時そば、じゃなかった「時かけ」観てきましたよ。テアトル新宿、超満員でした。ひさびさに映画館から「熱気」みたいなものを感じましたですね。30年前、同じ新宿の東映パラスで劇場版「宇宙戦艦ヤマト」の初上映を見に行ったときにもすごい熱気でしたけどね。アニメで行列できたのはあれが最初ですよ。まああれと比べるのもなんなんですが。「時かけ」は入れ替え制だったんで行列こそできませんでしたが、こう、お客さん全員の顔に期待の色が浮かんでいるアニメも久しぶりでしたよ。
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/
↑映画公式サイト
まあ大作じゃないんですけどね。なんですか「ゲド戦記」、まだ観てませんが大作らしいじゃないですか。それに比べると、「時かけ」は人類の存亡をかけた危機も出てこないですし、まあ、死にそうな友達を救う話はあるんですけど、そのくらいで、後は結構恋愛映画というか、爽やかな青春映画でしたよ。
恋愛といっても、日本が沈没するかって時に女と乳繰り合うような描写は出てきませんし、特にオタクチックなアイテムも出てこない。後味がよくて、デートムービーにはぴったりな感じです。
それで中年オタクらしい自慢で恐縮ですが、俺は最初にNHKでドラマ化されたときの『タイムトラベラー』も観てるんですよ。それから原作読んだのかな。中1くらいですよ。もう細かいディティールは忘れちゃったんですが、原作やドラマではラベンダーの花から調合した薬品を嗅ぐとタイムスリップするんです。それが今回は地面を転げ回るとタイムスリップ、じゃない作中ではタイムリープというんですが、ちょっと前の過去に戻れるという、そういう設定に変わっている。
なんかタイムリープ以外では原作の要素がまったく使われてないので、最初はどこが「時かけ」なのかと思ったんですが、ああ、これは原作の続編的な話なんですね。ちゃんと原作を意識したシーンもあるので、オールドファンも安心していいです。
それで今度のヒロインはやたらと転げまくるわけです。監督の細田さんはどうやらドジッ娘がお好きらしい。とにかくドジでバカ。で、俺はああいうのを観ているとイライラするんで、最初はどうなのかなあ、と思ってたんですが、観ているうちに気にならなくなりました。やはり演出の手腕というか、ドジ踏んだり転がったりすることそのものが映画のリズムになっているので、結構後半は観客と一緒に笑ってました。
よく考えると今度の「時かけ」は2日間か3日間の話なんですよね。極端な近過去を何度も行きつ戻りつするんですが、脚本と演出がいいのか、まったく混乱しないで観られました。同じシーンが何回も出てくるのだけれど、出るたびにちょっとずつ違っている。そこも芸が細かいというか、感心した次第です。映画そのもののコンパクト感は、おそらく学校や家を中心にして、ご近所の場面に限られているところからも来ていると思う。こういうのを面白く見せるには、逆に才能が要るわけです。
なるほど、手腕を買われて「ハウルの動く城」に一度は抜擢された細田さんというのは、やはり才能があるのだなあ、と今更ながら思ったりして。細田さんって、これまで「デジモン」とか「ワンピース」とか、テレビアニメ畑の人だったじゃないですか。俺はここ十年、テレビアニメはほとんど観てないので、実は「時をかける少女」が細田演出とはっきり意識して鑑賞した最初かもしれない。いや、面白かったです。
ちょっと気になったのは、いや悪い意味ではないんだけど「絵がゆるい」感じがしたことですね。これ、どこかのブログにも書いてあって、「ゆるい」ってどういう意味かなと思ったんですが、観てわかりました。大変、今風の作画というか、意図的に少しデッサンを崩している感じ。キャラクターデザインは「エヴァ」の貞本さんなんですが、あの人の絵ってどちらかというと端正な感じでしょう。それを線を一本、ずらしたところでまとめていて、一見貞本キャラには見えない。でもよく観ると貞本キャラ。これは作画監督の意図でしょうか。
