1. Million Dollar Homepage1ピクセルをたった1ドルで売るというバカバカしいアイデアでリッチになったのは、21歳のアレックス・テュー(Alex Tew)さん。この
イギリス人の大学生のアイデアはニュースにもなっていたので記憶に新しいですが、自分のサイトの表示画面を区分けしてオークションで売るという実に単純な方法。そんなので成功して億万長者になれると普通は思いませんよね。
2. SantaMailアラスカあたりの北極に近いところの住所を入手してサンタのふりをして子供に手紙を10ドル(約1200円)で送ってやるというもの。バイロン・リース(Byron Reese)さんはこのビジネスを2001年に始めてから、毎年20万通もの手紙を送っているそうです。それで1年で1億円になるというから子供の信じる気持ちは大きいのかもです。
3. Doggles犬のためのゴーグルを売る商売?そんなの売れるわけないだろと思ったのは私だけでもないようですが、こんなバカバカしいアイデアでどうしてリッチになれるのか全然わかりません。しかしこれがバカ売れ。想像を絶するというのはこのことを言うのですね。
4. LaserMonks修道士のマッコイ(McCoy)さんはプリンターのインクが切れて買いに行くと、あまりに値段の高いインクしかなくインクの補充を思いついたのだそうです。始めた頃は数人の修道士が数個のプラスチックの補充するだけだったのが、今では一日に200から300の注文があるそうです。2002年に2000ドル(24万円)だった売り上げが2005年には250万ドル(約3億円)にまで上がったそうです。日本でも
詰め替え用インクは売ってますが、詰め替え代行というのは聞かないですね。ほとんどの利益はチャリティや修道院の維持や管理に使われているそうです。アーメン。
5. AntennaBallsアンテナボールって何?と私も思いました。よく見ると車などについているアンテナの先っちょのことなのです。あれをデザインして売る人がいたのですね。ジェイソン・ウォール(Jason Wall)さんは1997年にアンテナの先を300万売っているというのをコマーシャルで見かけ、デザインするとカーアクセサリーとして売れるのではないかと考えたのが最初らしく、たった1年ですでに115万ドル(約1億3800万円)を売り上げたのが1999年。現在では500種類のアンテナボールを揃え年間400万個売り上げるというほど。何がビジネスになるかわかりませんね。
6. FitDeckこれも本当によくわかりませんが、エクササイズを図にしたカードをセットで18.95ドル(約2300円)で売り出すというアイデアで、海軍の特殊部隊シールにいたフィル・ブラック(Phil Black)さんは去年470万ドル(約5億6000万ドル)を売り上げています。これもどう考えても売れなさそうなのに・・・・
7. PositivesDating.ComHIVウィルス保持者とのデートはどうでしょう? ポール・グレーブ(Paul Graves)さんとブランドン・コウチリン(Brandon Koechlin)さんはHIV保持者とデートしたいという人も結構いるのではないかと考え、オンラインデートのサイトを立ち上げました。 2005年の売り上げは11万ドル(約1320万円)にのぼり、2年で会員は5万人になると見込んでいます。
8. Designer Diaper Bags3人の子供を持つ34歳のクリスティ・レイン(Christie Rein)さんはジップロック式のビニール袋におむつを入れて持ち運ぶことに嫌気がさして、なんとオムツ入れをデザイン。2004年の11月に夫のマーカス(Marcus)に手伝ってもらい、お尻拭きまで入るおしゃれなおむつ入れを完成させ、2005年には18万ドル(約2160万円)を売り上げました。現在22種類のおむつ入れがあり、オンラインや店で14.99ドル(約1800円)で売り出されています。
9. PickyDomains誰かにお金を払ってかっこいい名前のドメインを考えてもらう?!そんな人いるのか?って思うでしょうが、なんとそれがビジネスとしてやっていけているのですね。現在は名前を待っている人のほうが多く、今年には売り上げ100万ドル(1億2千万円)を超えると言われています。客は50ドルを払うと30日間名前リストが送られてくるそうで、気に入ったのがあるとそれを登録し、名前を考え付いた個人は25ドルを受け取れるそうで、残り25ドルがサービスとして利益になるそうです。気に入った名前がなければ全額払い戻してくれるそうです。
(2009/5/19)追記:売り上げ100万ドルと書きましたが、"six figures"(6桁)を100万と勘違いしていました。正しくは10万ドルの誤りです。訂正してお詫び申し上げます。
10. Lucky Wishbone Co.チキンや七面鳥など鳥には大半入ってますが、胸部のところにWishbone(ウィッシュボーン)と呼ばれるV字型の叉骨があります。欧米ではこの骨を二人で片方ずつ持ち、願いことをしながら引っ張り合います。骨片の大きな方を引っ張ったほうが願い事が叶うという意味で、他愛ない小さな遊びなのですが、鳥を食べるたびに迷信やおまじないのようにゲーム感覚でするというだけだったのが、このWishboneをプラスチックで作って売ろうって言うアイデアを考えついた人がいました。プラスチックなのに誰が儲かると思ったでしょうか。今ではこのプラスチック1日3万本を作るという成功ぶり。1本は小売価格で3ドルで発案者のKen Ashroniは2006年には100万ドル(約1億2000万円)の売り上げというから驚きです。くだらないアイデアは実は思うほどくだらなくないかもですね。
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