“ポストX” Bluesky、2日間でユーザー数が120万人増加 Xの仕様変更が影響か
“ポストX” Bluesky、2日間でユーザー数が120万人増加 Xの仕様変更が影響か

Bluesky

Xのように短文等を投稿できるSNS「Bluesky」が、日本時間10月19日に、直近2日間でユーザー数が120万人以上増加したと発表。総ユーザー数は1200万人を突破した。

背景には、イーロン・マスクさんがCTOをつとめるXが10月17日に発表したブロック機能の仕様変更があるとみられる。

この影響を受けて、Blueskyで新規アカウントを開設するユーザーが増えたと考えられる。

Twitter創業者によるSNS・Bluesky

BlueskyはTwitter(現X)の元共同創業者であるジャック・ドーシーさんが発起人となったSNS。2023年にサービスの提供を開始した。

当初、招待制で運用されていたが、2024年2月に誰でもアカウント開設可能になったことで、“ポストX”としてユーザー数は拡大しつつある。

基本的な機能はXと同様。ホーム画面のカスタマイズ機能や、有志の作成した検索条件をワンボタンで利用できるフィード機能などが搭載されている。

ブロック機能改変、生成AI学習──変更続くX

Xは2022年10月にイーロン・マスクさんが買収。

以降、名称やロゴマークの変更、広告収益配分プログラム導入による“インプレゾンビ”と呼ばれるbotの台頭など、急激な仕様変更が度々物議を醸してきた。

直近ではチャット(会話型)AIボット「Grok」に画像生成機能を搭載。ユーザーが投稿した画像が学習に利用されるなど、生成AIに関する規約変更も再び話題になった。

10月17日には、ブロック機能の仕様変更を発表。特定の相手と自分の投稿を相互に閲覧不可にできたブロック機能が、近日中にブロックした相手からの閲覧が可能になると発表されていた。

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