5月16日にリリースされた『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』（以下『PUBG』）のモバイル版アプリが、配信から1日で150万ダウンロードを突破していることがわかった。

『PUBG』のモバイル版は、かねてから多くのゲームプレイヤーから待望されており、競合となる類似ゲームアプリ『荒野行動』に追従する形でのリリースとなっている。

リリース初日に起こった「ドン勝」祭り

『PUBG』は、韓国発のバトルロイヤルゲーム。無人島を舞台に、様々な武器やアイテムを見つけ、オンライン上で100人のプレイヤーと最後の1人になるまで戦い、「ドン勝」（最後まで生き残って1位になること）することを目的としたゲームだ。

これまで『PUBG』はPCでプレイされることが主だったが、今回は待望のスマートフォン版をリリース。すでにYouTuberやゲームストリーマーからも数多くの実況動画がアップされている。モバイル版は2018年3月以降、100ヶ国以上でダウンロード数ランキング1位を記録している。

100分の1の勝利を競うというゲームに性質上、「ドン勝」を勝ち取るのは困難を極める。しかしなぜかSNSでは初日からモバイル版『PUBG』の「ドン勝」報告が相次いだ。

しょっぱなからばちこりとドン勝したああああ＞＜ 天才！才能！わかる！#PUBGpic.twitter.com/YeivpF3kXr

— ニゲロオリゴ糖@ゴミカスエイム🌈 (@Jian92fs)2018年5月16日

しかしこれは、スマートフォン版のゲーム初期は敵がプレイヤーの操作ではなく、チュートリアルの役目として用意されたガバガバプレイのbotによるものだからだと後に判明。

bot相手にドン勝きめて「天才！才能！」と豪語する私です。pic.twitter.com/ebEds1nM0S

— ニゲロオリゴ糖@ゴミカスエイム🌈 (@Jian92fs)2018年5月16日

喜び勇んで「ドン勝自慢」を報告したプレイヤーたちを失意と羞恥の奈落へと叩きつけたことも大きな話題を呼んだ。

スマートフォンでゲームを楽しむことが当たり前になって久しいが、いわゆる「ソシャゲ」とは全く違ったハイスペックなゲームが昨今は次々とリリースされている。

すでに大きなムーヴメントになっている『PUBG』だが、この機会にプレイしたことがなかった人も遊んでみよう。