今やってるんだけど
少年事件の背景に何が?愛着障害と子供たち
見てない人にはあれだけど
感想を言えばだね
こういうのって
全部
性善説
前提だよなぁと
虐待を受けたから
裏切りや欲求不満によって
前頭葉がうんたらかんたら
要は、虐待という環境からくる「後天的な」脳の障害に結び付く
という結論
虐待も無く
両親揃って
親に精神的育児の余裕があって
健全な家庭環境なら
愛着障害は無いとでも言っているかのよう
例えば、
後天的な脳障害の例で
極度の栄養失調による脳の未発達な「知的障害」
アフリカの飢餓の子供とか
脳が栄養不足で知能障害があるって言われているのを聞いたことあるけど
見ただけでもわかる
頭も体も人形みたいに小さく
よく歩いているな!?おい
っていうくらい
手首が大人の指くらいの太さで
5歳6歳だなんて
信じらんないくらいの成長の遅滞
これは、「栄養失調」という物理的なもので、何かしら実証できるとしてもだ
一方、
愛着障害とか
その原因になる虐待って
どこでどう判断するの?
まずは、根底にある「成育歴」がハッキリ出来るだろうか
語るのは「本人」
親に罵られても5分経ったらケロっとしている子とか
延々と恨んでいる子とか
恨んでても、行動に移す子とそうでない子とか
ケロッとしてても傷ついている子と
本当にすぐ忘れる子と
受け止め方は様々なのに
また、それが親の躾の範疇であっても
子供が恨みに感じる子もいれば
ああ、親が厳しくしてくれたおかげだと感謝する子
どうなのかねぇ
学校に行かせないとか
食べ物与えないというのはそりゃ虐待だけど
その原因を
例えば、食べ物を粗末にしたから、反省するまで食べ物は与えないというのが
虐待なのかとかね
仲の悪い親子なんて、世の中、五萬といるじゃない
本当の成育歴なんて、本人の話だけでそうそうわかるもんじゃない
遺伝的と言われてい「発達障害」
子供が発達障害なら
親もその可能性は大きいわけで
そりゃ発達障碍者同士なら
上手くいかないことが多いだろう
だけど、発達障害が後天的かのような番組の主旨
もし、愛着障害と言われている子が
愛情いっぱいの環境で育っても
発達障害は先天的な脳障害だから
やっぱり
愛着障害な人間になるんじゃないかと
虐待が二次障害をうむとしてもだ
だけど
それを
即
「虐待」による➡「愛着障害」によって➡「脳障害」になるかのような設定はどうなのかね?
しかもだよ
幼児期からの愛着が築けなかったら
治験薬、オキシトシンというホルモン剤で試験的に投与
反応が鈍い線条体に刺激与えるというの
あのさ
この番組自体
薬品会社絡んでるでしょ
その薬で
結果、愛情を感じるようにするというもの
かつて
精神疾患対処法にロボトミー手術があった
感情を司る部分を手術で取っちゃうというやつ
それでケネディの姉は廃人同様になったと言われている
そうやって
医学界では
脳に刺激を与える手法を
あの手この手でやってきたわけだけど
そもそも
健常と自閉のボーダーってどこなの?
それにねぇ
褒められても喜ばないのが
その症状の一つだというんだけどね
それだったら
野茂選手とかどうなの?
記録を打ち立て年収アップした記者会見でも
無表情すぎて、米国で「いつもそうなの?」と不思議がられていたけど
あれは何、
褒められても喜ばない症状なわけ?
この脳に刺激を与えるっていうのって
結局、理屈から言ってコンサータと同じじゃんかと
発達障害は
治らないんだよ
生まれつきの脳障害だから
正常な子が
執拗な虐待で精神を病むというのと
発達障害を混同するのはいかがなものか?
過去エントリーで
親に養育してもらえない子たちの特集で
養護施設出の女の子が
就職して働いて自活して自立しているところに
自分を捨てた母親が突然会いたいといってきて
会ったら
ホントは産みたくなかったといわれ
金を無心されたという
彼女、ショックでしばらく鬱になって
取材が中断し
再開した時は、
同じ養護施設出身の親友がずっと慰めててくれて
母親に、お金は貸せないとハッキリ告げ
加えて、自分の結婚決まったことを伝えるが
母親からは、お祝いの言葉一つないまま電話は終わり
その子は同じ養護施設の仲間と励ましあいながら人生を生きていくという終わり方だったけど
本当に胸が苦しくなるようなドキュメンタリーだった
やらせもあるのか知らないけど
切なかった
その子は鬱になったけど
親友に話を聞いてもらうだけで
自力で立ち直って
母親を恨んだり殺したりもせず
断るところはきっぱり断り
自分で結論を出し
しっかり行動に移した
幼児のころから成人するまでの親の育児放棄と
成人後も面会によって、母親の言葉と態度の虐待
この子
前頭葉縮んだのかな?虐待で
衝動的に怒ったり、暴れて当り散らしたり、捨てた母に突然甘えたりしたのかな?
そうは見えなかった
私は専門家ではないけど
虐待は
二次障害を併発する可能性はあるけど
極端な体罰や拷問などで栄養を断ち切られたり、
社会と隔離された異常な世界で恐怖にさらされたりという状態でなければ
いわゆる虐待による原因ではなく
生まれながらの発達障害で、愛着行動がとれない子供だった
そもそも
生まれつき、愛着行動がとれない子供だから、余計に、親との愛着関係が築けず
それが、虐待につながったり、
また虐待を受けることによる二次的障害が起きたり
逆に、虐待を受けていなくても、
大人になっても
周囲との人間関係がうまく構築できないのではなかろうか
つまり、虐待が原因で発達障害が発症するのではなく
発達障害を抱えた子が、その後の環境の影響を大なり小なり受けて
人間関係の中で生き辛いと思うかの程度が出てくるのではないか
しかしね
これ
別に
健常児でも同じで
その度合いや程度の差が大きいか小さいかの違いくらいじゃないのかと
健常者と比べて
その度合いが大きい子が
社会性とともに自己制御能力を身に着ける訓練が
健常者のそれよりも訓練が必要になるということではないかね
健常者だって
幼少期から
我慢や対応の経験値が成長につながるのは同じで
不躾で
甘やかされて育てば
自己中心的な人間なrのは
至極当然の話だろう
巷で大宣伝が始まっている「発達障害」
親の躾や愛情の問題ではありません
脳障害ですと
そう宣伝されている
ならば
虐待や育児放棄で発達障害になるのは
後先逆ではないかな
過去エントリでも書いてきたが
養護施設にいる子供の高確率で
発達障害があるという報告もある
数値を失念したが
これをベースに考えると
遺伝性のある発達障害を持った親だから
生活困窮者になったり
育児が出来ずに虐待や放棄をしたりというのも考えられるし
その子供も発達障害だから
余計に「育てにくい」「周囲と人間関係が作れない」「環境になじめない」
という子供である可能性も考えられるわけで
全員全てに当てはまるわけではないが
高確率でその可能性があるという報告も理解できる部分もあるだろう
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