「ようこそ、運命の奴隷の皆サマ――」喫茶ライオン館のマスター代理を務める女子高生・獅子舞凛火は後輩・日辻直未との帰宅途中、突然、電車内で爆発に巻き込まれる。
直未をかばった凛火は、虚しくも命の終わりを迎えた。
だが、気付けば凛火の死はなかったかのように、いつもと変わらず喫茶店で直未たちと談笑をしていた。
数日後、凛火は夢の世界で女神・パルカと出会う。
一度迎えた死の運命は改変され、≪女神の選定≫と呼ばれる12人が12週間の間に脱落させ合うという儀式の参加者になっていたことが明らかとなった。
戸惑う凛火たっだが、選定の参加者の中に友人・未島海晴の姿を見つけ……?
必要なのは、現実世界で参加者の「氏名・死因・未練」の情報を集め、相手を「指名」することだった。
凛火自身の死の真相と未練。
彼女に命を捧げると宣言した海晴の動向。
自らが生き残るため、それぞれの手段をとる他の参加者たち。
凛火に訪れるのは、様々な想いとの直面。
そして、いくつもの生と死の果てに待つ凛火の決断とは――?
こんにちは、あいうえおカンパニー代表の飯田(あけお)です。
「FATAL TWELVE」のKICKSTARTERキャンペーンは、皆様のおかげで無事、目標金額に到達することができました。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
遅ればせながら、この場を借りてお礼を申し上げます。
振り返ってみると、キャンペーンの1か月間は長いようでとても短い期間でした。
キャンペーンの開始からおよそ1時間で目標額の半分近くに到達し、その後も約10日間で最初のゴールを達成しました。
最終的なキャンペーンの総額は$50,516、支援人数は1,089名、中国語・フランス語への翻訳決定というストレッチゴールまで到達いたしました。
念願のフルボイス化だけでなく、今までにない3ヶ国語への翻訳まで行えることになり、とても嬉しく思っています。
そして多くの皆様に期待していただいている一方で、その期待に応えられるものを制作しなければいけないな、と責任も感じています。
実はこのお礼を書いている時点で既にシナリオは最終段階で、間もなく音声収録のための台本化作業となっています。
これからは演出の指定やイラスト等の素材制作、そしてゲームとして組んでいく作業が本格的に進行していきます。
お届けまでいましばらくお待ちください。
最後に、個人的な感想を。
昨年の夏「FATAL TWELVE」を発表した時点でKICKSTARTERの実施はほぼ決まっていたのですが、時期やリターン内容、コストの確認、HPやPVの制作など想像以上に準備が多く、無事キャンペーンを開始できた時点でほっとしておりました。
結果を見ると想像以上に多くの方からご支援いただき、飛び上がりたいくらいに喜んでいます。
このお礼を書いている時点でそろそろシナリオ作業も完結しますが、ラストスパートが迫り胃の痛い限りです。
とはいえ、無事物語にFINと書くことができれば、イラストや音楽の制作、今回は更に収録も待っています!
初めて制作するあいうえおカンパニーのフルボイスゲーム。担当キャストの皆様がどんな演技をしてくださるのか楽しみで仕方がありません。
あらためまして、「FATAL TWELVE」KICKSTARTERキャンペーンにてご支援いただいた皆様、ありがとうございました。
そして「FATAL TWELEVE」に興味を持っていただいた皆様も、ありがとうございました。体験版を公開していますので、この機会にプレイしてみてください。
ぜひ、今後の情報にご期待ください!
以上をもって、KICKSTARTERキャンペーン終了およびお礼のご挨拶とさせていただきます。
今後とも「あいうえおカンパニー」をよろしくお願いいたします。
あいうえおカンパニー代表 飯田泰貴