表紙は先日もご紹介した丸山薫さんのエーフェ・モルゲンシュテルン嬢シリーズ。この夏に丸山さんにお会いしたときに、丸山さんから「次の表紙は、降霊会なんてどうですかねえ」と言われ、即座に「いいすねそれ行きましょう!」と決定したものです。中身はもうお任せでしたが、期待に違わぬ素晴らしい表紙を描いてくださいました。
それで裏表紙はどうしようかと思っていましたところ、マヴォの印刷をお願いしている大阪の富士精版印刷株式会社さんのご厚意により全面広告が入ることになり(お金をいただくのではなく、かわりに印刷代を少し勉強していただきました。どうもありがとうございました)。文乃綺さんにイラストを描いていただくことになったものです。
文乃さん、オモテ表紙に対抗意識を燃やしたか、とんでもなくディティールに凝りまくった絵「色彩と天使たち」を描いてくれましたが、いつまでたっても完成しないので、落ちるかとヒヤヒヤしました。しかし結果としてはオモテ・ウラともに満足のいく美しさになったと思います。富士精版さんの本社工場には8色刷り印刷機まであって、美術印刷にも対応している本格的な印刷屋さんです。ワンランク上の印刷をお望みの貴方、ぜひとも富士精版印刷株式会社をよろしくお願いします。
背景無いのが寂しいっすね。水晶?の処理が良いので、そんな感じで背景加工にも気合が欲しかったです。
15年…くらい前だったか、都築和彦さんに背景付きの表紙イラスト描いて貰って、背景が異常に凝ってて凄かったの覚えてますわ。今なにやってんですかね? 思てネットで調べたら18禁やってるんだとさ。そりゃ残念。
今は亡き?大友克洋さんもそうだったですけど、80年代後半~90年代初頭にかけて全盛期?だった系統の人って、なんでまたあんなに精密高度な技術持ってますかね? あーゆー系の技術が今少ないのは、少々悲しいかもね。
投稿: 渡辺裕 | 2009/12/19 13:30
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