ソースネクストのウイルスセキュリティZEROを使っている人にとっては衝撃的な記事。内容は『日経パソコン』2006年11月13日号で行われたウイルス対策ソフトテストの話で、ウイルスセキュリティZEROの検出力がダントツで悪い、というもの。
以下ブログ記事より引用。
今回テストしたウイルス対策ソフトは5製品。使用したウイルス検体は、最近、複数の感染例が確認されたウイルスを中心に719種類。The WildList Organization Internationalという国際団体が所有するウイルス検体を使いました。
結果を見て、がく然……。5製品中3製品の検出率は100%、1製品は99.6%。しかし、残りの1製品であるソースネクストの「ウイルスセキュリティZERO」の検出率は。719種類のウイルス中、のです。これほどの差が付くとは、私も担当記者も想定の範囲外。予想をはるかに超えていました(詳細は『日経パソコン』2006年11月13日号をご覧ください)。

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機能強化しても決して「重く」しないのが良いところ2006/11/19パソコン・インターネット,ソフトウェア,セキュリティ|固定リンク
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そっか、KISだったんですか。キングソフトがんばってますね。
amazonですが、優待版は、何がどうだと優待されるのかという点がいまいちよくわかりません。
一年中無制限に優待って言っているんだったらだましみたいなものですし、なにか制約があると思うのですが、amazonの文章を見てもよくわからず。(別のを使ってるしここでは買わないけど、感想として言うだけ言っておきます。)
投稿:itochan | 2006/11/19 01:43
コメントありがとうございます。
優待版ですが、あれは他社の対策ソフトから乗り換える人向けに用意されているものです。今はウイルス対策ソフトを導入しておくのが常識になっていますので、そういった乗換需要を重視しているのだと思います。でも、乗換時に使用中の対策ソフトのライセンスを確認される事もまずないので、一年中無制限に優待というのも当ってますね。まあ古いソフトのライセンスキーをなくしていたりすると「乗り換えられないよ!」とクレームが入るからなんでしょうけれど。関係ないですが、そういえば「優待版って何?」とシニアの人によく質問されますね。やはり意味が分かりにくいからかな。
Amazonのアフリエイトは製品の写真がタダで使える利点があるので使っているのが本当のところだったりするので、そんなにアフリエイト経由で買ってもらえるものでもないと思ってます(もちろん儲かっている人はうらやましいですけどね(笑))。
あのテストを見る限り、キングソフトとウイルスセキュリティを狙い撃ちにするつもりがウイルスセキュリティが圧倒的に悪すぎてキングソフトの弱点が目立たなくなった、というのが本当のところでしょうね。個人的には三大御三家との比較だけでなく新興御三家(Kaspersky、F-Secure、NOD32)やその他のフリーソフトとも比較してほしい所でしたが、広告主の顔色をうかがわなければならない出版社としては難しいのでしょうが、そこまでのテスト結果が無いのは残念なところです。
投稿:Kazabana | 2006/11/19 11:35
コメント感謝。
道具解は知ってます。あっちの方が実際に近いだろうということも。
でも、「ここ試験にでますよ~」(WildList)と言った問題に81点じゃ、能力以前の、やる気に問題があると思っても仕方ないと思うんですよね。
99点なら少なくともやる気はあるから「がんばってる」。
投稿:itochan | 2006/11/19 12:08
「ここテストに出ますよ」というよりは「これ取れないと確実に赤点ですよ」が正しいかと(爆)赤点ギリギリと完全な赤点とでは雲泥の差があるわけで。
投稿:Kazabana | 2006/11/19 12:50
はじめまして。
弊社ブログ「ロイドの日記」を担当している者です。
とても参考になりトラックバックをさせていただきました。
私どもでもユーザによってはウイルスセキュリティZEROを販売しておりますが、信頼していいかどうか迷う製品ですねぇ。
投稿:ロイドの日記担当 | 2007/04/17 12:11
こんばんは。
http://blog.ptlabo.net/index.php?id=07050001
に書きましたが、ソースネクストは日経PC21(たぶん6月号)にて、次のように言っています。
(2006年10月の指摘に対し)
>2006年12月には「100%対応しております」
詳しくはその雑誌を確認してください。
投稿:itochan | 2007/06/16 01:10
>itochanさん
>>2006年12月には「100%対応しております」
>詳しくはその雑誌を確認してください。
正確には「昨年の末に、新しいエンジンを搭載した事で、ワイルドリストについては、100%検知できるようになりました。」ですね。あくまでワイルドリストの「検知」が100%になっただけで、「駆除」には対応していません。それゆえCheckmark Anti-Virus Level 1(Level 1は検知のみ対応)であって、Level 2(駆除に対応)とはなっていません。発言はそのことに触れられていませんが、おそらく意図的に触れないようにしているというのが本当のところではないでしょうか?
また、1月になってから行われた再テストにおいて、ワイルドリストは100%検知できたものの、テスト者が用意した独自サンプルの検出率では他社と差が見られるなど、実際の検出率にはまだ差があるのが実情のようです。
ウイルス対策ソフト乗り換え案内(番外編):日経パソコンオンライン
"【続報】「ウイルスセキュリティZERO」を再検証"
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070220/262575/
投稿:Kazabana | 2007/06/16 12:57
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