先週の日曜日の話になってしまいますが、広島市安佐北区飯室の太田川沿いにある川魚料理屋さん「ひらお」で外めし大会をやってきました。
http://nekokichi34.blog33.fc2.com/blog-entry-1176.html駐車場のような広場を使わせてくれるのだという。海の家にあるようなあずまやも自由に使える。ありがたい話である。
現場に着いたら仕込んでいた豚バラで燻製作り。なんか、久しぶりじゃなあ。前夜、粗塩、きび砂糖をすりこみ、黒こしょう、すりおろしニンニクもすりこんでポリ袋で一晩寝かせました。

七輪に火をおこし、細かく切った桜の小枝をくべて上から豚バラをつるした燻製器をのせる。そしてふたをして約1時間加熱。

桜の枝を増やすと煙の香りが強くつくし、枝は少なめにして炭火で加熱すればあっさりした風味の燻製に仕上がります。今日はやや軽めの仕上がりに。オラの燻製は手抜きもいいところで、ソミュール液とかいう調味液に漬けるのではなく、直接、塩などの調味料をすりこむ。流水にさらして塩抜き、なんてのもしない。チップは使わずに、拾ってきた桜の木ぎれを直接くべる。それでも熱燻なら、本格的に作ったものとそれほど大きな違いはない(たぶん)。

ほかにもラタトゥユを作ったのだけど、写真は省略。ここのお店は川魚料理屋さんだけあって、見事な鮎が出てきたので、これも炭火で焼いた。

写真をとり損ねたけど、ウナギの白焼きもうまかったなあ。養殖物ですけど、自分のところで質のいいウナギをさばいて焼いているので、わさび醤油でパクパクいけます。鮎めしも最高です。

この日、集まった連中は広島でも札付きの食い意地が張った軍団。ほかにもうまいもの満載だったのだけど、調理と食べるのに忙しくて写真あまり撮っていません。これはチヌの松笠造り。皮を残したチヌの身を軽くあぶって冷水で締めます。三枚おろしはナゾの庖丁人がやってくれました。

「ひらお」のおかあさんが出してくれた野菜も実に新鮮。うみゃー。

猛暑の中だったので、この後、川で泳ぎまくりました。太田川もここまで来ると水がきれいで実に爽快です。すばらしい休日となりにけり。