※このエントリは町田のイシダ君に代理アップしてもらってます。
本日14日は「たけくまメモ」を開始してちょうど2周年なのですが、まさか病院で迎えることになるとは思ってもみませんでした。思い起こせば長いような短いような2年間でしたが、この間の個人的環境の激変ぶりを考えますと、感無量であります。
2周年記念に考えていた企画も没となりました。病院お見舞いOFF!なんてやったら大迷惑でしょうから、さすがにできないしなあ。
入院生活に関しては昨日の夜、ようやく点滴とサヨナラできました。点滴初体験でしたが、全然痛くないですね。最初に点滴針を刺した看護婦さん(宜保愛子似)がよほど上手だったのでしょう、2週間刺しっぱなしでしたけど血管はなんともなかったですからね。内出血もありませんでした。
ただ唯一、針を固定するために貼ってあったガムテープみたいなのをはがすときが一番痛かったです。右手首の甲の側に刺していたため、はがす際にバリバリと音を立てて体毛が引き抜かれ、思わず悲鳴をあげてしまいました。
それで例の血管カテーテル挿入なんですが、てっきり14日と思って覚悟していたら、あっさり19日に変更されていました。また覚悟し直さねばならんのかと思うと憂鬱です。それにしても、翌日は一日安静にしているはずなのに、20日に退院できるのでしょうか?
血管カテーテルといえば、こないだテレビのたけしの番組で、血管治療で失敗した例を見ましたが、見なけりゃよかった。それは心筋梗塞かなんかの治療で、腕から挿入したカテーテルが血管を突き破り、心臓に刺さった状態で医者が気づかずにグリグリやっていたというもの。結局その患者は死んでしまったそうです。
そういえば俺の場合も、カテーテルを太ももの静脈から挿入し、心臓を通して脳に到達させるそうなので、生きた心地がしません。たけしも「大変なことになりますよ!」とか言ってる場合じゃないって。
それはともかく、今の俺の願いは、病室に体重計が欲しいということです。鏡を見てもアゴの輪郭が一回り落ちた感じなので、74キロからいくら落ちたかが楽しみであります。ご飯もお粥300グラムから普通の白米100グラムに変更になりました。胃もだいぶ小さくなったと思うので、この調子です。
あと、同室の患者さんの話などいろいろ書きたいこともありますが、本日はこれくらいで。点滴も外れてカテーテルの日までは投薬とリハビリの日々ですので、あと1~2回は更新できるのではないかと思います。
もう2周年ですか。うん、早い早い。
トシをとるのも早い。
特に、学校講師やっていると特にそれを
感じますね。相手は皆若いし…。
1年があっという間です。
点滴が終了。良かったですね。
これで新年をゆっくり過ごし、
新連載準備ですよ。
おおいに期待しています!
投稿:長谷邦夫 | 2006/12/14 19:41
2周年おめでとうございます。
回復も順調の様でなによりです。
>病院お見舞いOFF!なんてやったら大迷惑でしょうから、さすがにできないしなあ。
竹熊様、ここを見ている皆様はいい大人でありますので、
病院へお見舞いでご迷惑かけるような事は無いと思いますが、如何な物でしょうか?
入院されている方の所にお見舞いに人が来るのは普通な事なので、
多少多くともおかしな事ではありません。
私はお見舞いにお伺いしたいです。
でも、竹熊様は来た方に気を使ってしまいますよね。
やはり、疲れてしまっては体に障りますよね〜。
やっぱり駄目ですね。
復活、おとなしくお待ちしております。
投稿: akio | 2006/12/14 23:56
>腕/上腕動脈法: 腕からカテーテルを挿入する場合は、まず、局所麻酔を行った後、肘の内側を小さく切開します。次に、動脈にガイディングカテーテルを挿入し、冠動脈の入口まで進めます。
…という事のようです。
脚から入れるのも怖いな…。
投稿: ポン一 | 2006/12/15 07:07
冠動脈というと、心臓の壁の外側を蔓のように囲んでいる血管のことですか。
肘からチューブかなにかをエンヤコラと押し込んでいって心臓の手前まで行く、というイメージでよろしいでしょうか。
でもって、チューブの先っちょが冠動脈を突き破って心臓の壁にブスリ…
うわ~い!
