Sound Postcard Series (tentative), February 2019.

Download available to Pony Canyon online shop members. Available for 100 points (MP3) or 150 points (FLAC).
The catalog number on this album is for the MP3 version. The FLAC version has catalog number QPCPNT-000038.


[Credits]
Programming, Guitar: Luca
Mixing Engineer: Luca

Illustration: Miya Kotuki


[Composer Comment]
おーにはっそとー！！
って、ちょっと待ってください。今の時代、鬼だって楽しみたいのです。超プリティな女の子に『うぉぉぉっっらぁぁぁぁぶぅぅぅファンサくださいっっっっ！！』と愛を叫びたいのです。何かと標的にされる彼らだって、チョコレートや福を欲しいに決まっています。

この世界の銀河の何処かに存在するスーパーアイドルは、2月にある豆まきとバレンタインという風習を利用した小賢しいイベントを行いました。なんとライブ中にチョコレートを豆に見立てた弾丸を鬼にぶつけてしまおうという、ドS（サービス）な企画。僕はその演出の際に使うBGM、つまりこの曲を書き下ろさせて頂きました。

シンと静まり返ったスタジアム。
次はどんな曲が来るのだろうと、この惑星の鬼は高鳴る胸を抑え待ち構えています。唐突に始まるイントロ。聞いたことがない……これは新曲か！？と思った矢先、彼女がキュートなロケットランチャーとSMGを装備してステージに現れます。全てを察したその瞬間彼らは湧きます。そこに理由などいらないのです。彼らは彼女の発射する弾を求め叫ぶのです。そう「ギブミーチョコレート」と。

余談ですが、実はライブに来て下さったお客様に、一斉に同じ方向に向いて無言で恵方巻きを食べるという企画案も上がっておりました。しかしあまりにカオス、あまりにシュールすぎたので、今回恵方巻きをペンライト代わりに振りながらモリモリ食べるという趣向に変わったとの情報も伺っております。

こんな素敵な文化があることを嬉しく思います。
願わくば毎年健康で豆を巻き、平和な世界で恵方巻きを無言に頬張り、ありもしないチョコレートにびくつく日々が送れますよう。