場内の反応も大変によかった。確かにこじんまりした作品ではあるので、映画会社も大規模な宣伝がかけられないのはよくわかるんだけど、もう少し観られる小屋があってもよかった。つうか、俺の近所のシネコンではまったくやってないので。わざわざこれの為に新宿に出るのも骨なんですよ。
今度の映画は、ネットでの口コミが功を奏したのだと思いますね。俺もネットの評判で見に行く気になったし。それ以外に、この客足の理由が考えられない。逆に「ゲド戦記」なんて、もうネット的には最悪じゃないですか。まあ見に行くけど。このへん考えると、ネット口コミというのは作り手にとっては本当に恐ろしいものだと思いました。いいほうに転べば、今回の「時かけ」みたいなことにもなるわけですが。
細田さんが「ハウル」を降板したのかさせられたのかはよく知らないんですが、結果的には最高の意趣返しになったのではないですか。ジブリって昔から新人監督を育てられないので有名ですけども、「細田ハウル」が実現しなかった時点で、ジブリは「病気」を自覚するべきでした。
まあスクール水着を着た俺がこんなこと言うのもあれなんですが、上に立つものの最も大事な仕事って、部下の才能を見極めて「任せる」ことだと思うわけです。そして一度任せたら、あれこれ口を出さない。そのうえで、すべての責任をとるのがプロデューサーの役割だと思うわけです。ジブリはそこがうまく行ってないのだと思う。まあ所詮は宮崎駿のためのスタジオですから、宮崎とともに滅びるのもいいのかもしれませんが。現場スタッフは優秀だから、どこでも仕事があるだろうし。
「時をかける少女」のスマッシュヒットを見ながら、そんなことをつらつらと考えてしまいました。さて明日かあさって、「ゲド」観に行くか。あれは近所のシネコンでやってるので。
2006/08/01アニメ・コミック,映画・テレビ|固定リンク
おお!たけくま先生が「時かけ」を
ご覧になって、、しかも満足しておられる!
「日本沈没」の時のように
怒りにまかせたデカフォントでない!
よかったよかった
いや、ホント
「時かけ」は
<ちゃんと90分の映画をつくろうとして
シナリオを準備し、
キャラにあった声の人をキャスティングし
丁寧に仕上げていく>という当たり前の
ことを当たり前にやって、
ちゃんと出来のいい映画になってる。
<当たり前のコトをちゃんとやった映画>
でごあすデスねえ、、
投稿: ぱてん | 2006/08/01 22:59
時かけ、無駄のない造りで良かったです。
ブレイブストーリーも一緒に観ましたが、こちらは大艦巨砲主義。
時間に対して設定が明らかにサイズオーバーで見苦しかった上に、
主題がはっきりしないものでした。
時かけは、クライマックスに繋がる黒板の主題が色々深いなぁと。
投稿: ぶいにゅ~ | 2006/08/01 23:23
私は本日「ゲド戦記」を観てきました・・・。
本当はこちらが観たかった「時かけ」って神戸では上映開始時間の設定がまっとうな社会人だと平日に見に行けないのですよ。もうちょっとなんとかならんのか?
投稿: TOSHI | 2006/08/01 23:25
「時をかける少女」は地方だとそれほど満員というわけではないので、
ネットでの口コミと東京では一館でしか上映していないという条件が重なったことにより、
テアトル新宿では満員続きになっているのではないでしょうか。
投稿: | 2006/08/01 23:46
私も本日テアトルに行ってきました。
朝10:10からの上映で列ができており、空席ゼロ。立ち見まで出ていました。
一日は映画サービスデーというのもありますが、先週土曜日に近くを通った時も「ただいま、立ち見になります」といった係員の声もありましたので、確かに満員続きのようです。
TV広告も出しているわりには、上映館が少なく、混雑で見るのをあきらめている人がいるとすれば、とても残念なことです。
投稿: かみなり | 2006/08/02 00:12
「時かけ」原田知世ちゃんが
出ている
細田演出の「おジャ魔女どれみドッカーン!」
40話をこないだ初めて観たのですが、
魔女おばさん元ネタというか、
分かれ道の標識からはじまって
「時をかける少女」自体の元ネタな
傑作でありましたよ、、
たけくま先生はじめ
「時かけ」を楽しめた方はぜひ!
投稿: ぱてん | 2006/08/02 00:25
影を入れていないのは意図的だったそうです。その他、細かい演出意図も含めて理解できますので、ガイドブックオススメです!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048539892/250-6610837-6650646?v=glance&n=465392&s=books
投稿: 遥海 | 2006/08/02 01:45
竹熊さんは東浩紀氏と一緒に見てきたのですか?
http://www.hirokiazuma.com/archives/000239.html
時間的に重なるのですが。
投稿: | 2006/08/02 01:50
東さんに比べたら、たけくまさんはそこまで誉めてない!そこに世代間の温度差みたいのがあって面白いデスw
世界が危機になってほしいのなら、デジモン―ぼくらのウォーゲーム―とかどうでしょうか。村上隆さんとの話のタネになるかも(とか薦てるオレイタイ)
オタクチックなアイテムといえば、姉と妹のやりとりなんてけっこうキマしたが。
細田守監督はジブリの入社試験にも落ちてるようですし、もしや吾朗監督に当ててきてるのでは。それで、絵を犠牲にしてまで普段アニメ観てない人にもウケる映画を作った・・・壮大なアンチテーゼだったりして(汗
>>40話をこないだ初めて観たのですが
ええーっ、スゴイ。ぱてん さんが一番ハマッてますねぇ。
高いガイドブック買った遥海さんもツワモノですが。
どっちも女性(?)かな!??だとしたら女性(※Aaさん以外の)人にウケがいいアニメなのかもしれません(笑)
投稿:情苦 | 2006/08/02 02:33
>オタクチックなアイテムといえば、姉と妹のやりとりなんてけっこうキマしたが
私も二歳下の妹がいるのですけど、あの姉妹、不自然です。
兄や姉ってああいうものではないと思うのですが。
投稿: Aa | 2006/08/02 02:43
初めて書き込みます。私も時かけ面白かったです。
7月7日の試写で見て、早々に知人やネットで薦めまく
りましたが、これは客足にどれだけ影響を及ぼしてい
るのかどうか。あと、1日にご覧になったのでしたら
客足のよさは毎月1日にやってる千円均一サービスの
所為もあるかと思われます。まあ、他の日も新宿は
相応に客入りは良いようですが。
>Aaさま
>あの姉妹、不自然です。
自殺未遂誤解の場面はともかく、冒頭の寝坊の場面や
食卓でのやり取りの素っ気無さはそれなりにリアルに
感じたのですが、如何なものでしょうか?
投稿:BLUE FILM | 2006/08/02 03:28
本当はどっちかは実の娘ではなく姪かなにかで
つまりあの姉妹は従姉妹なのかなー、と
脳内変換して楽しんでいました。
『かみちゅ!』にもいい味な姉妹がでてきますね。
オトコノコの想像する姉妹像の一パターンなのかな。
投稿: Aa | 2006/08/02 03:30
正直、ドラえもんのパチモンみたいな映画を、ヤフーの映画評で、みんなが誉めてるのはヤバイと思った。
監督は「今の時代の時かけを」とかフカしてたわりには、ヒロインは今時の女子高生などでは全くなく、
むしろのび太に一番近い。乙一にも笑われてる始末。
現実世界ではありえない、いや吉本新喜劇以外にはありえない不自然なすっころびようはいかがなものか。
リアルキャラでの漫画的演出は、ナウシカ絵コンテ集後書時の押井守なら、必ずや「マンガ映画」と罵倒したことだろう。
演出的には、デジモンの頃から作風が全く変わっておらず、引出しの少なさを露呈したかと。
たぶん、ナージャの神回あたりが最近の一番の当りではなかったかと思う。
もちろん、ゲド戦記よりは優れている。
だが、黙って実写版ハチクロでも見てたほうが幸せに慣れるかもしれん。
投稿: 廃兵 | 2006/08/02 03:45
>上に立つものの最も大事な仕事って、部下の才能を見極めて「任せる」こと
確かにそうだと思いますが、それを任せずにほとんどやってしまったのが宮崎駿なわけで……。
自分と同じ仕事を期待している宮崎監督のお眼鏡にかなう人がそうそういるはずもなく、ジブリが復活するとしたら宮崎駿が亡くなってからの話だと思います。
投稿: rarara | 2006/08/02 04:28
>>Aaさま
>私『かみちゅ!』の章吉くんが好みです。
私へのレスのようですが、生憎『かみちゅ!』は未見ですのでよく判らないです。評判はよかったようですね。
