  「君に届け」は心の浄化漫画です。 |  「君に届け」5巻ですよー
相変わらず尋常じゃないぐらいピュアホワイトな作品です。 覚悟して読んでも顔がにやけちゃって、そして心にジーンと来る。 押し寄せる感情は何ていうか、心の黒い部分を浄化してくれる気がします。 漫画はなかなか稀。 主人公である爽子のキャラ設定の勝利だなぁ。
5巻はそんな爽子よりも他のキャラにスポットが当たった巻。 確かに主人公カップル(?)をおびやかす存在がいなくなっちゃったし、 (この先出てくるとすれば爽子を好きになる男子ぐらい? ありがちですが、「君届」はありがちな設定を恐ろしいぐらいにピュア化するからいいのだよ)
ちづの話のメインは6巻になるだろうからそれは6巻に取っておくとしても、 やっぱり恋する女の子は可愛いなぁってしみじみ思ってしまうと共に、 男勝りなちづに、恋する表情をさせるその微妙なさじ加減が何とも見事だと思いましたよー
 普段との見事なるギャップにドキッとさせられてしまった
想いを重ねた恋。 きっと何年も想い続ける片思いというのは、だと思う。 それは年齢を重ねれば重ねるほど、実感していくなぁ。 「何年も」片思いできる恋なんて、大人になってからは出来ないです。
で、5巻のベストピュアホワイト賞はやっぱりくるみちゃんだろうなぁと。 4巻のラストできっかり泣かされて、 そして今回のくるみちゃんの行動に俺の心が泣かされました。
 素直に、心の奥底から出た想いは、だった。
くるみちゃんの、風早に対する恋の歴史。 それは読者の想像以上に切なく重ね続けた恋でした。 だからこそ、爽子とのやり取りを通じてくるみちゃんの心のメッキがはがれ、 そこから溢れ出して来た純粋なまでの柔らかな恋心が、とても美しかったんだと思います。
もはや完全にメジャーな少女漫画として定着した「君に届け」。 男女問わず多くの人の心を掴むだけの魅力が、ここにある。 「好き」という気持ちを極限まで一つ一つ解きながら、 この作品は進んでいきます。
「好き」という気持ちの素晴らしさを再確認する事が、 きっと貴方の心を洗ってくれる。。
だから「君に届け」がオススメなのです。
---------------------------------------------------------------------------- <参考> ⇒「君に届け」~伝えたい、生まれてしまった、だいすきの気持ち~ ⇒友達になりたい・・・そんな貞子の切なさ全開!「君に届け」第2巻が泣けます
というわけでまたもや泣かされた「君に届け」。 今の少女マンガ界の中でのトップクラスを走ってるだけあって、 その存在感というか、完成度がピカイチだと思ってます。
良い漫画って、んですよね。
まさに「君届」ワールドに気が付いたら入っちゃってて。 どっぷりピュアな想いにつかって、読み終わった後は何だかほっこりとした幸せな気持ちに。 嗚呼、いい作品ですー
んでそんな「君に届け」面白かったーって話をしてたら、 たまごまごさんから突然「えらいMADみつけました」との連絡が。 それがこれです。
何だこれは!!これはやばい。 何この完成度!!です。 遅かれ早かれ、この作品はアニメ化なり実写化なりするのは間違いないと思うので、 今からその日が楽しみです。個人的には実写化がいいかなー。 時間的にはドラマよりも2時間映画でスパッとキレイにまとめてほしいですね。
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椎名 軽穂 集英社 (2006/05/25)
おすすめ度の平均:   つまらないことは無いけれど  王道中の王道  すっごくいいでぇーーす!!
椎名 軽穂 集英社 (2007/11/22)
おすすめ度の平均:   衣替えのススメ★
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  泣けた | 
文句なしに面白くて、泣ける。それが「だって愛してる」だと思うんだ。
むんこ作品では「らいか・デイズ」と同じくらい好き。 けどこの作品は素直に泣ける。 やっぱり好きだなー。心に染みます。 嗚呼、時間見つけて是非レビューしたいです。

というわけで再び若干更新停止中。※更新しました。
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  「おたくの娘さん」3巻から見る、パジャマ姿の可愛さと内面的な可愛さ | 
「おたくの娘さん」3巻の表紙がとてもいい。
いや俺はパジャマ姿が大好きなんです。 といったらもう。堪りません。 何ていうんですかね、パジャマって外では絶対見れないものじゃないですか。 家の中というリラックスした空間でしか見れない衣服。 そして何よりもその無防備さ。シンプルなデザインゆえの可愛さ。
部屋の中という空間で一番映えるのは間違いなくパジャマなんですよ!!
