今日はコロについて・・・
保護した猫たちのお世話を、毎回甲斐甲斐しくしてくれているコロ。
我が家へ来て一年とちょっとになります。
近くの餌場にある日突然現れ、その日以来毎日のように来るようになりました。
耳の後ろが掻き崩したように、痛々しく血だらけで見るからに飼い猫でないことはわかっていました。餌場ではまずメスかどうかを確認し、そうであったらなるべく早めに避妊をします。
なかなか捕まらず、捕獲器を置くものの空振りに終わること数日、すりすりとしてくることから意を決して後ろから両脇に手を入れ持ち上げると、あらまぁおとなしいじゃないですか、そのままケージに入れ病院へ。
野良猫はどのように抵抗するかわからないので、真似は決してしないでください。

翌日餌場にリリース、しばらくは見かけないものの元気だろうと思っていたら、なぜなのか我が家にやってきては庭先に居付いてしまったのです。
餌場からはそれほど離れてはいないものの、どうして我が家を探しあてたのか、跡をついてきてたのでしょうか???
としか考えられません。
我が家は道路に面しているため外飼いなど出来ず、一階和室の網戸を開けたら多少のためらいはあるものの、すっと入り込んで、それ以来家の猫となっています。


向かって右耳のVカットは避妊済みのマーク。
お外で暮らす猫たち、特にメスは手術済みであるかどうかがわからないので、病院へ二度行くことのないようにTNRを進めている地域の猫たちには見られるものです。
コロさん、クロエがいなくなってからというものの、よく鳴き私に甘えてきます。
今回に限ったことではないのですが、なかなか慣れることができません。
でも、保護した猫たちが幸せに本当のお家で暮らせるお手伝いができるのであれば、そんな思いでまたいつか保護するかもしれない、保護する必要がないそんな日がくればと思うこのごろです。