投稿: BLUE FILM | 2006/08/02 04:29
>ネット口コミというのは作り手にとっては本当に恐ろしいものだと思いました。
広告代理店勤務のものですが、ブロガーを組織動因して口コミでイメージアップを図るサービスというのがすでに存在しています。
既に映画で何本か実例があると聞いています。
なんか嫌な時代ですね・・・。
ホントつくづくこの仕事が嫌になってきました。
投稿: | 2006/08/02 06:35
たけくま先生、初めまして。たけくまメモは開設当初から楽しく読ませてもらっています。
『時をかける少女』、さすがは当代一の演出家といった感じでいいですよね。
ジブリへの復讐という観点で言うなら、映画ワンピースの『オマツリ男爵と秘密の島』が壮絶ですよ。
前半は楽しい東映アニメなんですが、後半一転して、ジブリを追い出された細田氏の怨念が一切の容赦ナシに(笑)吐き出されていて圧巻です。(子供はドン引きしますが(笑))
『デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム』と並んで、もし未見でしたらオススメです。
ところで、ネット口コミの件ともかぶるのですが、先生が近々ゲド戦記を観られるということで、感想を楽しみにしております。
というのも、ネットではご存知のように酷い叩かれ様ですが、自分が観た限りでは、荒削りながらも非常に素直な造りで好感の持てるものであり、↓のように愚作と罵られるようなものでは絶対にない、と思ったからです。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id324031/
現在のこのネットでの言われようは、完全に作品から切り離された一方的な非難や人格攻撃と、それに流されてしまった意見でしかないと、自分には思えて仕方ないのです。
少しでもこの流れを変えようと思い、自ブログでポジティブキャンペーンのようなものを展開しています。
http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/20060731#1154308584
宣伝まがいの事をして申し訳ないですが、現在肯定的なレビューの大変少ない中で、影響力のある先生のレビューで、少しでも『自分の眼で映画を観て、自分で確かめる』、良き観客が増える事を、非常に勝手ながら期待しています。
投稿:小野マトペ | 2006/08/02 07:12
先週の24日だったか、「時かけ」ってなかなか良かったよ、と友人と話をしていたときのこと。
「宮崎駿の息子のゲド戦記って、評判悪いらしいね」
「う~ん、やっぱ二世だからねえ。先入観もあるし」
「Yahoo!の映画評じゃ最悪らいしやないの。」
「えっ? まだ公開してないんだけど。」
「えっ?? まだやってないの。じゃあ、あの感想って何なの……」
確かに公開前から300件だったか400件だったかの「映画評」がありましたが、試写会を見た人で書き込む人間がそんなにいるはずもない。未見で「感想」と「評価」を書き込んでいる人が少なくなかったのでしょうか。ジブリブランドと二世監督に反発してネガティブキャンペーンを繰り広げている人もいたのでしょうか。まあ、そういう反応もありだとは思いますが、あそこまで極端に評価するのもなあ。
そして、ジブリへのアンチとして「時かけ」が必要以上に評価されるというのも何か違うのでは...とも思うのですが。
投稿: も | 2006/08/02 10:41
>上に立つものの最も大事な仕事って、部下の才能を見極めて「任せる」こと
管理職の仕事、ですね。
ただ、一般の企業管理職でもこれが全くできない人も非常に多いです。
先日そのあたりの分析で成る程と思うものを見ましたが、管理職になる人が何で選抜されているかと言えば「通常業務の職能」であり、そういう人が必ずしも対人管理能力に優れているかどうかは偶然以上のものではない、というもの。
だから、管理職としての能力をきちんと期待するなら管理職教育を企業として確立せよ、という趣旨でした。
アニメ製作にこれを当てはめれば、まず彼らは何よりもクリエイターであるわけで。
漫画家とか小説家が跡取りをきっちり養成しました、って話は殆ど聞かれませんし、あまりそういうのを期待する業界ではない気がします。
投稿: Gl17 | 2006/08/02 10:59
>>「マンガ映画」と罵倒したことだろう
???