とかそんなパジャマについて語りだすと止まらなくなって、 今度はパジャマ本とかを作りかねないのでこの辺にしておきますが パジャマはいいんですよパジャマは。 よく少女マンガとかでパジャマパーティーとか開催されてるのを見て、 俺は羨望する。俺も参加したい・・・!
そんなわけで少女のパジャマ姿を表紙にした「おたくの娘さん」3巻は素晴らしいという話。 ちなみになんですよ。すごい率だー 作者のパジャマ愛がとっても伝わってきますね!(絶対パジャマ好きだと思う)
で。
パジャマパジャマ言ってますが、収録されてる話も個人的に3巻好きですよー
 何より叶ちゃんが可愛すぎた。
少しずつ、少しずつ心を開いていく叶ちゃんの表情とか、その他諸々が愛しすぎる。 どんどん可愛くなっていくなーこの子。 太い眉毛なんて関係ないこの可愛さ。外見的な萌えとかそんなんじゃなくて、 純粋に内面から滲み出る可愛さにやられてしまうんだろうなぁ。 時代はと転換していってるのかもしれませんね。
 あーんを恥ずかしがりながらも、頑張って食べちゃうその姿にこそ僕らは転がるわけですよ。
お父さんに憧れてた叶が、初めて見せた甘え。 そこに秘められてる想いがあるからこそ、この恥ずかしさが映える。 そしてこそがこのシーンなわけで。 けっこう大事な一コマだと思います。
んでここから調子に乗った叶ちゃん。

若干9歳ながらも垣間見る子悪魔っぷり。 いやぁ、このバランス加減が何とも言えんなぁ。 なのですよ!!
しかしこの後自ら墓穴を掘ってしまう事になる叶ちゃんがまた愛らしい。
このエピソードで描かれた二人の距離感がまた絶妙でした。 遠ざかった二人の気持ちを、また結びつけたのは二人で過ごした時間。 そして更に深めたのは、長い年月をかけて温め続けてきた叶ちゃんの想いなのでした。
巷に氾濫してる、あざとい萌えに食傷気味な人にこそ、 「おたくの娘さん」はオススメできるのかも。嗚呼、好きだなぁ。
----------------------------------------------------------------------- <参考> ⇒「うさぎドロップ」と「おたくの娘さん」から見る、ある日突然娘が出来た時の対処法 ⇒まゆげで見る「おたくの娘さん」
⇒おたくの娘さん第三集発売「らき☆すたの美水かがみ氏も応援!」 ⇒おたくの娘さん 駄目だコイツ 早くなんとかしないと・・・
というわけで少しだけですが更新再開。 こんな感じでしばらくは細々と更新していきたいと思いますー。 ホントはもっと短く複数の作品の感想書くつもりだったんですが、 完全に癖みたいな感じで長くなってしまった・・・ 続けていくにはもっと短くまとめないとダメだなぁ。
あと書きかけの「SQ.」の記事だけは長文ですが更新したいところ。 んで初恋系の記事もそろそろ書きたいなぁ。
とか言ってたらまた更新できなくなりそうなので、 更新目安としては短めを週1程度、長文系を月1~2くらいで。 従来よりも更にのんびりペースになりそうですが、 生暖かくゆっくりとまたお付き合い頂ければ幸いです。
最後に。 おかげで何とかまだまだ頑張れそうです!深く深く、感謝。
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すたひろ 富士見書房 (2006/12/01)
おすすめ度の平均:   好きな作品。  娘萌えがこれからの商売  まずは二番煎じから
すたひろ 富士見書房 (2007/06/09)
おすすめ度の平均:   3巻が楽しみ。  あぁ、ここまで最低な父親だったんだ……  いい話になってきた
すたひろ 富士見書房 (2007/11)
おすすめ度の平均:   よし
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