訴状などによると男性は今年1月、県内のペットショップ「デアゴ」で南米原産のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」(4万8900円)を注文。だが翌月届いた小包の中にはヘラクレスオオカブトの切断された頭だけが入っていた。またその2週間後に届いた小包には胴体とエサが、さらに2週間後の小包には6本の脚と飼育かごが入っていた。
男性は店に対し生きたカブトムシとの交換を要求したが、店側は「代金が3回の分割払いだったので、契約に従って3回に分けて発送した。後でくっつければちゃんと1体になる」として交換を拒否したため、男性側は提訴に踏み切った。
取材に対し店側は「毎週組み立てパーツが届く雑誌と同じで、支払われた値段と同じように3等分して届けた。一度に欲しかったのなら一括払いで支払ってほしかった。カブトムシをきれいに3つに切り分けるのは手間がかかる仕事だった」と話す。
第1回口頭弁論は28日に開かれる予定。
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