マンガ映画でどうしていけないのか分からない。
アニメはマンガ映画でしょ。
押井守作品だろうが宮崎駿作品だろうが今敏作品だろうが
一般観客の大多数の感想は「マンガ映画」じゃないかな。
投稿: | 2006/08/02 11:10
竹熊さんが「そのうえで、すべての責任をとるのがプロデューサーの役割だと
思うわけです。ジブリはそこがうまく行ってないのだと思う。」と述べて
おられるように、問題は宮崎駿などのクリエイターサイドではなく、
鈴木敏夫プロデューサーをはじめとする制作サイドあるのでは。
細田ハウルの失敗もさまざまな噂が流れましたが、結局
プロデューサーが無能だったという原因が大きいわけです。
ちなみにゲド戦記制作の流れを見ると、宮崎駿は親子喧嘩のため作品に介入して
いませんが、鈴木敏夫は従来以上に作品内部にかかわっています。
タイトルロゴからしてプロデューサーの手書きですし(笑)
投稿: | 2006/08/02 11:11
>「マンガ映画」と罵倒したことだろう。
「娯楽作品」期待して観に来たお客さんに
対して
「どうだ俺ってこんなことできるんだぜー
すげーだろー」って奇抜なことばかりで
お客さんが楽しめない
「芸術」映画なんてやってもしょうがないでしょう。
もっそい面白かったですよ。
最高の娯楽作品。
まぁあのゲドのネガティブキャンペーンっぷりは
ちょっと変ですけど。
観にいきませんけど。めんどくさいから。
投稿: SOU | 2006/08/02 16:19
>そして、ジブリへのアンチとして「時かけ」が必要以上に評価されるというのも何か違うのでは...とも思うのですが。
別にジブリのアンチでもてはやされているわけではないでしょう。
実際出来のいい映画ですよ「時かけ」は。
投稿: あ・まーてぃ | 2006/08/02 17:14
テレビなどの一方的なプロモーションの
呪縛から逃れられるのがネットの良さでしょう。
まあそれを逆利用するようなプロモーションも
登場してきているようですが。
大衆の声が力を持ったのは確かですね。
まあコレだけ酷評されると逆に観たくなって
しまうというのもありますが。>ゲド戦記
評価されるかこき下ろされるかは兎も角、
話題性という意味ではどちらにせよ
プロモーションにはなっている訳ですね。
投稿:apg | 2006/08/02 17:30
なんか「しろはた」の本田さんも同じ時期に「時かけ」感想記事を更新してますね・・・。
あ、東さん・たけくまさん・本田さんがいっしょに観に行ってたりして・・・まさか。
或る意味、ゲド戦記ですね(ワケワカメ)。
投稿:情苦 | 2006/08/03 00:47
名探偵エヴァンゲリオン
PS2専用ソフト 発売日:2006年11月22日
価格 26,040円
http://www.broweb.jp/shopping/ViewImage.do?janCode=4510417030928
投稿: 名探偵 | 2006/08/03 01:11
丁度8/1の新宿テアトルで時かけ見に行ったのでびっくりしました
今日ゲド見に行ったのですが、そんな酷評される物なのかな…?と普通に楽しめた人間でした。笑
時かけ素敵だったんですが、細田監督作の「デジモン・ウォーゲーム」の雰囲気と同じ、と途中で気づかなければよかったなぁ~と、思っていました。
デッサンよりも動きでキャラの演技に集中してる感は私的には良かったです
投稿: いと | 2006/08/03 04:08
以前星野仙一が
「なんとかせい!」
と自分が選んだ司令塔に命じたら、あとの結果は全て監督である自分が全て責任を負う。
というような旨をはなしていましたが、ジブリはそれができないんでしょうね……。
投稿: ひばり | 2006/08/04 14:34
時を賭ける少女
>原作やドラマではラベンダーの花から調合した薬品を嗅ぐとタイムスリップするんです。それが今回は地面を転げ回るとタイムスリップ、じゃない作中ではタイムリープというんですが、ちょっと前の過去に戻れるという、そういう設定に変わっている。
え~、近所で上映されていないので、見てませんが、随分とスットンキョな設定になっているようで・・・。
タイムリープってのは、不思議アイテムを使うのではなく、自分の能力で行うんでしょうか?
あ、主人公は、魔じょっ娘ですか!
転げまわって、時間移動するって、階段から転げ落ちて、心と体が入れ替わっちゃう某映画に似てますね。
あ、第2弾はそっちでしょうか?
>ワンピピースの映画
あれは、子供向け映画でやってはいけない。
投稿: 道化師 | 2006/08/05 13:57
転げ回ってタイムリープって言うと語弊がありますよ。あれはタイムリープの結果転げまわってるだけなのでしょう?
