把握とは、「理解する」「つかむ/にぎりしめる」という意味である。
概要
理解した際の使われ方としては、状況や場についてなどを理解した際などに使われる。(例: 状況を把握する、情勢を把握する…)
類語である、「掌握」は「自分の思い通りにする」というニアンスを含むため、状況に応じては誤用になる。また、把握は理解という意味を含むが、理解より把握は理解度がより高い語句になる。
なお「把握しました」は正しい敬語でないため、「承知しました。」などを使った方がいいだろう。
ニコニコ動画内では「タグ把握」など定型句となっているものもある。
重要性
把握の重要性は戦争からビジネス、健康、戦略ゲームまで様々。
状況を把握せずに戦えば相手より優位に立つどころか無駄死に、骨折り損のくたびれ儲けの大損になったり、手の上で踊らされる、位置や手の内を暴露する、全く見当違いの場所に無駄金や貴重な兵器を投資する羽目になるかもしれない。
- 偵察やスパイ、目視や音響といった情報によって現状・敵情を的確に把握する。
- 情報把握には多額のコスト、専用の計測・監視装置や専門家が必要な場合もある。
- 把握だけでなく、把握後の判断・行動(待機・撤退や前進・迂回など)も重要である。
- 相手だけでなく自軍や自分自身の健康や癖、特性、長短、装備、位置などの把握も必要である。
- 技術・技能など、多くの知識・経験がなければ把握・実行できないものもある。
- 情報の細部まで把握することで活用の幅をさらに広げることができる。
- 比較・判断・評価・費用対効果の考察などに用いられる場合も多い。
- サバイバル、迷子、特殊作戦等においては現在位置の把握すら自らの生死にかかわる。
→ 情報 の項目も参照。
例として、位置や方向などはGPS、方位磁針などによって把握は可能だし、相手の正確な位置や装備が分かれば、戦いは避けられなくとも周囲の物品を手に取り武器にするなど先手を打てる可能性はある。(護身術など)
関連動画
関連項目
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