さていよいよ最後、7曲目の「おやすみなさい」についてのライナーノーツです。
(7曲全部さらい切るまでに本当に時間がかかってしまいましたすみません。。。)
この曲は3人姉妹のコーラスユニット、Mundi renovatioさんとのコラボ曲です。
百合コンセプト上、3人の人物による片思いの連鎖的な設定が活かせると思い、
今回お願いしてみました。
曲としてはボサノヴァ調のリズムにバラードを乗せたような切ない曲ですが、
実はリズムがボサノヴァだということには完成後に気付きました。
というくらいに、自分ではこの曲のベースは3部構成のメロディの方でして、
イントロのアコギのメロディが出たあとは、
ものの30分かからずに全体の構成を先に出していました。
3人の歌それぞれがしっかり個性がありますが、
各セクションでちょっとずつ重ねていただいたり、
メンバーご自身で割り振り作業をしていただけたこともあって、
ユニット感もしっかり出せたのではないかと思います。
ちょっとハードルだったかもしれませんが笑、
ラストのサビから大ラスの英語コーラスへの入りも
とてもイメージ通りに作り上げることが出来ました。
作詞は、初めましてのあおまふさんにお願いさせていただきました。
こちらも具体的な設定などは完全に丸投げにしてしまいまして・・・
ですが全体に、一方通行で望みが薄そうなニュアンスが散りばめられていて、
個人的にも凄く好きなものになりました。
曲調とテンポの都合で、メロの一つ一つのセンテンスが短めになり、
そこにまた言葉としても短いものが乗ることで、
そういう感情が強調されるということがあるかもしれません。
以上、マイペース投稿になってしまいましたが、
百合コンセプトアルバム「Ribbon」7曲の解説でした!