飛ぶ(浮く?)ことによりタイムリープしちゃうんであって、その結果タイムリープ後にその勢いで転げ回っちゃうんですよね。
細かい突っ込みで申し訳ないですが、わりと重要だと思ったので・・・・・・
投稿: かーさき | 2006/08/10 03:55
ネット評価っていったって数ある媒体の中の一つなわけで。
新聞の評価、テレビの評価、クチコミの評価、などなど、媒体ごとに特性があるとは思いますが… まあだからって「ネット評価は(本来の公正な評価と異なり)特殊」という考え方をされるのであれば、僕はあんまり賛同しないですねえ。
どこかに媒体には依存しない「公正な評価」があるとは思えないので…
もしかすると「公正な評価」自体はあるのかもしれないけれども、なんらかの媒体を通した時点でバイアスがかかるように思います。
えーと、「これが俺の思う公正な評価だ!」というのがあればご紹介いただければ幸いですよー
投稿:nomad | 2006/08/21 22:59
私も本日テアトルに行ってきました。
朝10:10からの上映で列ができており、空席ゼロ。立ち見まで出ていました。
一日は映画サービスデーというのもありますが、先週土曜日に近くを通った時も「ただいま、立ち見になります」といった係員の声もありましたので、確かに満員続きのようです。もっと公開劇場を増やせばよいのに、もったいないですよね。
投稿:紅音ほたる | 2006/08/24 12:17
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投稿:bloghdiqy | 2007/04/18 02:26
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»愛される「時をかける少女」:口コミマーケティングに開かれた新しい道 [渡辺聡・情報化社会の航海図]
結論から書くと、素直に良い作品で十分楽しんで帰れた。同時に、劇場の様子やお客さんの集まり方、来ている人の雰囲気から、自然と輪が広がっている流れがなぜ起きているのかも多少は読み取れた。その辺りをマーケティングの事例としてまとめてみたい。「時かけ見に行こうか」という話は前からちょこちょことあった。たまたま何人か調整がついたというのと、あずまきよひこ氏の「それはもはやあずまんがじゃないのか?...[続きを読む]
受信: 2006/08/23 18:06
»「時をかける少女」1億円突破 [映画コンサルタント日記]
「時をかける少女」公開36日目に当たる8月19日、終了館含む22スクリーンの累[続きを読む]
受信: 2006/08/24 00:39
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竹熊 健太郎: 20世紀少年探偵団 (ビッグコミックススペシャル)
『20世紀少年』に登場する「70年代的なるもの」について、ケンヂと同い年の竹熊が書いた“もうひとつの20世紀少年”
篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝
オリバー君を呼んだ興行師康芳夫、怪獣図鑑の挿絵画家石原豪人、月光仮面の原作者川内康範、万博会場を全裸で疾走した前衛芸術家糸井貫二ことダダカン、戦後サブカルチャーを築き上げた超人たちのロングインタビュー集堂々文庫化!
サルまん 21世紀愛蔵版 上巻
誰もが驚いた(俺も)幻の作品が満を持して奇跡の復刊! 通常の256倍の漫画密度で貴方の漫画常識を根底から覆す! 内容は漫画で日本征服をもくろむ野望の二人のてんやわんや! 価格以上の体験を著者自ら保証します!\1680
サルまん 21世紀愛蔵版 下巻
過去のあらゆる未収録原稿を網羅した愛蔵版これにて完結! 下巻には相原コージが萌え絵に挑戦してネットで話題騒然の「サルまん21」(ラノベ編)描き下しを完全収録! 著者二人、スク水・メイドのコスプレをした甲斐があったというものです!\1680
色単 ―現代色単語辞典
「やらしい言葉」のみを4千項目収録した竹熊23歳時の幻の編集デビュー作品が突然の復刻! 小説家の友成純一氏とともに、約半年かけてエロ小説から「やらしい言葉」とその用例を抜き出し、完全シソーラス化!もうバカかと、アホかと!
ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談
ついに出ちゃいました!\1260
マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談
タブーだったあれやこれやで業界騒然! \1260
Even a Monkey Can Draw Manga
これが噂のアメリカ版「サルまん」だ!\1465
網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティ
東浩紀編・共著 \1470
万有ビンボー漫画大系―四畳半という楽園
杉森昌武と共著 \1470
桜玉吉のかたち
竹熊がアマチュア時代に出していたミニコミの表紙を玉吉が描いていた。アマゾン在庫切れ…と思ったら再入荷してるようです。
私とハルマゲドン
品切れで古書価のほうが高いとはどういうことだ~。自信作なんだがな~。
庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン
庵野直撃本第二弾!今なら激安で(笑)。
庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン
大泉実成と竹熊がタッグを組んで庵野秀明の真実に迫る!中古で1円から(笑)。