「Gジャン女子」の電子書籍の販売を開始しました
こちらの作品は書き下ろしの新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)

※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「そんなの着てて暑くないのか」
「暑いに決まってるじゃん」
「じゃあ 脱げばいいじゃん」
「パパに怒られるじゃん」
「そうじゃん?」
「うん 男子はいいよね」
「おまえも十分男子だろ」
「まぁね でも外で遊べなくなるし」
「それはダメじゃん」
「だから気にしないで ミツル」
僕の名前は青木ミツル
毎日遊ぶことと食べることで
頭がいっぱいだ
友達は何人かいるが小さい頃から
ずっと仲良くしてるのは
斜め向かいの家に住んでるコハルだ
***入学のタイミングで
僕は東京からコハルはアメリカから
この成原ニュータウンに引っ越してきた
コハルは性別は女だが根性もあって
ケンカしても負けることの方が多い
そもそも身長が僕よりも高いのだ
そのコハルがこの夏から突然袖なしの
Gジャンを着てくるようになった
コハルパパがよくGジャンを着ているので
そういう家族といえばそれまでだが
僕は理由を知りたくなった
「どうして着ないといけないんだ」
「女子だからじゃん あんたバカ?」
その時コハルの胸の膨らみが目に入った
「あぁ おっぱいを隠すためか」
「えっ!?今頃気づいたの マジバカなんだけど」
「バカバカ言うな それよりおまえ
去年は一緒にハダカで泳いでただろ」
「まだちょっとしか膨らんでなかったからね
ミツルは全く興味なさそうだったし」
-以上-