投稿: Aa | 2006/12/15 07:58
血管に感覚なぞ無いのでしょうが、話を聞くだけでガクガクブルブル。
私も体弱い方なんですが、なんか倒れたりする度に、「ナノマシン治療が早く実現せんかなぁ」と、思います。
投稿: めたろう | 2006/12/15 12:51
でも、カテーテル治療ですんで良かったですね。
開頭手術となるともっと大掛かりですから。カテーテルで梗塞部分に塞がらないためのチューブのような物を送り込むんですか。外科的な処置よりもかなり負担が軽いそうです。
投稿: 永田電磁郎 | 2006/12/15 16:04
「病院ダイエット」
以前、糖尿病の教育検査入院で、二週間、規則正しいカロリーコントロールで4キロやせました。
4キロやせると、もったいなくてそれを維持しようと思います。
結果的には1年後に9キロやせていました。
投稿:hajime_kuri | 2006/12/15 18:17
どもども 同病で昨年入院した「びんちゃん」です
おいらも「この入院生活でかなりやせたべなー」と思いましたが ところがどこっこい ベッドに寝っぱなしの生活って運動量は落ちるは、代謝は悪くなるはで たいしたダイエットにはないませんでした 僕の場合は現状維持でした
投稿: びんちゃん | 2006/12/15 22:33
夏に心臓カテーテル検査やりました。
金玉横のももから入れたのですが、最初の麻酔はやっぱり痛くて嫌でしたが、その後は全然痛みはありませんでした。意識も明晰でリアルタイムに心臓が見られて面白かったですよ。
「造影剤入れたらカッと熱くなりますよ」と言われましたが、胸というよりも喉の奥がテキーラか何かを飲んだように熱くなり、その一瞬後に肛門に熱感がありました。面白かったです。脳にカテーテルで造影剤入れたら、頭がやっぱり熱くなるのでしょうか。また教えていただければと思います。
検査そのものより、その直後からの止血が辛いです。動脈を切るので大変なのです。重い砂袋をガムテープ様のもので傷に押し付けるようにして止血して、そのまま微動もできずに8時間。その間の導尿も辛いです。でも翌日には確実に出られますよ。
翌日くらいからしばらくの間、傷を中心とした腰一帯に、紫色の広大な内出血が現れて不安になるかもしれませんが、放っといたら治ります。ご心配なきよう。
投稿:高野五韻 | 2006/12/15 23:20
たけしのあの番組は、ムダに脅かす事ばかりするんで、
あまり鵜呑みにしなくて良いですよー。
「○○に気を付けないとシニますよ!」
(バーン!:効果音)
ばっかりだもんな。
投稿: エイジロー | 2006/12/15 23:24
快復してのご活躍期待しています!
お酒の弱い竹熊先生にこんなこと言っちゃアレなんですが、適量の飲酒も脳や循環器系疾患のリスクを下げるようですし、おちょこで梅酒を一杯とか、そのくらいならアリかもしれませんね。
投稿: 乙丞 | 2006/12/16 02:33
竹熊先生、はじめまして。さるマンの頃からファンでした。
8年程前に父を脳梗塞で亡くしておりますので、どうにも
他人事とは思えずご容態を心配しておりましたが快方に
向かっているご様子でなによりです。
ゆっくり養生してくださいね。
投稿: Lisp06 | 2006/12/16 14:47
いい方向に向かっているようで何よりです。
実父が約5年前、心筋梗塞(重度)でカテーテル治療をやりましたが、現在も無事生きています。また、別の近い親戚も、だいたい同時期に軽症の心筋梗塞でカテーテルやりましたけれども、こちらは軽症だったのでかなり早くに退院しました(8日間で退院)。その後調べたんですが、循環器系の疾患でのカテーテル治療は、非常に一般的な治療法で、特別なものでもなんでもないんですね。施術中にある程度の痛みがあるのは事実ですが、開けて大手術になるよりもはるかに予後もいいということです。
ちなみに親父は心筋梗塞の数年前に脳梗塞の軽いヤツをやっていて(2日で退院、後遺症もなし)、循環器系が結構弱いようです。
心筋梗塞と脳梗塞では、部位が違うという点は大きいですが、同じ循環器系の疾患なので、この点についての違いはあまりないものと思われます。親父の主治医の説明も、概ねそのラインで話をしていましたから。
あ、ちなみに親父の病院は町田の某病院ですw。
たけしの番組は見ていませんが、そのスタッフ、ちゃんと勉強したんですかねぇ? こんな一般的な治療法をわざわざ「怖い」とかって脅して。そっちの方が疑問です。
お見舞いカキコが遅くなりましたが、心から深く、ご回復をお祈りしています。ゆっくり静養なさって、まずは体力を回復してください。
また、たけくまさんのフォローをされているご友人の皆さまのご苦労にも、深く感謝します。
投稿: 鼻血 | 2006/12/16 21:04
前の方々とかぶりますが、快方に向かっているご様子なのは、やはり何よりです。
ウチの両親も高血圧で、今まで大事には至っていないものの、一度、激しい頭痛で倒れて救急車呼んだりで、竹熊さんの様態は他人事じゃないです。両親も心配ですし、自分も高血圧の可能性がありそうだしなあ。
にわか雑学でなんですが、ペットを飼うと高血圧が和らぐとか。どうやら生き物に触れるのがいいらしい、という話です。もちろん、その間お世話もしなくてはいけないわけですから、簡単に実践、というわけにはいきませんけども。
たけしの番組は一度、自分がかかった病気も怖げに演出していたなあ。頑健ではないので、何をとりあげていたか忘れたんですけど。
投稿: かなびん | 2006/12/16 22:59
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『20世紀少年』に登場する「70年代的なるもの」について、ケンヂと同い年の竹熊が書いた“もうひとつの20世紀少年”
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