Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


ARROWS Z ISW11Fは温度が上昇しやすい仕様発熱問題の詳細を確認

»2011年12月22日 16時38分 公開
[田中聡,ITmedia]
photoARROWS Z ISW11Fでは一定の温度に達すると、これ以上充電できない旨のメッセージが出る

 auの富士通東芝製スマートフォン「ARROWS Z ISW11F」で本体が発熱し、一部機能が停止する事象の詳細について、KDDIから回答を得られた。

 携帯電話の温度が一定の値に達すると、過度の温度上昇による火傷を防ぐため、充電や特定の機能が停止する。停止する基準となる温度は公表されていない。ISW11Fの場合は充電、Wi-Fi、カメラが停止するとのこと(3G通信など、その他の機能が温度上昇で停止することはない)。温度上昇で一部機能が停止する仕様はISW11F特有のものではなく、他のAndroidスマートフォンやiPhoneなどでも起こりうるが、ISW11Fは特に、充電停止の温度に達するまでが早く感じる。例えば、WiMAXをオン/テザリングを利用/LISMO WAVEを起動した状態でカメラを起動すると、程なくして「充電できない」旨のアラートが出た。

 KDDIによると、ISW11F本体の温度が上昇しやすいのは「デュアルコアCPUを備えていることに加え、本体が薄く、防水性能を備えているので熱が逃げにくいこと」が影響しているという。「(発熱時に充電や一部機能を停止する旨の)注意書きを同梱したのは、お客様に注意喚起をするため」。温度が上昇しやすい“仕様”であるため、ソフトウェアアップデートなどで改善されることもないとのこと。

 発熱しやすいことは、ユーザーの利便性を考えるとデメリットだが、発熱による機能停止自体はISW11F特有の問題ではないことに加え、デュアルコア/薄型/防水の恩恵を考えると仕方ないところか。いずれにせよ、ISW11Fでは充電しながら複数のアプリを長時間使用するといった酷使は、なるべく避けた方がよさそうだ。

関連記事

関連リンク

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

SpecialPR
SpecialPR

アクセストップ10

2025年07月08日 更新
  1. 楽天モバイルが「Rakuten 最強 U-NEXT」を10月に開始――110円を引いた金額表示は「わかりやすい料金プラン」といえるのか(2025年07月06日)
  2. 「耳をふさがないイヤフォン」でやってはいけないこと5選 迷惑行為や交通違反になるリスクを解説(2025年07月06日)
  3. 20万円超えの「Xperia 1 VII」が文鎮化したらどうすべき? 既に購入した人がやるべきこと(2025年07月06日)
  4. ドコモ、6980円のスマートウォッチ2種を発売 両モデルの違いは?(2025年07月07日)
  5. ソニーの最新スマホ「Xperia 1 VII」で複数の不具合 全販路で販売を一時見合わせ(2025年07月04日)
  6. auの通信が速くなる「優先レーン」サービスを試す 混雑時にどれだけ効果が出た? 適用/非適用スマホで比較(2025年07月05日)
  7. 究極のスリムスマホ「Galaxy S25 Edge」が海外で続々販売中(2025年07月06日)
  8. レシートをめくる動画でGeminiが金額を自動集計 個人の“ずぼら家計簿”がとても便利になった(2025年07月07日)
  9. 中古スマホの買い取り価格はどのように決まる? 「高く売れる」タイミングも解説(2025年07月07日)
  10. GeminiアプリのアイコンがMaterial 3対応デザインに(2025年07月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー


[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp