字に変換
・ F10 (+fn) ---英字に変換無知とは怖いものです。
これで、OS9時代から染み付いてたショートカット control+○○ を押さずに、片手でラクラク操作が出来ます。
ノートタイプなどでは一緒に
fnキー を押さないと機能しません。 (キーボードの種類や設定によると思いますが、僕の場合は F8~F10 は fnキー 無しでも機能しました。)
そんなことは面倒て言う方は、システム環境設定>「キーボードとマウス」パネル>「キーボード」タブを選択して、赤い枠のところのチェックを入れて下さい。

これで、「fn」キーを押す必要は無くなります。
代わりに輝度、音量調節のファンクションキーが「fn」キーを一緒に押さないと、機能しなくなります。
テキストエディットで試してみます。下のように文字入力します。

変換中のときに「英字に変換」の「F10」を押すと・・・

半角英字に変換しました。
これを確定させた後に、もう一度「F10」を押すと、
Exposé が動作しました。
(Exposé をF10に設定している)

Exposé の ファンクションキーとかぶっても、文字変換中は「ことえり」が優先されます。
ただし、僕の場合は以前書いた『
SafariStand/ Bookmark Self にショートカット割当』の記事のように、各アプリケーションのメニュー項目にファンクションキーをショートカットとして設定しています。
この場合は文字変換中であっても、アプリケーションに設定したファンクションキーの設定が優先されるようです。
このカスタム設定のショートカットは、修飾キーをプラスするか、F6~10 は外した方がいいみたいです。
今回痛感したこと。
自らの常識は人の常識ならず、
その逆もまた然り。