スタジオジブリ、公式Xが終了へ 謎の「カヘッ」投稿でも話題に
スタジオジブリ、公式Xが終了へ 謎の「カヘッ」投稿でも話題に

スタジオジブリ/画像は公式サイトから

スタジオジブリの公式Xアカウントが、11月3日(祝・金)0時に終了することを、同アカウントが予告した。

この発表にあたって、スタジオジブリの公式Xアカウントは、7月に公開された宮﨑駿監督の映画『君たちはどう生きるか』のために始動したアカウントであった旨を説明している。

「宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』の公開へむけて3年前に始まった本アカウント、沢山の方々に支えて頂き、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。映画は年末年始も続きます。カヘッ」と投稿している。

11/3 午前0:00 をもって、スタジオジブリの公式Twitterアカウントを終了します。
宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」の公開へむけて3年前に始まった本アカウント、沢山の方々に支えて頂き、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
映画は年末年始も続きます。
カヘッpic.twitter.com/rTL9ye7Htj

— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI)November 2, 2023

2020年に始動したスタジオジブリの公式X

スタジオジブリの公式Xは、アカウントのプロフィールによると2020年12月に開設。

初投稿は2021年1月1日。新年の挨拶を兼ねて、X(当時はTwitter)アカウントの始動を伝えるものだった。

明けましておめでとうございます。スタジオジブリの公式Twitterを始めます。作品情報や、スタジオのこぼれ話などをお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いします。https://t.co/0RLxighncbpic.twitter.com/zkd9ZeWpXu

— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI)December 31, 2020

アカウントの開設以降、映画『君たちはどう生きるか』に関する情報や、2022年11月にオープンしたジブリパークの情報を告知。

また、それらの告知の合間に、スタジオジブリに関わる日常風景を写した写真も投稿されていた。

そのため、ファンにとっては情報源であると同時に、スタジオジブリの何気ない日常をうかがい知ることができるアカウントになっている。

スタッフから夕陽の写真がたくさん🌅pic.twitter.com/xdsPQlQx6t

— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI)October 20, 2023

話題になった『君たちはどう生きるか』に関する謎の投稿

映画『君たちはどう生きるか』に関連して一時期注目されたのが、「カヘッ」という文言を使った謎の投稿だ。

映画の主題歌を担当した米津玄師さんの公式スタッフアカウントと、「カ」「ヘ」「ッ」の3文字のみでやり取りする様子が話題になった。例えば、米津玄師さんの公式スタッフアカウントによる以下の投稿。

「カカヘカッヘカヘカカッヘカカヘヘッカカヘッヘカヘカカッカカッヘカヘカカッカヘッカヘカヘヘッヘヘカヘッ」

カカヘカッヘカヘカカッヘカカヘヘッカカヘッヘカヘカカッカカッヘカヘカカッカヘッカヘカヘヘッヘヘカヘッpic.twitter.com/Gu7KuLHC22

— REISSUE RECORDS (@reissuerecords)July 17, 2023

一見まったく意味がわからない文字列だが、モールス信号に当てはめると、「ちきゆうぎきいてね」と解読できる(「ちきゆうぎ」は米津玄師さんによる主題歌「地球儀」を指す)。

そしてこの投稿に、スタジオジブリの公式アカウントは、「みやざきさんまいにちきいてるよ」と応答していた。

カカヘカヘッカヘヘッヘカヘカヘッカカッヘカヘカカッヘカヘカヘッカヘカヘカッヘカカヘッカヘッヘカヘカッカカヘカッヘカヘカカッカヘッカヘカヘヘッヘカヘヘカッヘヘッpic.twitter.com/Dc1Qh1Ifd2

— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI)July 17, 2023

他にもこのようなやり取りが行われていたため、一時期は双方のアカウントの動向に高い注目が集まっていた。
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ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。

愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。