開発とは、「開きおこすこと」を表す言葉である。
読み
読みについては、日常的には「かいはつ」が頻繁に使われる。
「かいほつ」とも読むが、これは昔の文章・歴史用語や固有名詞などに見られる。例えば平安時代~鎌倉時代の荘園公領制における「開発領主」は「かいはつりょうしゅ」のほか「かいほつりょうしゅ」とも読む。
普通名詞
- 土地を新しく切り開いて、人間の生活に役立つようにすること。「未開発地」「再開発」など。
- 新しいものを構想しながらつくり出して、実用化すること。「新製品の開発」「研究開発費」など。
- 転じて、デベロッパー(ディベロッパー)のこと。
- ある特定の人が持っている能力などを引き出し伸ばすこと。「能力開発」など。
- 天然資源を活用して産業を興すこと。「資源開発」など。
- 仏教用語。悟ること、または他人を悟りに至らせることなどを指す。この場合の読みは「かいほつ」。
- 性的な隠語。→詳しくはこちら
固有名詞
人名
苗字の開発(うち旧字体の「開發」も含む)は、全国におよそ1700人分布している。北陸地方(主に富山県)や兵庫県播磨地方、北海道石狩地方などで見られる。由来は後述する地名などが挙げられている。
地名
北陸地方を中心に見られる地名。「かいはつ」「かいほつ」の両方が見られ、「かいほつ」は富山県・福井県に多い。
「かいはつ」読み
小字
「かいほつ」読み
その他
関連項目
内部・外部リンク
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