Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


オピニオンに関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ

LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見
  • Twitter
  • Facebook
  • feedly
  • RSS
  • プッシュ通知を受け取るクリックしてプッシュ通知を有効にするクリックしてプッシュ通知を停止する
 >  >  > 

室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第11回ゲスト 松尾貴史(前編)

松尾貴史と室井佑月が本音で語る安倍政権の危険な本質!「安倍首相になってからメディアへの圧力が露骨に」

松尾貴史と室井佑月が本音で語る安倍政権の危険な本質!「安倍首相になってからメディアへの圧力が露骨に」の画像1
松尾貴史氏と室井佑月対談

「どんどん仲間がいなくなる」「右のやつらが羨ましい」……昨年1月の連載スタート時にそう嘆いていた室井佑月だが、それから1年半以上経ったいまも安倍政権下の言論状況に改善の気配はない。それどころか気がつけば、テレビには政権に迎合する芸能人や論客ばかりがますます増えている。
 そんななか今回、果敢にもこの連載「アベを倒したい!」に登場してくれたのが、タレントの松尾貴史氏だ。

 松尾は、政治的発言がタブーとされる日本の芸能界に身を置きながら、毎日新聞の連載コラムやSNSで、ときにストレートに、ときにユーモアを交えて、知的で鋭い政権批判を続けている貴重な存在だ。
 対談は、直情型の室井がぶつける疑問と怒りに、知的で冷静な松尾氏が問題の本質を解き明かすかたちで進んだ。安倍政権の最大の問題点とは? 安倍政権になってから明らかに増えた圧力や嫌がらせの正体とは? それでも松尾氏が政権批判を続ける理由とは?
(編集部)

***************

●安倍首相の悪口を言うと圧力や嫌がらせが…しかも安倍応援団は陰湿で粘着質

室井 20代の頃「anan」(マガジンハウス)で対談させていただいていただいたじゃないですか。もう20年以上も前です。その頃から落ち着いていて、達観しているというか、なんか大人っぽいんですよね。イヤミとかも、すっごく深いの(笑)。

松尾 そんなことないと思いますよ(苦笑)。昔から進歩も退化もせずにキープしているだけだと自分では思ってます。

室井 でも、松尾さんは政治的発言も昔から一貫してる。それは安倍政権になって、芸能界において政治的発言がタブーのようになっても変わっていないじゃないですか。でも、安倍政権の悪口言って大丈夫なの?

松尾 本来、時の政権批判、権力チェックは誰でも大丈夫なはずなのにね。ただ、安倍政権はマスコミに圧力をかけることをすごく一生懸命やってきた人たちなので。僕は無邪気に自分が思ったことを書いたり話したりしているだけ。たとえば麻生太郎さんの記事をリツイートするときに、「阿呆丸出し」って書いたりしたけど、それが本心だから。でも、あの人たちが一生懸命だから、僕はここ数年、情報番組などにあまり出ていないでしょう? 逆に連載コラムやSNSなどでは自由に発言しているし、精神衛生上はいいんですよ。まあ、これまでも「出してください!」と頼んでテレビに出してもらっていたわけではなく、「呼ばれたら行く」「呼ばれなかったら行かない」というスタンスでしたから。

室井 でも、安倍政権になってからマスコミに対する圧力や、マスコミの忖度も露骨になったと思いませんか。小泉さんのときもたまげたことはいっぱいあったけど、こんなに怖くなかったです。小泉さんの悪口いっぱい書いても……。

松尾 変な圧力とか嫌がらせは来なかったもんね。いまは本当に……。そういう意味では、道筋をつけた小泉純一郎さんも罪深いと思いますけどね。

室井 安倍さんの場合は、応援団もひどいでしょ。

松尾 しかもあの方たちの応援団は、陰湿で粘着質です。ただ、思うんです。安倍政権やその応援団の人たちが、絡んでくるってことは、「自分が言ったことが正しかったんだ」ということの証明だと。僕の言葉が「効いているんだな」「痛いところ突かれたんだな」ということの現象なので。逆に、「我が意を得たり」と思うんです。

室井 そういうところが大人。わたしは気が弱くなってきちゃって。自分のほうが間違いなのかと思ってしまうこともあるんです。だって、安倍政権になってからわたしがおっかないと思ったのが、メディアへの嫌がらせって他の政権もしていたけど、ある程度抑制が効いていたし、メディアもここまで萎縮していなかった。でも、安倍政権ってメディアへの介入にすっごく熱心だし、真剣。しかも、ピンポイントで名前をあげたりするじゃないですか。朝日新聞に敵愾心をむき出しにしたりして。

松尾 それで自分の気に入ったところにはえこひいきして、首相インタビューを喜んで引き受ける。そこが面白いですよね。含羞がないというかね、全体的に。欲望に忠実というか。思ったらストレートに欲望を表現することに抵抗感を感じない、脳内に関所が設けられてない方たち、みたいなね。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連記事

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

松尾貴史と室井佑月が本音で語る安倍政権の危険な本質!「安倍首相になってからメディアへの圧力が露骨に」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。アベを倒したい!ネトウヨ安倍政権室井佑月対談松尾貴史の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1香取慎吾隠し子報道はジャニーズのせい
2痴漢しても中島裕翔のドラマは放送開始
3日テレ青山和弘がセクハラで有働アナのパートナー降板
4葵つかさが「松潤とは終わった」と
5吉高由里子が元カレに言った一言
6女はなぜ岡田斗司夫に引っかかる
7総選挙1位の指原莉乃に元カレが…
8りえママ、娘にたけしとの不倫を強要!?
9田宮二郎自殺の真相を夫人が告白!
10浅田真央の父逮捕にマスコミ沈黙
11テラスハウスの出演者がセクハラ告白
12小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
13三笠宮家に夫妻、母娘の断絶が!
14上戸彩とHIRO離婚危機報道の裏!
15キンコメ高橋が法廷で母親の自殺を告白
16市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
17ビリギャル“ビリ”じゃなかった?
18『とと姉ちゃん』を「暮しの手帖」が批判
19キムタク「両親と絶縁」は静香の影響
20ワタナベエンタ大澤常務のセクハラはなぜ報じられないのか?

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄


@litera_webさんをフォロー

話題のキーワード

  1. 1メディア定点観測
  2. 2ブラ弁は見た!
  3. 3高市早苗
  4. 4アベを倒したい!
  5. 5ネット右翼の15年
  6. 6写真
  7. 7時田章弘
  8. 8麻生太郎
  9. 9国谷裕子
  10. 10ステマ
  11. 11膳場貴子
  12. 12葵つかさ
  13. 13左巻き書店
  14. 14インタビュー
  15. 15水井多賀子
  16. 16しんぶん赤旗
  17. 17時田章広
  18. 18横田 一
  19. 19やらせ
  20. 20レプロ
  21. 21伊勢崎馨
LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見
小説マンガビジネス書サブカル新書週刊誌女性誌……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
キーワード索引
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
0123456789

Copyright © Litera All Rights Reserved.


[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp