
僕実は先週入院してたんだ。

小さな子猫の時、事故で尿道が潰れて、膀胱破裂寸前だったアンジェロ。尿道を腹部に移設してもらって一命を取り留めたんだけど。

大らかな性格のアンジェロ。オシッコの後も舐めない。お腹も足も腿までもいつもびしょ濡れで。

週2~3回のシャンプーの後の、腹部の消毒や塗り薬は嫌がって舐めとっちゃうのに。
日頃のオシッコをそのままにするので、皮膚がすぐにかぶれちゃう。
定期的な抗生物質や消炎鎮痛剤の注射で対処してたけど、今回注射の後の回復も遅くて。
もう一度しっかり診て頂いて、アンジェロの生活の質を上げるための相談をしました。

性格花マルで、長毛黒猫のアンジェロ。まだ1歳になったばかり。
このまま保護猫で一生を終わらせたくはないのです。命救っても、こんな甘えん坊さんは、うちの大勢の1匹じゃ可哀想。
お世話の手間は少しかかるけど、もう少ししっかり、その手順や投薬も練って確立することが出来たら、それも含めて個性だと、愛して守ってくれる人に出会えるんじゃないかな。

お風呂でも決して爪も立てず噛みもしない優しいアンジェロ。いつか、うちを卒業できる日がくればいいね。
アンジェロは、
猫カフェ五匹の猫さんの『キャットペアレントさん募集』に入れて頂いて居ます。譲渡会に出て、出会いを見つけられる子達と同数ぐらい、何らかの事情で長期保護をしてる子達がいる私たち。
そんな子達に光を当ててくださって、その中から、家族にはなれないけど、定期的に支援するよ、と言ってくださる方と繋いでくれるこの制度。医療費が多くかかってる子達もいるので経済的にももちろん助かりますが、それより何より、たとえ世界に1人でも、この子の頑張りを毎月見ていてくれる人がいると言う、その事実が嬉しいし、とても励みになります。
アンジェロのCPさん、いつか是非アンジェロに会いにいらして下さいね。僕はきっと、仮母ちゃんと頑張って、ここを卒業したいと思って居ます。
アンジェロの他にも、交通事故で瀕死だった秋桜や、多頭崩壊からのレスキューの、リコリスと全盲のネロにもCPさんが居ます。まだ見ぬ誰かが、彼女ら彼らの足長さん。そんな皆様にいつか猫達に会いに来て欲しいと思って居ます。
キャッツ ペアレント募集のページに、カンパチと豆大福と杏が、今回追加で入れていただけました。虐待からのレスキューだったり野良猫出身だったりで、中々家族が見つけられない子達。だけど健康で、沢山の可能性を秘めているこの子達にもいつか本当の赤い糸の出会いがあればいいなと心から願って居ます。